米国のクリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)のノミネートと受賞作です。 映画部門の歴代の一覧。
▼▼ 受賞結果の一覧へ ▼▼クリティックス・チョイスは、アカデミー賞(オスカー)の重要な前哨戦の一つとして注目されています。 評論家の賞のわりに大衆寄りで、マニアックな結果にならないのが特徴。 ベテラン批評家だけでなく、一部の若い映画系ユーチューバーも投票権を持っています。 (アワードウォッチ/有宗良治)
Tweet【主要8部門】作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、 脚本賞、脚色賞 【ジャンル別部門】アニメ賞、外国語映画賞、コメディ賞 【技術部門】 歌曲賞、作曲賞、撮影賞、視覚効果賞、衣装デザイン賞 、編集賞、美術賞、メイク&ヘア賞
作品賞は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が受賞しました。監督賞、助演男優賞、脚本賞、編集賞も獲得し、計5冠に輝きました。「フェイブルマンズ」「トップガン」などのライバルを突き放し、圧勝となりました。インド映画「RRR」が作品賞、監督賞、外国語映画賞、歌曲賞、視覚効果賞の5ノミネートにノミネートされました。 このうち、外国語映画賞と歌曲賞を受賞しました。
部門 | 受賞 | ノミネート |
---|---|---|
作品賞 |
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
![]() (日本公開:2023年3月3日) ※ダントツの独創性が大絶賛されたSFドラマ。新進気鋭の監督コンビ、ダニエルズの大出世作となった。 【他の主な受賞歴】 ・ロサンゼルス批評家賞 作品賞(タールと同点) ・アトランタ批評家賞 作品賞 ・ワシントン批評家賞 作品賞 ・ゴッサム賞 作品賞 作品説明→ |
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監督賞 |
ダニエルズ(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 ![]() 【他の主な受賞歴】 ・アトランタ批評家賞 監督賞 ・ワシントン批評家賞 監督賞 |
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主演男優賞 |
ブレンダン・フレイザー
「The Whale(ホエール)」 ![]() ※世界が熱狂したカムバック劇 |
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主演女優賞 |
ケイト・ブランシェット
「TÁR(ター)」 ![]() ※過去に7度オスカーにノミネートされ2度受賞。今回の演技もキャリアベスト級と称賛されている 【他の主な受賞歴】 ・ベネチア映画祭 女優賞 ・ニューヨーク批評家賞 ・ロサンゼルス批評家賞 ・アトランタ批評家賞 ・ワシントン批評家賞 |
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助演男優賞 |
キー・ホイ・クァン
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 ![]() ※「グーニーズ」で世界的に有名になったアジア系子役が、裏方から表舞台に戻ってきた。コミカルな演技と鋭いアクションで作品の大成功に貢献した。 【他の主な受賞歴】 ・ゴッサム賞 助演賞 ・ニューヨーク批評家賞 ・ロサンゼルス批評家賞 ・ボストン批評家賞 ・アトランタ批評家賞 ・ワシントン批評家賞 |
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助演女優賞 |
アンジェラ・バセット
「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」 ![]() |
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脚本賞 |
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
脚本:ダニエルズ ![]() 【他の主な受賞歴】 ・ワシントン批評家賞 |
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脚色賞 |
「ウーマン・トーキング 私たちの選択」
脚本:サラ・ポーリー ![]() |
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アニメ賞 |
「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」
![]() 【他の主な受賞歴】 ・アトランタ批評家賞 【Netflix】 【配信:ネトフリ】 |
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外国語映画賞 |
「RRR(アール・アール・アール)」
![]() (インド映画) (日本公開:2022年10月21日) ※ハリウッドも驚愕の最高級エンタメ大作。 |
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コメディ賞 |
「ナイブズ・アウト:グラスオニオン」
![]() |
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歌曲賞 |
「RRR」
歌手:ラーフル・シプリガンジ&カーラ・バイラヴァ 曲名:ナートゥ・ナートゥ |
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作曲賞 | 「TÁR(ター)」 |
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撮影賞 |
「トップガン マーヴェリック」
![]() 撮影監督:クラウディオ・ミランダ ※「ベンジャミン・バトン」でオスカーの撮影賞ノミネート歴 【他の主な受賞歴】 ・ワシントン批評家賞 |
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視覚効果賞 |
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」
![]() |
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衣装デザイン賞 |
「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」
![]() |
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編集賞 |
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
![]() |
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美術賞 |
「バビロン」
![]() 美術監督:フローレンシア・マーティン 【他の主な受賞歴】 ・フロリダ批評家賞 |
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メイク&ヘア賞 |
「エルヴィス」
![]() ▲ 一覧の先頭へ |
データ提供:株オンライン
部門 | 受賞者(作品) | ノミネート |
---|---|---|
作品賞 |
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
(日本公開:2021年12月1日からNetflix配信) 予告編→ Netflix→ |
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外国語映画賞 |
「ドライブ・マイ・カー」
【日本】 予告編→ |
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監督賞 |
ジェーン・カンピオン
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」 予告編→ 作品一覧(wiki)→ |
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主演男優賞 |
ウィル・スミス
「ドリームプラン」 予告編→ 作品一覧(wiki)→ |
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主演女優賞 |
ジェシカ・チャステイン
「タミー・フェイの瞳」 予告編(英語)→ 作品一覧(wiki)→ |
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助演男優賞 |
トロイ・コッツァー
「コーダ あいのうた」 予告編→ 作品一覧(英語wiki)→ |
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助演女優賞 |
アリアナ・デボーズ
「ウエスト・サイド・ストーリー」 予告編(デボーズ用)→ 作品一覧(英語wiki)→ |
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アニメ映画賞 |
「ミッチェル家とマシンの反乱」
(公開:2021年4月23日からNetflix配信) 予告編→ Netflix→ |
部門 | 受賞者(作品) | ノミネート |
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作品賞 |
「ノマドランド」 (公開:2021年3月26日) 予告編→ |
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監督賞 |
クロエ・ジャオ
「ノマドランド」 |
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主演男優賞 |
チャドウィック・ボーズマン
「マ・レイニーのブラックボトム」 |
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主演女優賞 |
キャリー・マリガン
「プロミシング・ヤング・ウーマン」 |
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助演男優賞 |
ダニエル・カルーヤ
「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」 |
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助演女優賞 |
マリア・バカロワ
「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」 |
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コメディ映画賞 |
「パーム・スプリングス」 (公開:2021年4月9日) 予告編→ |
2020年の作品賞は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が受賞しました。 監督賞は韓国映画「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督と、「1917 命をかけた伝令」のサム・メンデス監督が同点による2人受賞となりました。
部門 | 受賞者(作品) | ノミネート |
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作品賞 |
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 (公開:2019年8月) 予告編→ 字幕版(Amazon)→ 吹替版(Amazon)→ 解説→ |
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監督賞 |
<同点で2人受賞>
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主演男優賞 |
ホアキン・フェニックス
「ジョーカー」 作品一覧→ ![]() |
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主演女優賞 |
レネー・ゼルウィガー
「ジュディ 虹の彼方に」 作品一覧→ ![]() |
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助演男優賞 |
ブラッド・ピット
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 作品一覧→ ![]() |
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助演女優賞 |
ローラ・ダーン
「マリッジ・ストーリー」 作品一覧→ ![]() |
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コメディ映画賞 |
「ルディ・レイ・ムーア」 (公開:2019年11月) 予告編→ |
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アンサンブル・キャスト賞 | 「アイリッシュマン」 |
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長編アニメ賞 |
「トイ・ストーリー4」
字幕版(Amazon)→ 吹替版(Amazon)→ |