歴代の受賞者

2020年代の主演女優賞

 | 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 

2020年代 | 2010年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
2024 エマ・ストーン
「哀れなるものたち」

エマ・ストーン

2回目の受賞。「ラ・ラ・ランド」での受賞から7年ぶり。

特異キャラをぶっとび体現

科学実験で死から蘇った女性を演じた。体は大人なのに脳は乳児という特異なキャラクターを、ぶっ飛び演技で愉快に表現。そこから急ピッチで成長していく「変革」のプロセスを存分に見せた。

共同プロデューサー

共同プロデューサーとして企画の初期段階から参加し、「女王陛下のお気に入り」で組んだヨルゴス・ランティモス監督と二人三脚で主人公像を創造していったという。

15歳でLA移住

1988年11月、米南部アリゾナ州生まれ。11歳から演技を学び、家族の応援で母と一緒に15歳からロサンゼルスに移ってテレビ出演を始めた。

「Easy A」で高評価

2007年の「スーパーバッド 童貞ウォーズ」で映画デビュー。青春コメディの傑作として絶賛された「Easy A」(2010年)で演技力とハリウッドスターらしい華を備えたスターとして高い評価を受け、初めて賞レースにも絡んだ。2012年の「アメイジング・スパイダーマン」でヒロイン役に。

4度目のノミネート

2015年に「バードマン」でオスカー初ノミネート(助演)。2017年に「ラ・ラ・ランド」で初のオスカー(主演)を獲得した。2019年にも「女王陛下のお気に入り」でノミネート(助演)された。今回で4度目のノミネートだった。

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【前哨戦での受賞】
・クリティクス・チョイス賞
・英国アカデミー賞
・ゴールデングローブ賞(コメディ部門)
・ミシガン批評家賞
・シカゴ批評家賞
・ロサンゼルス批評家賞
・フィラデルフィア批評家賞
・フェニックス批評家賞

<受賞スピーチ▼>

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<ゴールデングローブ賞の受賞スピーチ▼>


<ルイ・ヴィトンの宣伝動画▼>


<自宅で78個の質問にこたえる▼>

  • リリー・グラッドストーン
    「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
    リリー・グラッドストーン
    先住民系米国人として初の俳優部門ノミネートとなった。

    愛情と疑念

    先住民虐殺事件を描いた本作で、白人の男(レオナルド・ディカプリオ)と結婚する金持ちの女性を演じた。 病に冒されていくなかで見せる夫への愛情と疑念。微妙な葛藤の表現が称賛された。 ディカプリオやロバート・デ・ニーロら超豪華キャストの中で特別の輝きを放った。

    イウォーク族に触発される

    米モンタナ州ブラウニングのインディアン居留地で育った。父親は先住民系(ブラックフィート族とネズ・パース族)、母親は白人。 5歳のときに映画「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」で見たイウォーク族に触発され、俳優を志望するようになった。

    メジャー映画は初出演

    大学で演劇を学んだ後、独立系の小規模映画の脇役としてキャリアを積み、 2016年の「ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択」で批評家系の賞レースに絡んだ。 本作はメジャー映画での初出演だった。

    SAGで勢い

    当初は「助演」での最有力候補になると見られたが、「主演」で賞レースに参戦した。 主役にしては登場時間が短いが、存在感は圧巻。 前哨戦では歴史的な重みを感じさせるスピーチで喝采を浴びた。 賞レース終盤のSAGアワード受賞で勢いづいた。
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    【前哨戦での受賞】
    ・SAGアワード(俳優組合賞)
    ・ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)
    ・米国映画評議会議賞(NBR)
    ・ニューヨーク批評家賞
    ・ボストン批評家賞
    ・ワシントン批評家賞
    ・アトランタ批評家賞
    ・サンディエゴ批評家賞
    ・セントルイス批評家賞
    動画集を開く▼ <登場シーン▼>


    <ゴールデングローブ賞の受賞スピーチ▼>


    <インディワイヤー賞の受賞スピーチ▼>



  • ザンドラ・フーラ
    「落下の解剖学」
    ザンドラ・フーラ
    ドイツの女優。殺人罪に問われる小説家を演じた。長回しで撮影された夫との口論シーンなどが絶賛された。本作と同じく作品賞のノミネートされた「関心領域」でも名演を見せ、大活躍の年となった。1978年生まれ。2006年「レクイエム~ミカエラの肖像」でベルリン国際映画祭の女優賞を獲得。
    作品説明へ
    【前哨戦での受賞】
    ・全米映画批評家協会賞(NSFC)
    ・ロサンゼルス批評家賞
    ・バンクーバー批評家賞
    ・ヨーロッパ映画賞(欧州アカデミー賞)
    動画集を開く▼ <登場シーン▼>


    <ヨーロッパ映画賞の受賞スピーチ▼>


    <ドイツ国営放送▼>



  • キャリー・マリガン
    「マエストロ:その音楽と愛と」
    キャリー・マリガン


  • アネット・ベニング
    「ナイアド~その決意は海を越える」
    アネット・ベニング
    5回目のノミネート。64歳という高齢にもかかわらず、キューバから米フロリダまで泳いだ実在の女性を演じた。
    【配信:ネトフリ
2023 ミシェル・ヨー

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

ミシェル・ヨー

アジア人として史上初の主演女優賞の受賞となった。非白人としては、2002年のハリ・ベリーに続いて史上2人目。

総決算の多面キャラ

異色のインディーSFを大成功へと導いた立役者。
幾多もの異次元宇宙を転々とし、それぞれの世界での「別の自分」を表現した。庶民からセレブ女優、カンフー格闘家、料理人まで、その多面的なキャラ変容は、まさに長いキャリアの総決算。娘や夫への感情表現や、未知なる世界との遭遇で見せる戸惑いと覚醒反応も、本作の魅力を格段に高めた。

香港アクション界からハリウッドへ

1962年マレーシア生まれ。中華系。 1980年代から香港のアクション映画界で大活躍。「ポリス・ストーリー3」でジャッキー・チェンとの見事な格闘コンビを見せ、世界から注目を集めた。

1997年の「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」でボンドガール役を務め、ハリウッドに進出。

「グリーン・デスティニー」で英国アカデミー賞候補に

台湾・米国などの合作「グリーン・デスティニー」(2001年オスカー作品賞候補)の大成功によって、アジア系を代表する名女優として認知され、英国アカデミー賞にもノミネートされた。

近年は、大ヒットコメディ「クレイジー・リッチ」(2018年)やマーベル映画を通じて若い世代にもお馴染み。

現場のリーダー役

本作では、破天荒な脚本のポテンシャルにいち早く気づき、エグゼクティブ・プロデューサーの一人に名をつらねた。
続き▼ 撮影現場では、アジアとハリウッドの映画界での豊富な経験を活かして若い監督に有益な助言を与えるなど、チームを引っ張ったという。

候補入りは2人目

アジア系の主演女優賞ノミネートは、1936年のマール・オベロンに続き史上2人目だった。
本選では当初、ケイト・ブランシェットのほうが有利と予想されていたが、「エブエブ」ブームの白熱化とともに支持が拡大。 前哨戦の天王山となるSAGアワードを制し、その勢いに乗って大一番をものにした。

【前哨戦での受賞】
・SAGアワード(俳優組合賞)
・米国映画評議会議(NBR)
その他▼ ・ゴールデングローブ賞(コメディ部門)
・ボストン批評家賞
・ネバダ批評家賞
・ハリウッド批評家賞

<受賞スピーチ▼>


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<SAGの受賞スピーチ▼>

  • ケイト・ブランシェット
    「TAR(ター)」
    ケイト・ブランシェット
    ※過去に7度オスカーにノミネートされ2度受賞。今回の演技はキャリアベスト級と称賛されている。レズビアンの天才指揮者を演じた。
    【前哨戦での受賞】
    ・クリティック・チョイス賞
    ・英国アカデミー賞
    ・ベネチア映画祭 女優賞
    ・ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)
    ・全米映画批評家協会賞(NSFC)
    ・ニューヨーク批評家賞
    ・ロサンゼルス批評家賞
    ・アトランタ批評家賞
    ・ワシントン批評家賞
    ・シカゴ批評家賞
    ・フロリダ批評家賞
    ・ヒューストン批評家賞


  • ミシェル・ウィリアムズ
    「フェイブルマンズ」
    ミシェル・ウィリアムズ
    ※5度目のノミネート。スピルバーグ監督をモデルにした主人公の母親役を演じた。「助演」かと思われたが、「主演」枠で賞レースに参戦した。


  • アナ・デ・アルマス
    「ブロンド」
    アナ・デ・アルマス
    ※マリリン・モンローを題材にしたNetflix映画。作品自体は酷評されたが、演技は称賛された。キューバ出身。「ナイブズ・アウト1」で称賛され、007のボンドガールに。


  • アンドレア・ライズボロー
    「トゥ・レスリー(To Leslie)」
    アンドレア・ライズボロー
    ※アルコール中毒の母親を演じた。映画自体はほぼ無名だったが、作品を見た俳優仲間たちが自発的な口コミキャンペーンを展開。今年度のオスカーで全部門を通じて最もサプライズな候補入りとなった。イギリス人。41歳。「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の脇役などで知られる。
2022 ジェシカ・チャステイン

「タミー・フェイの瞳」

 ジェシカ・チャステイン

3度目のノミネートにして初のオスカー獲得。過去に「ヘルプ」(2011年)で助演に、「ゼロ・ダーク・サーティ」(2012年)で主演女優賞にノミネートされた。

テレビで派手な布教活動を展開した実在の著名伝道師タミー・フェイを演じた。自らプロデューサーも務めた。

自分らしさをすっかり消し去り、別人に成りきる演技。 容姿、声、しぐさ、雰囲気、歌いぶり、ミネソタ訛りのしゃべり方に至るまで、米国民によく知られる個性的な人物像を見事に再現させた。

配給会社サーチライトの巧みな宣伝活動と、自らのキャンペーン活動が功を奏し、前哨戦で競り合ったニコール・キッドマンら他候補を抑えた。

44歳。父親は消防士。

説明→

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2021 フランシス・マクドーマンド

「ノマドランド」

フランシス・マクドーマンド

1997年「ファーゴ」、2018年「スリー・ビルホード」に続いて、3度目の受賞。 メリル・ストリープ、イングリッド・バーグマンら映画史に残る大御所たちに並んだ。 「主演」部門だけでの3度受賞となると、 4回のキャサリン・ヘプバーンと、3回のダニエル・デイ・ルイス(男優)に続く3人目の快挙。

本作では、物静かで地味な役柄を、説得力あふれるリアル感で演じた。 表情やしぐさによる繊細な演技が絶賛された。

共同プロデューサーとして作品賞も手にした。 原作となる本を読んで感銘を受け、 仲間とともに映画化権を取得。 ほとんど無名だった若手監督(クロエ・ジャオ)を指名し、プロジェクトを大成功へと導いた。

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受賞スピーチ▼>
2020 レネー・ゼルウィガー

「ジュディ 虹の彼方に」

レネー・ゼルウィガー

2度目のオスカー受賞。「主演」での受賞は初めて。前回は2004年に「コールド・マウンテン」で助演女優賞を獲った。

今作は、20世紀半ばの米歌手兼女優ジュディ・ガーランドの伝記。 17歳にして一躍スターダムに駆け上がり、47歳の死まで波乱の芸能人生を送った。 そんな彼女の最期の日々と、起死回生を懸けたラスト・ステージの裏側を描いた。

ゼルウィガーは、圧倒的なパフォーマンスで全曲を自ら歌い上げた。さらに、女性としての苦悩も表現した。

1969年4月25日、テキサス生まれ。スイス人の父とノルウェー人の母を持つ。

テキサス大学でラジオ・テレビ・フィルム専攻。在学中にCMに出演して、女優の道へ。 1993年「バッド・チューニング」で映画デビュー。 独立系の映画で経験を積んだ。

27歳のときトム・クルーズ主演の「ザ・エージェント」(1996年)で、ヒロイン役に抜擢される。 会社の冷酷なやり方に反発してクビになってしまった腕利きスポーツ・エージェント(トム・クルーズ)に、たった一人味方となってついていくシングル・マザーのOL役を好演。大ブレイクした。普通の女性っぽさが大うけした。

2000年の「ベティ・サイズモア」でゴールデングローブ主演女優賞を獲得。

2002年、現代女性の悩みや願望をコミカルに描いた「ブリジット・ジョーンズの日記」で、 オスカー主演女優賞候補にノミネートされた。 ダイエットに焦る主人公をリアルに演じるため、増量して撮影に臨んだ。 英ロンドンに住む架空の30代独身女性の日常をつづった原作は、 若い女性を中心に大反響を呼び、多くの国でベストセラーとなっていた。 「テキサス生まれのハリウッド女優が、ロンドン女性を演じられるのか」と不安視する声もあったが、 イギリス英語を特訓し、ロンドンOLのたしなみを学ぶため、2週間お忍びで出版社に勤務するなど、 徹底した役づくりを実践。見事に期待にこたえた。

翌年の2003年も「シカゴ」で2年連続の主演女優賞ノミネートを果たす。 シカゴは1920年代を舞台にしたミュージカルで、 情夫を殺害しながら、やり手の弁護士(リチャード・ギア)らの助けを得て巧みな演技でマスコミや法廷を味方につけ、無罪を勝ち取るという“悪女”を演じた。ダンスや歌の経験はなく、ミュージカルは「未知の領域」だったが、稽古を重ねて克服した。

さらに翌年の2004年、「コールド・マウンテン」で助演女優賞の受賞を果たした。 アメリカ南北戦争末期の流れ者の女性を好演した。一見粗野だが繊細な感受性の持ち主のキャラクターを、レネー独特の泣き笑いの表情、哀愁漂う迫真の演技で見事に表現した。

2010年代はキャリアが下降気味となった。一時、健康づくりを優先させるために女優業から離れた。

復帰作となった今作では、正式なリハーサルの1年前から歌のトレーニングを始めた。 その後、音楽監督と約4か月のリハーサルを行った。 膨大な記録映像や参考資料を集め、役作りに生かしたという。 周囲からあまり注目を浴びない環境で静かに映画づくりに臨めたことが好演につながったという。

オスカー受賞スピーチでは、「ジュディ・ガーランドは生前、この賞を手にすることはありませんでした。この賞はもちろんあなたのものです」と語り、感動を呼んだ。

<受賞スピーチ▼>


<レッドカーペット▼>


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2010年代の主演女優賞

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2020年代↑ | 2010年代 | 2000年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
2019 オリビア・コールマン
「女王陛下のお気に入り」

18世紀のイギリス王室を舞台に女性たちドロドロのバトルを描き、本年度の最多ノミネートとなった作品で、病身で癇癪(かんしゃく)持ちの女王アンを熱演。情緒不安定な権力者をリアルかつコミカルに表現した。

事前予想では、レディー・ガガ対グレン・クローズの一騎打ちと見られており、 本年度オスカーで最大のサプライズとなった。

1974年1月生まれ、英国ノーフォーク州出身。下積み時代には清掃の仕事をしていたという。テレビシリーズ「ナイト・マネジャー」でゴールデングローブ賞助演女優賞受賞。テレビドラマを中心に活躍していたが、本作をきっかけに、世界トップクラスの名優として映画界でも引っ張りだこになった。

この後も、「ファーザー」「ロスト・ドーター」で2年連続してオスカーにノミネートされた。

プライベートでは、大学時代に出会った俳優エド・シンクレアと2001年に結婚。3人の子供をもうけた。

 受賞スピーチ→
  • グレン・クローズ
    「天才作家の妻 -40年目の真実-」
  • レディー・ガガ
    「アリー/スター誕生」
  • メリッサ・マッカーシー
    「ある女流作家の罪と罰」
  • ヤリツァ・アパリシオ
    「ROMA/ローマ」
2018 フランシス・マクドーマンド
「スリー・ビルボード」

「ファーゴ」(1996年)に続いて、2度目の受賞。

娘が殺された母親を演じた。 警察の捜査が進展しないことに怒りを抱き、 抗議行動に出る。 ジャンプスーツにバンダナ。 戦闘服に身を包んで孤高の闘いを決意する姿に、西部劇のヒーローが重なる。 「姿勢の取り方は、ジョン・ウェインを大げさに自分のものにしてみた」という。

1957年6月生まれ。米シカゴ出身。舞台経験を経て、コーエン兄弟監督と出会い、1984年、彼らの第1作「ブラッド・シンプル」で映画デビューした。同年、コーエン兄弟の兄ジョエルと結婚。彼が監督した「ファーゴ」でオスカー主演女優賞を受賞した。

テレビドラマの最高峰エミー賞、演劇界の最高峰トニー賞でも主演女優賞の受賞歴を持つ。

 受賞スピーチ→
  • メリル・ストリープ
    「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
  • サリー・ホーキンス
    「シェイプ・オブ・ウォーター」
  • シアーシャ・ローナン
    「レディ・バード」
  • マーゴット・ロビー
    「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」
2017 エマ・ストーン
「ラ・ラ・ランド」

若手のデミアン・チャゼル監督(当時32歳)による豪華ミュージカルで、 オーディションに落ちまくる女優志望のヒロインを演じた。 豊かな喜怒哀楽の表現で、観客の心をわしづかみに。コメディセンスも抜群。 歌唱やダンスも魅力たっぷり。相手役のライアン・ゴスリングとの相性もベストマッチだった。

「バードマン」(2014年)でオスカーに助演女優賞候補になっており、2度目のノミネートでの初受賞となった。

1988年11月、米南部アリゾナ州生まれ。地元で11歳から演技を学び、家族の応援で母と一緒に15歳からロサンゼルスに移って、テレビ出演を始めた。

テレビの脇役を経て、2007年の「スーパーバッド 童貞ウォーズ」で映画デビュー。ベストセラー小説が原作の「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(2011年)ではヒロイン役に起用され、高く評価された。ハリウッドスターらしい華があり、演技も達者とあって、たちまち超売れっ子になった。

2012年の「アメイジング・スパイダーマン」でヒロイン役に。相手役のアンドリュー・ガーフィールドとは実生活でも恋愛関係になった。

大きな瞳とはじけるような笑顔が印象的。

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • イザベル・ユペール
    「エル Elle」
  • ルース・ネッガ
    「ラビング 愛という名前のふたり」
  • ナタリー・ポートマン
    「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
  • メリル・ストリープ
    「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」
2016 ブリー・ラーソン
「ルーム」

ほぼ無名からいきなりオスカーを獲得した。受賞時26歳。

外部から隔絶された部屋に、7年間にわたって5歳の息子と共に監禁された母親を演じた。

監禁された部屋で子どもを育てるという特異な状況に置かれた主人公を演じるため、性的虐待や誘拐による心理的な影響について調べた。トラウマ(心的外傷)を受けた場合の脳への影響、栄養が足りない状態での監禁生活が身体に及ぼす影響などを専門家に教えを請うた。3カ月家にこもって体重を落とした。

息子役のジェイコブ・トレンブレイとは、本物の親子のように息の合った演技を見せた。 撮影3週間前からトレンブレイと過ごし、空き缶でおもちゃを作ったり、クレヨンで絵を描いて壁に飾ったりして、監禁部屋の環境を心と体になじませたという。

母子の絆を表現することで、トラウマ映画に終わらず、力強いサバイバルドラマになった。 脱出後、自分が受けた傷を抱え込み、思考が内へ内へと向かっていく心理状況も見事に表現した。

1989年10月生まれ。10代のころからテレビや小規模映画の橋役として活動。母はシングルマザーで、娘の演技の夢をかなえるため、娘2人を連れてロサンゼルスに引っ越した。転居時の所持品はあまりなく、おもちゃがひとつだったという。

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • ケイト・ブランシェット
    「キャロル」
  • ジェニファー・ローレンス
    「ジョイ」
  • シャーロット・ランプリング
    「さざなみ」
  • シアーシャ・ローナン
    「ブルックリン」
2015 ジュリアン・ムーア

「アリスのままで」

ジュリアン・ムーア

実力派女優が5度目のオスカー・ノミネートで初の受賞を果たした。

認知症の女性とその家族を描いた本作。 記憶を次第に失っていく若年性アルツハイマー病の主人公を演じた。 自分らしくいられる残り少ない日々の心の葛藤を見事に表現した。

舞台はニューヨーク。コロンビア大で言語学を教えるアリス・ハウランドは50歳を迎え、充実した日々を過ごす。仕事では世界的に知られ、家庭も3人の子供が親元を離れ、夫と2人の楽しい生活だ。

そこに予想しない波紋が起きる。講演中に言葉が出てこない。ジョギング中、自分がどこにいるのか分からず、迷子になる。念のため、医師の診察を受けると若年性アルツハイマー病だと告げられる。

1961年に米国ノースカロライナ州生まれ。父が軍人だったため、世界中の米軍基地を転々としながら成長したという。ボストン大学で演劇を専攻。プロになってからしばらく舞台を中心に活躍した。

1990年「フロム・ザ・ダーク・サイド」で映画デビュー。 1997年、成人映画づくりに情熱を燃やした人々の栄枯盛衰をたどったポール・トーマス・アンダーソン監督の「ブギーナイツ」で全米批評家賞などの助演女優賞に輝き、オスカーにも初ノミネートされた。

アンダーソン監督の次作「マグノリア」(1999年)では、財産目当てに年の離れた男と結婚した女性を熱演。愛し合いながら別れる男女を描いた「ことの終わり」(1999年)ではオスカー主演女優賞にノミネートされた。そのころから、「ハンニバル」のような大作とインディペンデント作品の両方から引っ張りだこになった。

さらに2003年開催のオスカーでは、「エデンより彼方に」で主演、「めぐりあう時間たち」で助演でのダブルノミネートを達成した。

<受賞スピーチ▼>


 作品一覧→
  • マリオン・コティヤール
    「サンドラの週末」
  • フェリシティ・ジョーンズ
    「博士と彼女のセオリー」
  • ロザムンド・パイク
    「ゴーン・ガール」
  • リース・ウィザースプーン
    「わたしに会うまでの1600キロ」
2014 ケイト・ブランシェット

「ブルージャスミン」

ケイト・ブランシェット

2005年の助演作「アビエイター」に続いて、2度目のオスカー獲得となった。主演としては初受賞。

ウディ・アレンの監督作品。財産と夫を失ってセレブ生活から転落しながら、そのことを理解できずに滑稽な言動を繰り広げるヒロイン役を熱演した。

1969年5月生まれ。オーストラリア出身。1992年に豪州国立演劇学院を卒業すると、翌年にはシドニー劇場批評家協会賞で新人賞と主演女優賞をWで獲得した。

1994年に映画デビュー。1997年「オスカーとルシンダ」で世界的な評価を得た。

1998年の主演作「エリザベス」で、オスカーに初ノミネート。2001~2003年の「ロード・オブ・ザ・リング」3部作で人気を不動のものにした。

2004年「アビエイター」でオスカー助演女優賞を獲得。どんな役もこなす超演技派として、多くの映画監督から敬愛されている。

本作の翌々年には「キャロル」で再ノミネートされた。

<受賞スピーチ▼>

 作品一覧→
  • エイミー・アダムス
    「アメリカン・ハッスル」
  • ジュディ・デンチ
    「あなたを抱きしめる日まで」
  • サンドラ・ブロック
    「ゼロ・グラビティ」
  • メリル・ストリープ
    「8月の家族たち」
    ※18回目のノミネート。珍しい直情型の役。
2013 ジェニファー・ローレンス

「世界にひとつのプレイブック」

ジェニファー・ローレンス

心のバランスを失った主人公を力強く演じた。22歳での受賞。ノミネートは2011年の「ウィンターズ・ボーン」に続いて2度目だった。

デビッド・O・ラッセル監督作。夫と死別して悲しみのあまり、会社中の男と寝てクビになったという女性の役柄。姉の家で初めて会った男から、別れた妻に手紙を渡してくれないかと頼まれて、新たなドラマが動き始める。

1990年8月、米ケンタッキー州生まれ。14歳のときにニューヨークでオーディションを受けて、テレビドラマなどに出演するようになった。高校を2年早く卒業した。

17歳で出演した「あの日、欲望の大地で」にてベネチア国際映画祭の新人俳優賞を受賞。とんとん拍子でトップスターへの階段を駆け上がった。

本作の翌年には同じくラッセル監督の「アメリカン・ハッスル」でオスカー助演賞にノミネートされた。 アクションシリーズ「ハンガー・ゲーム」にも出演。2014年には約64億円相当のギャラを得たとして、米フォーブズ誌から「世界で最も稼いだ女優」に選ばれた。

 受賞スピーチ→

 作品一覧→
  • ナオミ・ワッツ
    「インポッシブル」
  • ジェシカ・チャスティン
    「ゼロ・ダーク・サーティ」
  • エマニュエル・リバ
    「愛、アムール」
  • クワベンジャネ・ウォレス
    「ハッシュパピー バスタブ島の少女」
2012 メリル・ストリープ

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

メリル・ストリープ

米国映画を代表する大女優。助演女優賞を含めて3度目のオスカー受賞となった。

ノミネートは主演・助演合わせて実に17度目だった。1980年に「クレイマー・クレイマー」で助演賞、1983年に「ソフィーの選択」で主演賞を獲って以来、何度も涙をのんできた。

受賞時62歳。本作では、西欧で初めての女性首相となり、「鉄の女」と呼ばれた英国首相マーガレット・サッチャーを演じた。激しく生きた現役時代を、認知症とたたかう現在の彼女が振り返る物語。

首相時代の1979~1990年を含む48歳から80代までを演じた。単なる形態模写を超えて、信念を決して曲げない政治家の凄みを見せた。

猛然と議論する強固な姿から老人の弱々しい足取りまで、サッチャー像を見事に造形。老いた姿は想像を膨らませて演じたが、現役時代については政敵や彼女の側近たちなどからリサーチを重ねたという。

スピーチでは「名前が呼ばれた瞬間、全米の半分くらいから『Oh!No!』と聞こえた気がした。でも、いいんです」と笑わせた。

1949年生まれ、米ニュージャージー州出身。 バッサー大学、エール大学を出て舞台に立つ。 1977年に「ジュリア」で映画デビュー。

徹底した役づくりでリアリティーを追求する女優として知られる。 全身全霊で人物像を構築する究極のプロ。 演じる幅の広さも断トツ。アクセントや見た目を自在に操る。

 受賞スピーチ→

 作品一覧→
  • グレン・クロース
    「アルバート氏の人生」
  • ビオラ・デイビス
    「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」
  • ルーニー・マーラ
    「ドラゴン・タトゥーの女」
  • ミシェル・ウィリアムズ
    「マリリン 7日間の恋」
2011 ナタリー・ポートマン

「ブラック・スワン」

ナタリー・ポートマン

バレリーナの役柄。所属するニューヨークのバレエ団で主役(プリマ)に抜擢され、自由奔放で邪悪な「黒鳥(ブラック・スワン)」の役作りに没頭するあまり、狂気を帯びていく姿を表現した。

観客を闇の世界に引きずり込む名演。10カ月に及ぶ厳しいトレーニングで一流バレリーナらしい肉体を作り上げた。

1981年、イスラエル生まれ。11歳のとき、「レオン」で2000人の候補者の中から選ばれて映画デビュー。 その後「スター・ウォーズ」の新シリーズで知名度を上げ、難しいといわれる子役から娘役への脱皮に成功した。

受賞スピーチでは「レオン」のリュック・ベッソン監督に礼を述べた。

<受賞スピーチ▼>


 作品一覧→
  • アネット・ベニング
    「キッズ・オールライト」
  • ニコール・キッドマン
    「ラビット・ホール」
  • ジェニファー・ローレンス
    「ウィンターズ・ボーン」
  • ミシェル・ウィリアムズ
    「ブルーバレンタイン」
2010 サンドラ・ブロック

「しあわせの隠れ場所」

サンドラ・ブロック

初のノミネートで初受賞となった。

過酷な少年時代を送りながらも、ある家族との出会いによりアメリカン・フットボールの才能を開花させ、プロ選手となったマイケル・オアー選手の実話。

正義感にあふれ、人情味が厚い養母役を演じた。肝っ玉母さんぶりが見事。

ラブコメの女王とも呼ばれ、「名前で観客が呼べる女優」に数えられる大スター。だが、オスカーとは縁がなかった。アクションやラブコメディーなど、選考対象になりづらい娯楽作品の出演が多かったからだ。

気取らない親しみやすさで、男女問わず幅広く愛されている。ニックネームは「ネクスト・ドア・ガール(隣のお姉さん)」。

1965年7月、米バージニア州生まれ。父は米国人ボイストレーナー、母はドイツ人オペラ歌手。イースト・カロライナ大中退。

1994年の映画「スピード」でトップスターに。「あなたが寝てる間に…」「デンジャラス・ビューティー」などが代表作。1996年に自身の製作会社を設立し、プロデューサーを兼ねた女優の先駆けとなった。

<受賞スピーチ▼>


 作品一覧→
  • メリル・ストリープ
    「ジュリー&ジュリア」
  • ヘレン・ミレン
    「ザ・ラスト・ステーション」
  • キャリー・マリガン
    「17歳の肖像」
  • ガボレイ・シディバ
    「プレシャス」

2000年代の主演女優賞

 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 | 2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 

2010年代↑ | 2000年代 | 1990年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
2009 ケイト・ウィンスレット
「愛を読むひと」
  • アンジェリーナ・ジョリー
    「チェンジリング」
  • アン・ハサウェイ
    「レイチェルの結婚」
  • メリッサ・レオ
    「フローズン・リバー」
  • メリル・ストリープ
    「ダウト -あるカトリック学校で-」
2008 マリオン・コティヤール
「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」
  • ケイト・ブランシェット
    「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
  • ジュリー・クリスティ
    「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」
  • ローラ・リニー
    「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」
  • エレン・ペイジ
    「JUNO/ジュノ」
2007 ヘレン・ミレン
「クィーン」
  • ペネロペ・クルス
    「ボルベール〈帰郷〉」
  • ジュディ・デンチ
    「あるスキャンダルの覚え書き」
  • メリル・ストリープ
    「プラダを着た悪魔」
  • ケイト・ウィンスレット
    「リトル・チルドレン」
2006 リース・ウィザースプーン
「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
  • フェリシティ・ハフマン
    「トランスアメリカ」
  • キーラ・ナイトレイ
    「プライドと偏見」
  • ジュディ・デンチ
    「ヘンダーソン夫人の贈り物」
  • シャーリズ・セロン
    「スタンドアップ」
2005 ヒラリー・スワンクス
「ミリオン・ダラー・ベイビー」
  • アネット・ベニング
    「華麗なる恋の舞台で」
  • カタリーナ・サンディノ・モレノ
    「そして、ひと粒のひかり」
  • ケイト・ウィンスレット
    「エターナル・サンシャイン」
  • イメルダ・スタントン
    「ヴェラ・ドレイク」
2004 シャーリズ・セロン
「モンスター」
  • ナオミ・ワッツ
    「21グラム」
  • サマンサ・モートン
    「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」
  • ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
    「クジラの島の少女」
  • ダイアン・キートン
    「恋愛適齢期」
2003 ニコール・キッドマン
「めぐりあう時間たち」
  • ダイアン・レイン
    「運命の女」
  • ジュリアン・ムーア
    「エデンより彼方に」
  • レネー・ゼルウィガー
    「シカゴ」
  • サルマ・ハエック
    「フリーダ」
2002 ハル・ベリー
「チョコレート」
  • シシー・スペイセク
    「イン・ザ・ベッドルーム」
  • ニコール・キッドマン
    「ムーラン・ルージュ」
  • ジュディ・デンチ
    「アイリス」
  • レネー・ゼルウィガー
    「ブリジット・ジョーンズの日記」
2001 ジュリア・ロバーツ
「エリン・ブロコビッチ」
  • ジュリエット・ビノシュ
    「ショコラ」
  • ジョアン・アレン
    「ザ・コンテンダー」
  • エレン・バースティン
    「レクイエム・フォー・ドリーム」
  • ローラ・リニー
    「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」
2000 ヒラリー・スワンクス
「ボーイズ・ドント・クライ」
  • アネット・ベニング
    「アメリカン・ビューティー」
  • メリル・ストリープ
    「ミュージック・オブ・ハート」
  • ジュリアン・ムーア
    「ことの終わり」
  • ジャネット・マクティア
    「タンブルウィーズ」

1990年代の主演女優賞

 | 1999 | 1998 | 1997 | 1996 | 1995 | 1994 | 1993 | 1992 | 1991 | 1990 | 

2000年代↑ | 1990年代 | 1980年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
1999 グウィネス・パルトロウ
(恋におちたシェイクスピア)
  • ケイト・ブランシェット(エリザベス)
  • フェルナンダ・モンテグロ(セントラル・ステーション)
  • エミリー・ワトソン(ほんとうのジャックリーヌ・ステーション)
  • メリル・ストリープ(母の眠り)
1998 ヘレン・ハント
(恋愛小説家)
  • ヘレン・ボナム・カーター(鳩の翼)
  • ジュディ・デンチ(クイーン・ヴィクトリア/至上の恋)
  • ケイト・ウィンスレット(タイタニック)
  • ジュリー・クリスティ(アフターグロウ)
1997 フランシス・マクドーマン
(ファーゴ)
  • ブレンダ・ブレシン(秘密と嘘)
  • ダイアン・キートン(マイ・ルーム)
  • エミリー・ワトソン(奇跡の海)
  • クリスティン・スコット・トーマス(イングリッシュ・ペイシェント)
1996 スーザン・サランドン
(デッドマン・ウォーキング)
  • エリザベス・シュー(リービング・ラスベガス)
  • シャロン・ストーン(カジノ)
  • メリル・ストリープ(マディソン郡の橋)
  • エマ・トンプソン(いつか晴れた日に)
1995 ジェシカ・ラング
(ブルー・スカイ)
  • スーザン・サランドン(依頼人)
  • ウィノナ・ライダー(若草物語)
  • ジョディ・フォスター(ネル)
  • ミランダ・リチャードソン(愛しすぎて/詩人の人)
1994 ホリー・ハンター
(ピアノ・レッスン)

19世紀、結婚のためスコットランドからニュージーランドに来た女性を演じた。子供のころに言葉を失った女性の役。 せりふがなく演技だけで主演賞に輝いた女優は、 過去に第21回のジェーン・ワイマン、第59回のマーリー・マトリンらがいる。

映画評論家・渡辺祥子さんはハンターの演技を「目の動きなどにも画面から射るような強さがある」と称賛した。
  • デブラ・ウィンガー(永遠の愛に生きて)
  • エマ・トンプソン(日の名残り)
  • ストッカード・チャニング(私に近い6人の他人)
  • アンジェラ・バセット(ティナ)
1993 エマ・トンプソン
(ハワーズ・エンド)
  • スーザン・サランドン(ロレンツォのオイル/命の詩)
  • カトリーヌ・ドヌーブ(インドシナ)
  • ミッシェル・ファイファー(パッション・フィッシュド)
  • メアリー・マクドネルー(ラブ・フィールド
1992 ジョディ・フォスター
(羊たちの沈黙)

3年前の「告発の行方」に続いて2度目の主演女優賞。 当時まだ29歳。 主演女優賞2度目はイングリッド・バーグマン、ジェーン・フォンダらと並ぶ11人目の偉業だった。 そうそうたる大女優と20代で肩を並べた。
  • ローラ・ダーン(ランプリング・ローズ)
  • ベッド・ミドラー(フォー・ザ・ボーイズ)
  • スーザン・サランドン(テルマ&ルイーズ)
  • ジーナ・デイビス(テルマ&ルイーズ)
1991 キャシー・ベイツ
(ミザリー)
  • ジョアン・ウッドワード(ミスター&ミセス・ブリッジ)
  • ジュリア・ロバーツ(プリティ・ウーマン)
  • アンジェリカ・ヒューストン(グリフターズ/詐欺師たち)
  • メリル・ストリープ(ハリウッドにくちづけ)
1990 ジェシカ・ダンディ
(ドライビングMissデイジー)
  • イザベル・アジャーニ(カミーユ・クローデル)
  • ミッシェル・ファイファー(恋のゆくえ)
  • ボーリーン・コリンズ(旅する女)
  • ジェシカ・ラング(ミュージックボックス)

1980年代の主演女優賞

 | 1989 | 1988 | 1987 | 1986 | 1985 | 1984 | 1983 | 1982 | 1981 | 1980 | 

1990年代↑ | 1980年代 | 1970年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
1989 ジョディ・フォスター
(告発の行方)
  • メリル・ストリープ(acryindark)
  • シガニー・ウィスパー(愛は霧のかなたに)
  • メラニー・グリフィス(ワーキング・ガール)
  • グレン・クローズ(危険な関係)
1988 シェール
(月の輝く夜に)
  • サリー・カークランド(アンナ)
  • グレン・クローズ(危険な情事)
  • メリル・ストリープ(黄昏に燃えて)
  • ホリー・ハンター(ブロードキャスト・ニュース)
1987 マーリー・マトリン
(愛は静けさの中に)
  • ジェーン・フォンダ(モーニングアフター)
  • シシー・スペイセク(ロンリーハート)
  • シガニー・ウィバー(エイリアン2)
  • キャスリン・ターナー(ペギー・スーの結婚)
1986 ジェラルディン・ペイジ
(バウンティフルへの旅)
  • アン・バンクロフト(アグネス)
  • ジェシカ・ラング(スウィート・ドリーム)
  • ウーピー・ゴールドバーク(カラーパープル)
  • メリル・ストリープ(愛と哀しみの果て)
1985 サリー・フィールド
(プレイス・イン・ザ・ハート)
  • ジェシカ・ラング(カントリー)
  • ジュディ・デイビス(インドへの道)
  • ヴァネッサ・レッドグレーブ(ボストニアン)
  • シシー・スペイセク(ザ・リバー)
1984 シャーリー・マクレーン
(愛と追憶の日々)
  • メリル・ストリープ(シルクウッド)
  • ジェーン・アレクサンダー(テスタメント)
  • ジュリー・ウォルターズ(リタと大学教授)
  • デブラ・ウィンガー(愛と追憶の日々)
1983 メリル・ストリープ
(ソフィーの選択)
  • デブラ・ウィンガー(愛と青春の旅だち)
  • ジェシカ・ラング(女優フランシス)
  • シシー・スペイセク(ミッシング)
  • ジュリー・アンドリュース(ビクター/ビクトリア)
1982 キャサリン・ヘップバーン
(黄昏)
  • スーザン・サランドン(アトランティック・シティ)
  • マーシャ・メイソン(泣かないで)
  • メリル・ストリープ(フランス軍中尉の女)
  • ダイアン・キートン(レッズ)
1981 シシー・スペイセク
(歌え!ロレッタ愛のために)
  • ジーナ・ローランズ(グロリア)
  • ゴールディ・ホーン(プライベート・ベンジャミン)
  • エレン・バースティン(レザレクション/復活)
  • メアリー・タイラー・ムーア(普通の人々)
1980 サリー・フィールド
(ノーマ・レイ)
  • ジル・クレイバーグ(結婚ゲーム)
  • マーシャ・メイソン(第2章)
  • ジェーン・フォンダ(チャイナ・シンドローム)
  • ベット・ミドラー(ローズ)

1970年代の主演女優賞

  

 | 1979 | 1978 | 1977 | 1976 | 1975 | 1974 | 1973 | 1972 | 1971 | 1970 | 

1980年代↑ | 1970年代 | 1960年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
1979 ジェーン・フォンダ
(帰郷)
  • イングリッド・バーグマン(秋のソナタ)
  • ジェラルディン・ペイジ(インテリア)
  • ジル・クレイバーグ(結婚しない女)
  • エレン・バースティン(セイム・タイム、ネクスト・イヤー)
1978 ダイアン・キートン
(アニー・ホール)
  • アン・バンクロフト(愛と喝采の日々)
  • シャーリー・マクレーン(愛と喝采の日々)
  • マーシャ・メイソン(グッバイガール)
  • ジェーン・フォンダ(ジュリア)
1977 フェイ・ダナウェイ
(ネットワーク)
  • リヴ・ウルマン(鏡の中の女)
  • シシー・スペイセク(キャリー)
  • マリー=クリスティーヌ・バロー(さよならの微笑)
  • タリア・シャイア(ロッキー)
1976 ルイーズ・フレッチャー
(カッコーの巣の上で)
  • イザベル・アジャーニ(アデルの恋の物語)
  • アン=マーグレット(Tommy/トミー)
  • グレンダ・ジャクソン(Hedda)
  • キャロル・ケイン(Hester Street)
1975 エレン・バースタイン
(アリスの恋)
  • ダイアン・キャロル(愛しのクローディン)
  • ジーナ・ローランズ(こわれゆく女)
  • フェイ・ダナウェイ(チャイナタウン)
  • ヴァレリー・ペリン(レニー・ブルース)
1974 グレンダ・ジャクソン
(ウィークエンド・ラブ)
  • エレン・バースティン(エクソシスト)
  • マーシャ・メイソン(シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛)
  • バーブラ・ストライサンド(追憶)
  • ジョアン・ウッドワード(Summer Wishes, Winter Dreams)
1973 ライザ・ミネリ
(キャバレー)
  • リヴ・ウルマン(移民者たち)
  • シシリー・タイソン(サウンダー)
  • ダイアナ・ロス(ビリー・ホリディ物語/奇妙な果実)
  • マギー・スミス(Travels with My Aunt)
1972 ジェーン・フォンダ
(コールガール)
  • ジュリー・クリスティ(ギャンブラー)
  • ヴァネッサ・レッドグレイヴ(クイン・メリー/愛と悲しみの生涯)
  • ジャネット・サズマン(ニコライとアレクサンドラ)
  • グレンダ・ジャクソン(日曜日は別れの時)
1971 グレンダ・ジャクソン
(恋する女たち)
  • アリ・マッグロー(ある愛の詩)
  • ジェーン・アレクサンダー(ボクサー)
  • サラ・マイルズ(ライアンの娘)
  • キャリー・スノッドグレス(わが愛は消え去りて)
1970 マギー・スミス
(ミス・ブロディの青春)
  • ライザ・ミネリ(くちづけ)
  • ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド(1000日のアン)
  • ジーン・シモンズ(ハッピーエンド/幸せの彼方に)
  • ジェーン・フォンダ(ひとりぼっちの青春)

1960年代の主演女優賞

 | 1969 | 1968 | 1967 | 1966 | 1965 | 1964 | 1963 | 1962 | 1961 | 1960 | 

1970年代↑ | 1960年代 | 1950年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
1969 【ダブル受賞】

キャサリン・ヘプバーン(冬のライオン)

バーブラ・ストライサンド(ファニー・ガール)
  • ヴァネッサ・レッドグレイヴ(裸足のイサドラ)
  • ジョアン・ウッドワード(レーチェル レーチェル)
  • パトリシア・ニール  The Subject Was Roses)
1968 キャサリン・ヘプバーン
(招かれざる客)
  • イーディス・エヴァンス(哀愁の旅路)
  • フェイ・ダナウェイ(俺たちに明日はない)
  • オードリー・ヘプバーン(暗くなるまで待って)
  • アン・バンクロフト(卒業)
1967 エリザベス・テイラー
(バージニア・ウルフなんかこわくない)
  • イダ・カミンスカ(大通りの店)
  • アヌーク・エーメ(男と女)
  • リン・レッドグレイヴ(ジョージー・ガール)
  • ヴァネッサ・レッドグレイヴ(モーガン)
1966 ジュリー・クリスティ
(ダーリング)
  • エリザベス・ハートマン(いつか見た青い空)
  • シモーヌ・シニョレ(愚か者の船)
  • サマンサ・エッガー(コレクター)
  • ジュリー・アンドリュース(サウンド・オブ・ミュージック)
1965 ジュリー・アンドリュース
(メリー・ポピンズ)
  • ソフィア・ローレン(ああ結婚)
  • キム・スタンレー(雨の午後の降霊祭)
  • アン・バンクロフト(女が愛情に渇くとき)
  • デビー・レイノルズ(不沈のモリー・ブラウン)
1964 パトリシア・ニール
(ハッド)
  • シャーリー・マクレーン(あなただけ今晩は)
  • レイチェル・ロバーツ(孤独の報酬)
  • ナタリー・ウッド(マンハッタン物語)
  • レスリー・キャロン(The L-ShapedRoom)
1963 アン・バンクロフト
(奇跡の人)
  • ジェラルディン・ペイジ(渇いた太陽)
  • リー・レミック(酒とバラの日々)
  • ベティ・デイヴィス(何がジェーンに起ったか?)
  • キャサリン・ヘプバーン(Long Day's Journey Into Night)
1962 ソフィア・ローレン
(ふたりの女)
  • ナタリー・ウッド(草原の輝き)
  • オードリー・ヘプバーン(ティファニーで朝食を)
  • ジェラルディン・ペイジ(肉体のすきま風)
  • パイパー・ローリー(ハスラー)
1961 エリザベス・テイラー
(バタフィールド8)
  • シャーリー・マクレーン(アパートの鍵貸します)
  • デボラ・カー(サンダウナーズ)
  • メリナ・メルクーリ(日曜はダメよ)
  • グリア・ガーソン(ルーズベルト物語)
1960 シモーヌ・シニョレ
(年上の女)
  • オードリー・ヘプバーン(尼僧物語)
  • キャサリン・ヘプバーン(去年の夏 突然に)
  • エリザベス・テイラー(去年の夏 突然に)
  • ドリス・デイ(夜を楽しく)

1950年代の主演女優賞

 | 1959 | 1958 | 1957 | 1956 | 1955 | 1954 | 1953 | 1952 | 1951 | 1950 | 

1960年代↑ | 1950年代 | 1940年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
1959 スーザン・ヘイワード
(私は死にたくない)
  • デボラ・カー(旅路)
  • シャーリー・マクレーン (走り来る人々)
  • ロザリンド・ラッセル(メイム叔母さん)
  • エリザベス・テイラー(熱いトタン屋根の猫)
1958 ジョアン・ウッドワード
(イブの三つの顔)
  • デボラ・カー(白い砂)
  • アンナ・マニャーニ(野生の息吹き)
  • エリザベス・テイラー(愛情の花咲く樹)
  • ラナ・ターナー(青春物語)
1957 イングリッド・バーグマン
(追想)
  • キャロル・ベイカー(ベビイ・ドール)
  • キャサリン・ヘプバーン(雨を降らす男)
  • ナンシー・ケリー(悪い種子)
  • デボラ・カー(王様と私)
1956 アンナ・マニャーニ
(バラの刺青)
  • スーザン・ヘイワード(明日泣く)
  • キャサリン・ヘプバーン(旅情)
  • ジェニファー・ジョーンズ(旅情)
  • エリノア・パーカー(わが愛は終りなし)
1955 グレース・ケリー
(喝采)
  • ジュディ・ガーランド(スタア誕生)
  • ドロシー・ダンドリッジ(カルメン)
  • ジェーン・ワイマン(心のともしび)
  • オードリー・ヘプバーン(麗しのサブリナ)
1954 オードリー・ヘプバーン
(ローマの休日)
  • レスリー・キャロン(リリー)
  • エヴァ・ガードナー(モガンボ)
  • デボラ・カー(地上より永遠に)
  • マギー・マクナマラ(月蒼くして)
1953 シャーリー・ブース(愛しのシバよ帰れ)
(奇跡の人)
  • ジョーン・クロフォード(突然の恐怖)
  • ベティ・デイヴィス(The Star)
  • ジュリー・ハリス(The Member of the Wedding)
  • スーザン・ヘイワード(わが心に歌えば)
1952 ヴィヴィアン・リー
(欲望という名の電車)
  • キャサリン・ヘプバーン(アフリカの女王)
  • エリノア・パーカー(探偵物語)
  • シェリー・ウィンタース(陽のあたる場所)
  • ジェーン・ワイマン(青いヴェール)
1951 ジュディ・ホリデイ
(ボーン・イエスタデイ)
  • アン・バクスター(イヴの総て)
  • ベティ・デイヴィス(イヴの総て)
  • エリノア・パーカー(女囚の掟)
  • グロリア・スワンソン(サンセット大通り)
1950 オリヴィア・デ・ハヴィランド
(女相続人)
  • スーザン・ヘイワード(愚かなり我が心)
  • ジーン・クレイン(ピンキー)
  • デボラ・カー(Edward, My Son)
  • ロレッタ・ヤング(星は輝く)

1940年代の主演女優賞

  

 | 1949 | 1948 | 1947 | 1946 | 1945 | 1944 | 1943 | 1942 | 1941 | 1940 | 

1950年代↑ | 1940年代 | 1930年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
1949 ジェーン・ワイマン
(ジョニー・ベリンダ)
  • イングリッド・バーグマン(ジャンヌ・ダーク)
  • オリヴィア・デ・ハヴィランド(蛇の穴)
  • アイリーン・ダン(ママの想い出)
  • バーバラ・スタンウィック(私は殺される)
1948 ロレッタ・ヤング
(ミネソタの娘)
  • ジョーン・クロフォード(失われた心)
  • スーザン・ヘイワード(スマッシュ・アップ)
  • ドロシー・マクガイア(紳士協定)
  • ロザリンド・ラッセル(喪服の似合うエレクトラ)
1947 オリヴィア・デ・ハヴィランド
(遥かなる我が子)
  • セリア・ジョンソン(逢びき)
  • ジェニファー・ジョーンズ(白昼の決闘)
  • ロザリンド・ラッセル(世界の母)
  • ジェーン・ワイマン(子鹿物語)
1946 ジョーン・クロフォード
(ミルドレッド・ピアース)
  • イングリッド・バーグマン(聖メリーの鐘)
  • ジェニファー・ジョーンズ(ラヴレター)
  • グリア・ガースン(愛の決断)
  • ジーン・ティアニー(哀愁の湖)
1945 イングリッド・バーグマン
(ガス燈)
  • ベティ・デイヴィス(愛の終焉)
  • クローデット・コルベール(君去りし後)
  • グリア・ガースン(パーキントン夫人)
  • バーバラ・スタンウィック(深夜の告白)
1944 ジェニファー・ジョーンズ
(聖処女)
  • イングリッド・バーグマン(誰が為に鐘は鳴る)
  • ジーン・アーサー(The More the Merrier)
  • ジョーン・フォンテイン(永遠の処女)
  • グリア・ガースン(キュリー夫人)
1943 グリア・ガースン(ミニヴァー夫人)
  • ベティ・デイヴィス(情熱の航路)
  • キャサリン・ヘプバーン(女性No.1)
  • ロザリンド・ラッセル(My Sister Eileen)
  • テレサ・ライト(打撃王)
1942 ジョーン・フォンテイン
(断崖)
  • ベティ・デイヴィス(偽りの花園)
  • オリヴィア・デ・ハヴィランド(Hold Back the Dawn)
  • グリア・ガースン(塵に咲く花)
  • バーバラ・スタンウィック(教授と美女)
1941 ジンジャー・ロジャース
(恋愛手帖)
  • ベティ・デイヴィス(月光の女)
  • ジョーン・フォンテイン(レベッカ)
  • キャサリン・ヘプバーン(フィラデルフィア物語)
  • マーサ・スコット(我等の町)
1940 ヴィヴィアン・リー
(風と共に去りぬ)
  • ベティ・デイヴィス(愛の勝利)
  • アイリーン・ダン(邂逅)
  • グレタ・ガルボ(ニノチカ)
  • グリア・ガースン(チップス先生さようなら)

1930年代の主演女優賞

 | 1939 | 1938 | 1937 | 1936 | 1935 | 1934 | 1933 | 1932 | 1931 | 1930 | 

1940年代↑ | 1930年代 | 1920年代↓

主演女優賞
受賞 ノミネート
1939 ベティ・デイヴィス
(黒蘭の女)
  • フェイ・ベインター(White Banners)
  • ウェンディ・ヒラー(ピグマリオン)
  • ノーマ・シアラー(マリー・アントアネットの生涯)
  • マーガレット・サラヴァン(三人の仲間)
1938 ルイーゼ・ライナー
(大地)
  • アイリーン・ダン(新婚道中記)
  • グレタ・ガルボ(椿姫)
  • ジャネット・ゲイナー(スタア誕生)
  • バーバラ・スタンウィック(ステラ・ダラス)
1937 ルイーゼ・ライナー
(巨星ジーグフェルド)
  • アイリーン・ダン(花嫁凱旋)
  • グラディス・ジョージ(情熱への反抗)
  • キャロル・ロンバード(襤褸と宝石)
  • ノーマ・シアラー(ロミオとジュリエット)
1936 ベティ・デイヴィス
(青春の抗議)
  • エリザベート・ベルクナー(逃げちゃ嫌よ)
  • クローデット・コルベール(白い友情)
  • キャサリン・ヘプバーン(乙女よ嘆くな)
  • ミリアム・ホプキンス(虚栄の市)
  • マール・オベロン(ダーク・エンジェル)
1935 クローデット・コルベール
(或る夜の出来事)
  • グレース・ムーア(恋の一夜)
  • ノーマ・シアラー(白い蘭)
  • ベティ・デイヴィス(痴人の愛)
1934 キャサリン・ヘプバーン
(勝利の朝)
  • メイ・ロブソン(一日だけの淑女)
  • ダイアナ・ウィンヤード(カヴァルケード)
1933 ヘレン・ヘイズ
(マデロンの悲劇)
  • マリー・ドレスラー(愛に叛く者)
  • リン・フォンテイン(近衛兵)
1932 マリー・ドレスラー
(惨劇の波止場)
  • マレーネ・ディートリヒ(モロッコ)
  • アイリーン・ダン(シマロン)
  • アン・ハーディング(Holiday)
  • ノーマ・シアラー(自由の魂)
1931 ノーマ・シアラー
(結婚双紙)
  • ナンシー・キャロル(悪魔の日曜日)
  • ルース・チャタートン(サラアとその子)
  • グレタ・ガルボ(アンナ・クリスティ)
  • グレタ・ガルボ(ロマンス)
  • ノーマ・シアラー(Their Own Desire)
  • グロリア・スワンソン(トレスパッサー)
1930 メアリー・ピックフォード
(コケット)
  • ルース・チャタートン(マダムX)
  • ベティ・カンプソン(煩悩)
  • ジーン・イーグルス(手紙)
  • コリンヌ・グリフィス(情炎の美姫)
  • ベッシー・ラヴ(ブロードウェイ・メロディー)

1920年代の主演女優賞

 | 1929 | 

1930年代↑ | 1920年代

主演女優賞
受賞 ノミネート
1929 ジャネット・ゲイナー
(七天国)、(街の天使)、(サンライズ)
  • グロリア・スワンソン (港の女)
  • ルイーズ・ドレッサー(老番人)