アカデミー賞(オスカー)の助演男優賞の一覧です。 歴代の受賞者とノミネートの全リスト。
年 | 受賞者 | 詳細 |
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2023 |
キー・ホイ・クァン
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 |
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2022 |
トロイ・コッツァー
「コーダ あいのうた」 |
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2021 |
ダニエル・カルーヤ
「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」 |
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2020 |
ブラッド・ピット
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 |
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2019 |
マハーシャラ・アリ
「グリーンブック」 |
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2018 |
サム・ロックウェル
「スリー・ビルボード」 |
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2017 |
マハーシャラ・アリ
「ムーンライト」 |
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2016 |
マーク・ライランス
「ブリッジ・オブ・スパイ」 |
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2015 |
J・K・シモンズ
「セッション」 |
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2014 |
ジャレッド・レト
「ダラス・バイヤーズクラブ」 |
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2013 |
クリストフ・ヴァルツ
「ジャンゴ 繋がれざる者」 |
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2012 |
クリストファー・プラマー
「人生はビギナーズ」 |
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2011 |
クリスチャン・ベール
「ザ・ファイター」 |
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2010 |
クリストフ・ヴァルツ
「イングロリアス・バスターズ」 |
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2009 |
ヒース・レジャー
「ダークナイト」 |
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2008 |
ハビエル・バルデム
「ノーカントリー」 |
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2007 |
アラン・アーキン
「リトル・ミス・サンシャイン」 |
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2006 |
ジョージ・クルーニー
「シリアナ」 |
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2005 |
モーガン・フリーマン
「ミリオン・ダラー・ベイビー」 |
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2004 |
ティム・ロビンス
「ミスティック・リバー」 |
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2003 |
クリス・クーパー
「アダプテーション」 |
候補▼ |
2002 |
ジム・ブロードベント
「アイリス」 |
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2001 |
ベニチオ・デル・トロ
「トラフィック」 |
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2000 |
マイケル・ケイン
「サイダーハウス・ルール」 |
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1999 |
ジェームズ・コバーン
「アフリクション/白い刻印」 |
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1998 |
ロビン・ウィリアム
「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」 |
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1997 |
キューバ・グッディング・Jr
「ザ・エージェント」 |
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1996 |
ケヴィン・スペンシー
「ユージュアル・サスペクツ」 |
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1995 |
マーティン・ランドー
「エド・ウッド」 |
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1994 |
トミー・リー・ジョーンズ
「逃亡者」 |
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1993 |
ジーン・ハックマン
「許されざる者」 |
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1992 |
ジャック・パランス
「シティ・スリッカーズ」 |
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1991 |
ジョー・ペシ
「グッドフェローズ」 |
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1990 |
デンゼル・ワシントン
「グローリー」 |
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1989 |
ケヴィン・クライン
「ワンダとダイヤと優しい奴ら」 |
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1988 |
ショーン・コネリー
「アンタッチャブル」 |
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1987 |
マイケル・ケイン
「ハンナとその姉妹」 |
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1986 |
ドン・アメチー
「コクーン」 |
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1985 |
ハイン・S・ニュール
「キリング・フィールド」 |
候補▼ |
1984 |
ジャック・ニコルソン
「愛と追憶の日々」 |
候補▼ |
1983 |
ルイス・ゴセット・Jr
「愛と青春の旅たち」 |
候補▼ |
1982 |
ジョン・ギールグッド
「ミスター・アーサー」 |
候補▼ |
1981 |
ティモシー・ハットン
「普通の人々」 |
候補▼ |
1980 |
メルヴィン・ダグラス
「チャンス」 |
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1979 |
クリストファー・ウォーケン
「ディア・ハンター」 |
候補▼ |
1978 |
ジェイスン・ロバーズ
「ジュリア」 |
候補▼ |
1977 |
ジェイスン・ロバーズ
「大統領の陰謀」 |
候補▼ |
1976 |
ジョージ・バーンズ
「ニール・サイモンのサンシャイン・ボーイズ」 |
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1975 |
ロバート・デ・ニーロ
「ゴッドファーザーPART2」 |
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1974 |
ジョン・ハウスマン
「ペーパー・チェイス」 |
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1973 |
ジョエル・グレイ
「キャバレー」 |
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1972 |
ベン・ジョンスン
「ラスト・ショー」 |
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1971 |
ジョン・ミルズ
「ライアンの娘」 |
候補▼ |
1970 |
ギグ・ヤング
「ひとりぼっちの青春」 |
候補▼ |
1960年代以前 | 一覧▼ |
史上最高の名脇役と言われるウォルター・ブレナンが過去に3度受賞し、 最多記録を保持しています。 日本人では、2004年の渡辺謙(ラストサムライ)ら3名が過去にノミネートされました。 (オスカー・ウォッチ編集部)
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(2020年代 | 2010年代↓)
助演男優賞 | ||
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年 | 受賞 | ノミネート |
2023 |
キー・ホイ・クァン
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 ![]() 「グーニーズ」「インディ・ジョーンズ2~魔宮の伝説」で世界的に有名になったアジア系子役が、20年ぶりに俳優業に復帰。ハリウッドに旋風を巻き起こした。 人情味とクールさのギャップ気弱で頼りない中年男性から、地球を救う戦士、ダンディー伊達男などへと変貌する役柄。 コミカルな立ち振る舞い、キレのある格闘技アクション、心を打つ愛情表現により、観客の心をつかんだ。ベトナム移民ベトナム生まれの51歳。名前の正確な発音はキー・フイ・クァン。子役時代の芸名なジョナサン・キー。中華系。4歳だった1975年、混乱期のベトナムからボートで逃れ、香港の難民キャンプに1年滞在。米国へ移住した。 配役がなく裏方に10代前半でハリウッドスターに。しかし、アジア系向けの配役が少なかったこともあり、俳優の仕事に恵まれず、小さなオーディションにも落ちまくったという。続き▼技術を磨き続けるそれでも映画への情熱を捨てきれず、大学で映画学を専攻し、卒業後は裏方の仕事に従事した。カンフーなどの技術も磨き、スタント指導者や撮影現場の通訳、助監督として食いつないだ。 そんな元スターに、若き監督が目をつけ、うってつけの役をオファーした。愛されキャラ前哨戦で独走。一連の授賞式での感動的なスピーチは、世界の映画ファンを泣かせた。飾らずに喜怒哀楽を表わす「愛されキャラ」ぶりにも注目が集まり、本年度賞レースの好感度ナンバー1に。【前哨戦での受賞】 ・SAGアワード ・クリティック・チョイス賞 ・NY批評家賞 その他▼・ゴールデングローブ賞・ロサンゼルス批評家賞 ・全米映画批評家協会賞(NSFC) ・ボストン批評家賞 ・アトランタ批評家賞 ・ワシントン批評家賞 ・シカゴ批評家賞 ・フロリダ批評家賞 ・ネバダ批評家賞 ・ヒューストン批評家賞 ・ハリウッド批評家賞 ・ゴッサム賞 <受賞スピーチ▼> <受賞後の会見▼> 動画集を開く▼<格闘シーン▼><子役時代▼> <ゴールデングローブ賞の受賞スピーチ▼> |
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2022 |
トロイ・コッツァー
「コーダ あいのうた」 ![]() ろう者の俳優としては2人目のオスカー受賞。1人目は本作で共演した女優マーリー・マトリンだった。男優としては初。 情熱的でやや破天荒なろう者の父親役をコミカルに演じた。 作品の中で最も笑わせ、泣かせる存在。 手話が分からない人にも喜怒哀楽をしっかりと豊かに伝える迫真の演技が、多数の観客の心をつかんだ。 今回の「コーダ旋風」の最大の立役者。助演賞争いの前哨戦の中盤までは「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のコディ・スミット・マクフィーの独走を許していたが、終盤のSAGアワード(全米俳優組合賞)で大勝利。 このときの手話によるエネルギッシュで濃密なスピーチが反響を呼び、さらに支持が広がった。その猛烈な勢いが、作品賞レースにも飛び火した。 53歳。生活費に苦慮しながらも、俳優業をやめなかった努力の人。 【説明→】 【作品紹介→】 予告編(トロイ・コッツァー版)→ 作品一覧(wiki)→ <受賞スピーチ▼> |
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2021 |
ダニエル・カルーヤ
「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」 ![]() 「ゲット・アウト」(2018年)での主演男優賞ノミネート以来2度目の候補入りにして初のオスカー獲得となった。 黒人運動の指導者フレッド・ハンプトンを演じた。 スピーチ場面などでの言葉の説得力や、本人が乗り移ったかのようなカリスマ性は圧巻。 静かなシーンでもしっかりと魅せ、表現力の幅広さを証明した。 他のキャストとともに、 演技で魅了する秀作を実現。 なぜか「主演」のスタンフィールドまで、一緒に「助演」賞に一緒にノミネートされるというオマケもついた。 作品一覧→ ![]() 動画(スピーチのシーン)→ レビュー動画(シネコト)→ <受賞スピーチ▼> |
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2020 |
ブラッド・ピット
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 作品一覧→ ![]() 受賞スピーチ→ 本編映像→ ブラッド・ピットは「それでも夜は明ける」のプロデューサーの一人として受賞したことはありますが、 俳優としては初受賞。 過去に「12モンキーズ(助演)」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生(主演)」「マネーボール(主演)」でもノミネートされました。 |
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助演男優賞 | ||
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年 | 受賞 | ノミネート |
2019 | マハーシャラ・アリ 「グリーンブック」 受賞スピーチ→ |
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2018 | サム・ロックウェル 「スリー・ビルボード」 受賞スピーチ→ |
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2017 | マハーシャラ・アリ 「ムーンライト」 作品一覧→ ![]() 受賞スピーチ→ |
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2016 | マーク・ライランス 「ブリッジ・オブ・スパイ」 作品一覧→ ![]() 受賞スピーチ→ |
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2015 | J・K・シモンズ 「セッション」 作品一覧→ ![]() 受賞スピーチ→ |
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2014 | ジャレッド・レト 「ダラス・バイヤーズクラブ」 作品一覧→ ![]() 受賞スピーチ→ |
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2013 | クリストフ・ヴァルツ 「ジャンゴ 繋がれざる者」 作品一覧→ ![]() 受賞スピーチ→ |
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2012 | クリストファー・プラマー 「人生はビギナーズ」 俳優部門で史上最高齢の82歳で初オスカーとなった。 「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐役で知られる。 受賞スピーチでは、「私より2歳年上なだけなのに、今までどこにいたんだい」とオスカー像に話しかけ、「生まれた時、既にスピーチの練習をしていたが、あまりにも昔のことで忘れてしまったよ」と笑わせた。 作品一覧→ ![]() 受賞スピーチ→ |
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2011 | クリスチャン・ベール 「ザ・ファイター」 作品一覧→ ![]() 受賞スピーチ→ |
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2010 | クリストフ・ヴァルツ 「イングロリアス・バスターズ」 作品一覧→ ![]() 受賞スピーチ→ |
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