アカデミー賞の主演男優賞の一覧です。 歴代の受賞者とノミネート。
| 年 | 受賞者 | |
|---|---|---|
| 2026 |
マイケル・B・ジョーダン
「罪人たち」 ノミネート レオナルド・ディカプリオ「ワン・バトル・アフター・アナザー」 ティモシー・シャラメ「マーティ・シュプリーム」 イーサン・ホーク「ブルームーン」 ヴァグネル・モウラ「シークレット・エージェント」 |
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| 2025 |
エイドリアン・ブロディ
「ブルータリスト」 ノミネート ティモシー・シャラメ「名もなき者」 コールマン・ドミンゴ「シンシン」 レイフ・ファインズ「教皇選挙」 セバスチャン・スタン「アプレンティス」 |
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| 2024 |
キリアン・マーフィー
「オッペンハイマー」 ノミネート ブラッドリー・クーパー「マエストロ」 コールマン・ドミンゴ「ラスティン」 ポール・ジアマッティ「ホールドオーバーズ」 ジェフリー・ライト「アメリカン・フィクション」 |
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| 2023 |
ブレンダン・フレイザー
「ザ・ホエール」 ノミネート オースティン・バトラー「エルヴィス」 コリン・ファレル「イニシェリン島の精霊」 ポール・メスカル「アフターサン」 ビル・ナイ「生きる LIVING」 |
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| 2022 |
ウィル・スミス
「ドリームプラン」 ノミネート ハビエル・バルデム「愛すべき夫妻の秘密」 ベネディクト・カンバーバッチ「パワー・オブ・ザ・ドッグ」 アンドリュー・ガーフィールド「チック、チック、ブーン」 デンゼル・ワシントン「マクベス」 |
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| 2021 |
アンソニー・ホプキンス
「ファーザー」 ノミネート リズ・アーメッド「サウンド・オブ・メタル」 チャドウィック・ボーズマン「マ・レイニーのブラックボトム」 ゲイリー・オールドマン「Mank/マンク」 スティーヴン・ユァン「ミナリ」 |
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| 2020 |
ホアキン・フェニックス
「ジョーカー」 ノミネート アントニオ・バンデラス「ペイン・アンド・グローリー」 レオナルド・ディカプリオ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 アダム・ドライバー「マリッジ・ストーリー」 ジョナサン・プライス「2人のローマ教皇」 |
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| 2019 |
ラミ・マレック
「ボヘミアン・ラプソディ」 ノミネート クリスチャン・ベール「バイス」 ブラッドリー・クーパー「アリー/スター誕生」 ウィレム・デフォー「永遠の門 ゴッホの見た未来」 ヴィゴ・モーテンセン「グリーンブック」 |
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| 2018 |
ゲイリー・オールドマン
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」 ノミネート ティモシー・シャラメ「君の名前で僕を呼んで」 ダニエル・デイ・ルイス「ファントム・スレッド」 ダニエル・カルーヤ「ゲット・アウト」 デンゼル・ワシントン「ローマンという名の男」 |
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| 2017 |
ケイシー・アフレック
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 ノミネート アンドリュー・ガーフィールド「ハクソー・リッジ」 ライアン・ゴスリング「ラ・ラ・ランド」 ヴィゴ・モーテンセン「はじまりへの旅」 デンゼル・ワシントン「フェンス」 |
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| 2016 |
レオナルド・ディカプリオ
「レヴェナント: 蘇えりし者」 ノミネート ブライアン・クランストン「トランボ」 マット・デイモン「オデッセイ」 マイケル・ファスベンダー「スティーブ・ジョブズ」 エディ・レッドメイン「リリーのすべて」 |
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| 2015 |
エディ・レッドメイン
「博士と彼女のセオリー」 ノミネート スティーブ・カレル「フォックスキャッチャー」 ブラッドリー・クーパー「アメリカン・スナイパー」 ベネディクト・カンバーバッチ「イミテーション・ゲーム」 マイケル_キートン「バードマン」 |
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| 2014 |
マシュー・マコナヘイ
「ダラス・バイヤーズクラブ」 ノミネート クリスチャン・ベール「アメリカン・ハッスル」 ブルース・ダーン「ネブラスカ」 レオナルド_ディカプリオ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」 キウェテル・イジョフォー「それでも夜は明ける」 |
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| 2013 |
ダニエル・デイ・ルイス
「リンカーン」 ノミネート ブラッドリー・クーパー「世界にひとつのプレイブック」 ヒュー・ジャックマン「レ・ミゼラブル」 ホアキン・フェニックス「ザ・マスター」 デンゼル・ワシントン「フライト」 |
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| 2012 |
ジャン・デュジャルダン
「アーティスト」 ノミネート デミアン・ビチル「明日を継ぐために」 ジョージ・クルーニー「ファミリー・ツリー」 ゲイリー・オールドマン「裏切りのサーカス」 ブラッド・ピット「マネーボール」 |
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| 2011 |
コリン・ファース
「英国王のスピーチ」 ノミネート ハビエル・バルデム「ビューティフル」 ジェフ・ブリッジス「トゥルー・グリット」 ジェシー・アイゼンバーグ「ソーシャル・ネットワーク」 ジェームズ・フランコ「127時間」 |
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| 2010 |
ジェフ・ブリッジス
「クレイジー・ハート」 ノミネート ジョージ・クルーニー「マイレージ、マイライフ」 コリン・ファース「シングルマン」 モーガン_フリーマン「インビクタス」 ジェレミー・レナー「ハート・ロッカー」 |
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| 2009 |
ショーン・ペン
「ミルク」 ノミネート リチャード・ジェンキンス「扉をたたく人」 フランク・ランジェラ「フロスト×ニクソン」 ブラッド・ピット「ベンジャミン・バトン」 ミッキー・ローク「レスラー」 |
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| 2008 |
ダニエル・デイ・ルイス
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」 ノミネート ジョージ・クルーニー「フィクサー」 ジョニー・デップ「スウィーニー・トッド」 トミー・リー・ジョーンズ「告発のとき」 ヴィゴ・モーテンセン「イースタン・プロミス」 |
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| 2007 |
フォレスト・ウィテカー
「ラストキング・オブ・スコットランド」 ノミネート レオナルド・ディカプリオ「ブラッド・ダイヤモンド」 ライアン・ゴスリング「ハーフネルソン」 ピーター・オトゥール「ヴィーナス」 ウィル・スミス「幸せのちから」 |
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| 2006 |
フィリップ・シーモア・ホフマン
「カポーティ」 ノミネート テレンス・ハワード「ハッスル&フロウ」 ヒース・レジャー「ブロークバック・マウンテン」 ホアキン・フェニックス「ウォーク・ザ・ライン」 デヴィッド・ストラザーン「グッドナイト&グッドラック」 |
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| 2005 |
ジェイミー・フォックス
「Ray/レイ」 ノミネート ドン・チードル「ホテル・ルワンダ」 ジョニー・デップ「ネバーランド」 レオナルド・ディカプリオ「アビエイター」 クリント・イーストウッド「ミリオンダラー・ベイビー」 |
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| 2004 |
ショーン・ペン
「ミスティック・リバー」 ノミネート ジョニー・デップ「パイレーツ・オブ・カリビアン1」 ベン・キングズレー「砂と霧の家」 ジュード・ロウ「コールド マウンテン」 ビル・マーレイ「ロスト・イン・トランスレーション」 |
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| 2003 |
エイドリアン・ブロディ
「戦場のピアニスト」 ノミネート ニコラス・ケイジ「アダプテーション」 マイケル・ケイン「愛の落日」 ダニエル・デイ・ルイス「ギャング・オブ・ニューヨーク」 ジャック・ニコルソン「アバウト・シュミット」 |
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| 2002 |
デンゼル・ワシントン
「トレーニング・デイ」 ノミネート ラッセル・クロウ「ビューティフル・マインド」 ショーン・ペン「アイ・アム・サム」 ウィル・スミス「ALI アリ」 トム・ウィルキンソン「イン・ザ・ベッドルーム」 |
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| 2001 |
ラッセル・クロウ
「グラディエーター」 ノミネート ハビエル・バルデム「夜になるまえに」 トム・ハンクス「キャスト・アウェイ」 エド・ハリス「ポロック 2人だけのアトリエ」 ジェフリー・ラッシュ「クイルズ」 |
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| 2000 |
ケヴィン・スペイシー
「アメリカン・ビューティー」 ノミネート ラッセル・クロウ「インサイダー」 リチャード・ファーンズワース「ストレイト・ストーリー」 ショーン・ペン「ギター弾きの恋」 デンゼル・ワシントン「ザ・ハリケーン」 |
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| 1999 |
ロベルト・ベニーニ
「ライフ・イズ・ビューティフル」 ノミネート トム・ハンクス「プライベート・ライアン」 イアン・マッケラン「ゴッド・アンド・モンスター」 ニック・ノルティ「白い刻印」 エドワード・ノートン「アメリカン・ヒストリーX」 |
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| 1998 |
ジャック・ニコルソン
「恋愛小説家」 ノミネート マット・デイモン「グッド・ウィル・ハンティング」 ロバート・デュヴァル「The Apostle」 ピーター・フォンダ「木洩れ日の中で」 ダスティン・ホフマン「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」 |
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| 1997 |
ジェフリー・ラッシュ
「シャイン」 ノミネート トム・クルーズ「ザ・エージェント」 レイフ・ファインズ「イングリッシュ・ペイシェント」 ウディ・ハレルソン「ラリー・フリント」 ビリー・ボブ・ソーントン「スリング・ブレイド」 |
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| 1996 |
ニコラス・ケイジ
「リービング・ラスベガス」 ノミネート リチャード・ドレイファス「陽のあたる教室」 アンソニー・ホプキンス「ニクソン」 ショーン・ペン「デッドマン・ウォーキング」 マッシモ・トロイージ「イル・ポスティーノ」 |
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| 1995 |
トム・ハンクス
「フォレスト・ガンプ」 ノミネート モーガン・フリーマン「ショーシャンクの空に」 ナイジェル・ホーソーン「英国万歳!」 ポール・ニューマン「ノーバディーズ・フール」 ジョン・トラボルタ「パルプ・フィクション」 |
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| 1994 |
トム・ハンクス
「フィラデルフィア」 ノミネート ダニエル・デイ・ルイス「父の祈りを」 ローレンス・フィッシュバーン「TINA ティナ」 アンソニー・ホプキンス「日の名残り」 リーアム・ニーソン「シンドラーのリスト」 |
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| 1993 |
アル・パチーノ
「セント・オブ・ウーマン」 ノミネート ロバート・ダウニー・Jr.「チャーリー」 クリント・イーストウッド「許されざる者」 スティーヴン・レイ「クライング・ゲーム」 デンゼル・ワシントン「マルコムX」 |
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| 1992 |
アンソニー・ホプキンス
「羊たちの沈黙」 ノミネート ウォーレン・ベイティ「バグジー」 ロバート・デ・ニーロ「ケープ・フィアー」 ニック・ノルティ「サウス・キャロライナ」 ロビン・ウィリアムズ「フィッシャー・キング」 |
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| 1991 |
ジェレミー・アイアンズ
「運命の逆転」 ノミネート ケビン・コスナー「ダンス・ウィズ・ウルブズ」 ロバート・デ・ニーロ「レナードの朝」 ジェラール・ドパルデュー「シラノ・ド・ベルジュラック」 リチャード・ハリス「ザ・フィールド」 |
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| 1990 |
ダニエル・デイ・ルイス
「マイ・レフトフット」 ノミネート ケネス・ブラナー「ヘンリー五世」 トム・クルーズ「7月4日に生まれて」 モーガン・フリーマン「ドライビング Miss デイジー」 ロビン・ウィリアムズ「いまを生きる」 |
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| 1989 |
ダスティン・ホフマン
「レインマン」 ノミネート ジーン・ハックマン「ミシシッピー・バーニング」 トム・ハンクス「ビッグ」 エドワード・ジェームズ・オルモス「落ちこぼれの天使たち」 マックス・フォン・シドー「ペレ」 |
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| 1988 |
マイケル・ダグラス
「ウォール街」 ノミネート ウィリアム・ハート「ブロードキャスト・ニュース」 マルチェロ・マストロヤンニ「黒い瞳」 ジャック・ニコルソン「黄昏に燃えて」 ロビン・ウィリアムズ「グッドモーニング, ベトナム」 |
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| 1987 |
ポール・ニューマン
「ハスラー2」 ノミネート デクスター・ゴードン「ラウンド・ミッドナイト」 ボブ・ホスキンス「モナリザ」 ウィリアム・ハート「愛は静けさの中に」 ジェームズ・ウッズ「サルバドル」 |
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| 1986 |
ウィリアム・ハート
「蜘蛛女のキス」 ノミネート ハリソン・フォード「刑事ジョン・ブック 目撃者」 ジェームズ・ガーナー「マーフィのロマンス」 ジャック・ニコルソン「女と男の名誉」 ジョン・ヴォイト「暴走機関車」 |
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| 1985 |
F・マーリー・エイブラハム
「アマデウス」 ノミネート ジェフ・ブリッジス「スターマン」 アルバート・フィニー「火山のもとで」 トム・ハルス「アマデウス」 サム・ウォーターストン「キリング・フィールド」 |
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| 1984 |
ロバート・デュバル
「テンダー・マーシー」 ノミネート マイケル・ケイン「リタと大学教授」 トム・コンティ「Reuben, Reuben」 トム・コートネイ「ドレッサー」 アルバート・フィニー「ドレッサー」 |
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| 1983 |
ベン・キングズレー
「ガンジー」 ノミネート ダスティン・ホフマン「トッツィー」 ジャック・レモン「ミッシング」 ポール・ニューマン「評決」 ピーター・オトゥール「My Favorite Year」 |
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| 1982 |
ヘンリー・フォンダ
「黄昏」 ノミネート ウォーレン・ベイティ「レッズ」 バート・ランカスター「アトランティック・シティ」 ダドリー・ムーア「ミスター・アーサー」 ポール・ニューマン「スクープ 悪意の不在」 |
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| 1981 |
ロバート・デ・ニーロ
「レイジング・ブル」 ノミネート ロバート・デュヴァル「パパ」 ジョン・ハート「エレファント・マン」 ジャック・レモン「マイ・ハート マイ・ラブ」 ピーター・オトゥール「スタントマン」 |
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| 1980 |
ダスティン・ホフマン
「クレイマー・クレイマー」 ノミネート ジャック・レモン「チャイナ・シンドローム」 アル・パチーノ「ジャスティス」 ロイ・シャイダー「オール・ザット・ジャズ」 ピーター・セラーズ「チャンス」 |
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| 1979 |
ジョン・ヴォイト
「帰郷」 ノミネート ウォーレン・ベイティ「天国から来たチャンピオン」 ゲイリー・ビジー「バディ・ホリー・ストーリー」 ロバート・デ・ニーロ「ディア・ハンター」 ローレンス・オリヴィエ「ブラジルから来た少年」 |
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| 1978 |
リチャード・ドライファス
「グッバイガール」 ノミネート ウディ・アレン「アニー・ホール」 リチャード・バートン「エクウス」 マルチェロ・マストロヤンニ「特別な一日」 ジョン・トラボルタ「サタデー・ナイト・フィーバー」 |
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| 1977 |
ピーター・フィンチ
「ネットワーク」 ノミネート ロバート・デ・ニーロ「タクシードライバー」 ジャンカルロ・ジャンニーニ「セブン・ビューティーズ」 ウィリアム・ホールデン「ネットワーク」 シルベスター・スタローン「ロッキー」 |
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| 1976 |
ジャック・ニコルスン
「カッコーの巣の上で」 ノミネート ウォルター・マッソー「サンシャイン・ボーイズ」 アル・パチーノ「狼たちの午後」 マクシミリアン・シェル「The Man in the Glass Booth」 ジェームズ・ホイットモア「Give 'em Hell, Harry!」 |
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| 1975 |
アート・カーニー
「ハリーとトント」 ノミネート アルバート・フィニー「オリエント急行殺人事件」 ダスティン・ホフマン「レニー・ブルース」 ジャック・ニコルソン「チャイナタウン」 アル・パチーノ「ゴッドファーザー2」 |
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| 1974 |
ジャック・レモン
「セイヴ・ザ・タイガー」 ノミネート マーロン・ブランド「ラストタンゴ・イン・パリ」 ジャック・ニコルソン「さらば冬のかもめ」 アル・パチーノ「セルピコ」 ロバート・レッドフォード「スティング」 |
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| 1973 |
マーロン・ブランド
「ゴッドファーザー」 ノミネート マイケル・ケイン「探偵スルース」 ローレンス・オリヴィエ「探偵スルース」 ピーター・オトゥール「The Ruling Class」 ポール・ウィンフィールド「サウンダー」 |
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| 1972 |
ジーン・ハックマン
「フレンチ・コネクション」 ノミネート ピーター・フィンチ「日曜日は別れの時」 ウォルター・マッソー「コッチおじさん」 ジョージ・C・スコット「ホスピタル」 チャイム・トポル「屋根の上のバイオリン弾き」 |
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| 1971 |
ジョージ・C・スコット
「パットン大戦車軍団」 ノミネート メルヴィン・ダグラス「父の肖像」 ジェームズ・アール・ジョーンズ「ボクサー」 ジャック・ニコルソン「ファイブ・イージー・ピーセス」 ライアン・オニール「ある愛の詩」 |
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| 1970 |
ジョン・ウェイン
「勇気ある追跡」 ノミネート リチャード・バートン「1000日のアン」 ダスティン・ホフマン「真夜中のカーボーイ」 ピーター・オトゥール「チップス先生さようなら」 ジョン・ヴォイト「真夜中のカーボーイ」 |
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| 1969 |
クリフ・ロバートソン
「まごころを君に」 ノミネート アラン・アーキン「愛すれど心さびしく」 アラン・ベイツ「フィクサー」 ロン・ムーディー「オリバー!」 ピーター・オトゥール「冬のライオン」 |
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| 1968 |
ロッド・スタイガー
「夜の大捜査線」 ノミネート ウォーレン・ベイティ「俺たちに明日はない」 ダスティン・ホフマン「卒業」 ポール・ニューマン「暴力脱獄」 スペンサー・トレイシー「招かれざる客」 |
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| 1967 |
ポール・スコフィールド
「わが命つきるとも」 ノミネート アラン・アーキン「アメリカ上陸作戦」 リチャード・バートン「バージニア・ウルフなんかこわくない」 マイケル・ケイン「アルフィー」 スティーブ・マックイーン「砲艦サンパブロ」 |
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| 1966 |
リー・マーヴィン
「キャット・バルー」 ノミネート リチャード・バートン「寒い国から帰ったスパイ」 ローレンス・オリヴィエ「オセロ」 ロッド・スタイガー「質屋」 オスカー・ウェルナー「愚か者の船」 |
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| 1965 |
レックス・ハリソン
「マイ・フェア・レディ」 ノミネート リチャード・バートン「ベケット」 ピーター・オトゥール「ベケット」 アンソニー・クイン「その男ゾルバ」 ピーター・セラーズ「博士の異常な愛情」 |
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| 1964 |
シドニー・ポワチエ
「野のユリ」 ノミネート アルバート・フィニー「トム・ジョーンズの華麗な冒険」 リチャード・ハリス「孤独の報酬」 レックス・ハリソン「クレオパトラ」 ポール・ニューマン「ハッド」 |
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| 1963 |
グレゴリー・ペック
「アラバマ物語」 ノミネート バート・ランカスター「終身犯」 ジャック・レモン「酒とバラの日々」 マルチェロ・マストロヤンニ「イタリア式離婚狂想曲」 ピーター・オトゥール「アラビアのロレンス」 |
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| 1962 |
マクシミリアン・シェル
「ニュールンベルグ裁判」 ノミネート シャルル・ボワイエ「ファニー」 ポール・ニューマン「ハスラー」 スペンサー・トレイシー「ニュールンベルグ裁判」 スチュアート・ホイットマン「愛の絆」 |
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| 1961 |
バート・ランカスター
「エルマー・ガントリー」 ノミネート トレヴァー・ハワード「息子と恋人」 ジャック・レモン「アパートの鍵貸します」 ローレンス・オリヴィエ「寄席芸人」 スペンサー・トレイシー「風の遺産」 |
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| 1960 |
チャールトン・ヘストン
「ベン・ハー」 ノミネート ローレンス・ハーヴェイ「年上の女」 ジャック・レモン「お熱いのがお好き」 ポール・ムニ「The Last Angry Man」 ジェームズ・ステュアート「或る殺人」 |
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| 1959 |
デヴィッド・ニーヴン
「旅路」 ノミネート トニー・カーティス「手錠のまゝの脱獄」 ポール・ニューマン「熱いトタン屋根の猫」 シドニー・ポワチエ「手錠のまゝの脱獄」 スペンサー・トレイシー「老人と海」 |
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| 1958 |
アレック・ギネス
「戦場にかける橋」 ノミネート マーロン・ブランド「サヨナラ」 アンソニー・フランシオサ「夜を逃れて」 チャールズ・ロートン「情婦」 アンソニー・クイン「野生の息吹き」 |
|
| 1957 |
ユル・ブリンナー
「王様と私」 ノミネート ジェームズ・ディーン「ジャイアンツ」 カーク・ダグラス「炎の人ゴッホ」 ロック・ハドソン「ジャイアンツ」 ローレンス・オリヴィエ「リチャード三世」 |
|
| 1956 |
アーネスト・ボーグナイン
「マーティ」 ノミネート ジェームズ・キャグニー「情欲の悪魔」 ジェームズ・ディーン「エデンの東」 フランク・シナトラ「黄金の腕」 スペンサー・トレイシー「日本人の勲章」 |
|
| 1955 |
マーロン・ブランド
「波止場」 ノミネート ハンフリー・ボガート「ケイン号の叛乱」 ビング・クロスビー「喝采」 ジェームズ・メイソン「スタア誕生」 ダン・オハーリー「ロビンソン漂流記」 |
|
| 1954 |
ウィリアム・ホールデン
「第17捕虜収容所」 ノミネート マーロン・ブランド「ジュリアス・シーザー」 リチャード・バートン「聖衣」 モンゴメリー・クリフト「地上より永遠に」 バート・ランカスター「地上より永遠に」 |
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| 1953 |
ゲイリー・クーパー
「真昼の決闘」 ノミネート マーロン・ブランド「革命児サパタ」 カーク・ダグラス「悪人と美女」 ホセ・フェラー「赤い風車」 アレック・ギネス「ラベンダー・ヒル・モブ」 |
|
| 1952 |
ハンフリー・ボガート
「アフリカの女王」 ノミネート マーロン・ブランド「欲望という名の電車」 モンゴメリー・クリフト「陽のあたる場所」 アーサー・ケネディ「Bright Victory」 フレドリック・マーチ「セールスマンの死」 |
|
| 1951 |
ホセ・フェラー
「シラノ・ド・ベルジュラック」 ノミネート ルイス・カルハーン「The Magnificent Yankee」 ウィリアム・ホールデン「サンセット大通り」 ジェームズ・ステュアート「ハーヴェイ」 スペンサー・トレイシー「花嫁の父」 |
|
| 1950 |
ブロデリック・クロフォード
「オール・ザ・キングスメン」 ノミネート カーク・ダグラス「チャンピオン」 グレゴリー・ペック「頭上の敵機」 リチャード・トッド「命ある限り」 ジョン・ウェイン「硫黄島の砂」 |
|
| 1949 |
ローレンス・オリヴィエ
「ハムレット」 ノミネート リュー・エアーズ「ジョニー・ベリンダ」 モンゴメリー・クリフト「山河遥かなり」 ダン・デイリー「When My Baby Smiles at Me」 クリフトン・ウェッブ「愉快な家族」 |
|
| 1948 |
ロナルド・コールマン
「二重生活」 ノミネート ジョン・ガーフィールド「ボディ・アンド・ソウル」 グレゴリー・ペック「紳士協定」 ウィリアム・パウエル「ライフ・ウィズ・ファーザー」 マイケル・レッドグレイヴ「Mourning Becomes Electra」 |
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| 1947 |
フレドリック・マーチ
「我等の生涯の最良の年」 ノミネート ローレンス・オリヴィエ「ヘンリィ五世」 ラリー・パークス「ジョルスン物語」 グレゴリー・ペック「子鹿物語」 ジェームズ・ステュアート「素晴らしき哉, 人生!」 |
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| 1946 |
レイ・ミランド
「失われた週末」 ノミネート ビング・クロスビー「聖メリーの鐘」 ジーン・ケリー「錨を上げて」 グレゴリー・ペック「王国の鍵」 コーネル・ワイルド「楽聖ショパン」 |
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| 1945 |
ビング・クロスビー
「我が道を往く」 ノミネート シャルル・ボワイエ「ガス燈」 バリー・フィッツジェラルド「我が道を往く」 ケーリー・グラント「None but the Lonely Heart」 アレクサンダー・ノックス「ウィルソン」 |
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| 1944 |
ポール・ルーカス
「ラインの監視」 ノミネート ハンフリー・ボガート「カサブランカ」 ゲイリー・クーパー「誰が為に鐘は鳴る」 ウォルター・ピジョン「キュリー夫人」 ミッキー・ルーニー「町の人気者」 |
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| 1943 |
ジェームズ・キャグニー
「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」 ノミネート ロナルド・コールマン「心の旅路」 ゲイリー・クーパー「打撃王」 ウォルター・ピジョン「ミニヴァー夫人」 モンティ・ウーリー「The Pied Piper」 |
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| 1942 |
ゲイリー・クーパー
「ヨーク軍曹」 ノミネート ケーリー・グラント「愛のアルバム」 ウォルター・ヒューストン「悪魔の金」 ロバート・モンゴメリー「幽霊紐育を歩く」 オーソン・ウェルズ「市民ケーン」 |
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| 1941 |
ジェームズ・ステュアート
「フィラデルフィア物語」 ノミネート チャールズ・チャップリン「独裁者」 ヘンリー・フォンダ「怒りの葡萄」 レイモンド・マッセイ「エイブ・リンカーン」 ローレンス・オリヴィエ「レベッカ」 |
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| 1940 |
ロバート・ドーナット
「チップス先生さようなら」 ノミネート クラーク・ゲーブル「風と共に去りぬ」 ローレンス・オリヴィエ「嵐が丘」 ミッキー・ルーニー「青春一座」 ジェームズ・ステュアート「スミス都へ行く」 |
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| 1939 |
スペンサー・トレイシー
「少年の町」 ノミネート シャルル・ボワイエ「カスバの恋」 ジェームズ・キャグニー「汚れた顔の天使」 ロバート・ドーナット「城砦」 レスリー・ハワード「ピグマリオン」 |
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| 1938 |
スペンサー・トレイシー
「我は海の子」 ノミネート シャルル・ボワイエ「征服」 フレドリック・マーチ「スタア誕生」 ロバート・モンゴメリー「夜は必ず来る」 ポール・ムニ「ゾラの生涯」 |
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| 1937 |
ポール・ムニ
「科学者の道」 ノミネート ゲイリー・クーパー「オペラハット」 ウォルター・ヒューストン「孔雀夫人」 ウィリアム・パウエル「襤褸と宝石」 スペンサー・トレイシー「桑港」 |
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| 1936 |
ヴィクター・マクラグレン
「男の敵」 ノミネート クラーク・ゲーブル「戦艦バウンティ号の叛乱」 チャールズ・ロートン「戦艦バウンティ号の叛乱」 ポール・ムニ「Black Fury」 フランチョット・トーン「戦艦バウンティ号の叛乱」 |
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| 1935 |
クラーク・ゲーブル
「或る夜の出来事」 ノミネート フランク・モーガン「The Affairs of Cellini」 ウィリアム・パウエル「影なき男」 |
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| 1934 |
チャールズ・ロートン
「ヘンリー八世の私生活」 ノミネート レスリー・ハワード「Berkeley Square」 ポール・ムニ「仮面の米国」 |
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| 1932 |
【タイ(同点)】 ウォーレス・ビアリー 「チャンプ」 フレドリック・マーチ 「ジキル博士とハイド氏」 ノミネート アルフレッド・ラント「近衛兵」 |
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| 1931 |
ライオネル・バリモア
「自由の魂」 ノミネート アドルフ・マンジュー「犯罪都市」 ジャッキー・クーパー「スキピイ」 リチャード・ディックス「シマロン」 フレドリック・マーチ「名門芸術」 |
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| 1930 |
ジョージ・アーリス
「ディズレーリ」 ノミネート ジョージ・アーリス「緑の女神」 ウォーレス・ビアリー「ビッグ・ハウス」 モーリス・シュヴァリエ「チゥインガム行進曲」「ラヴ・パレード」 ロナルド・コールマン「ブルドッグ・ドラモンド」「曳かれゆく男」 ローレンス・ティベット「悪漢の唄」 |
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| 1930 |
ワーナー・バクスター
「懐しのアリゾナ」 ノミネート ジョージ・バンクロフト「サンダーボルト」 チェスター・モリス「アリバイ」 ポール・ムニ「The Valiant」 ルイス・ストーン「The Patriot」 |
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| 1929 |
エミール・ヤニングス
「最後の命令」「肉体の道」 ノミネート リチャード・バーセルメス「獄中日記」「熱血拳闘手」 |
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主演男優賞では、ダニエル・デイ・ルイスが過去に3度受賞し、最多記録を保持しています。(オスカー・ウォッチ編集部)
(2020年代 | 2010年代↓)
| 部門 | 受賞(2026) |
|---|---|
| 主演男優賞賞 |
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| 部門 | ノミネート(2026) |
|---|---|
| 主演男優賞ノミネート |
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エイドリアン・ブロディ(ブルータリスト)対ティモシー・シャラメ(名もなき者)の事実上の一騎打ちと見られた。ブロンディが受賞すれば2度目の受賞。シャラメが受賞すれば29歳での受賞で、ブロディが保持する最年受賞少記録(29歳)を、誕生月の差で数か月分上回るとして注目された。
前哨戦では、ブロディがほぼ連戦連勝。それに辛うじて対抗していたのが、コールマン・ドミンゴ(シンシン)だった。だが、配給会社サーチライトの巧みなキャンペーンもあって「名もなき者」が賞レースをにぎわせるようになると、主演であるシャラメも勢いづいた。「デューン 砂の惑星」シリーズでも堂々たる主演を張るシャラメは時代の寵児。世論の盛り上がりも後押しして、前哨戦の最後を飾るSAGアワード(俳優組合賞)では、シャラメが勝った。
しかし、そう簡単に世論になびかないのがオスカーだ。無名の俳優たちが山ほど加盟するSAGとは違い、一流の実績を持つ映画人だけが投票するのがオスカーであり、とりわけ主要部門ともなれば、芸術的観点からの厳しい精査にさらされる。シャラメによるボブ・ディラン像の造形は確かに素晴らしいが、波乱万丈の移民の半生を満身創痍でグロテスクに演じきったブロディの生々しさには及ばなかった。
それにしても、ブロディのオスカー受賞スピーチはあまりにも長く、評判が悪かった。
| 部門 | 受賞(2025) |
|---|---|
| 主演男優賞 |
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| 部門 | ノミネート(2025) |
|---|---|
| 主演男優賞ノミネート |
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| 主演男優賞 | ||
|---|---|---|
| 年 | 受賞 | ノミネート |
| 2024 |
キリアン・マーフィー
「オッペンハイマー」
パラドックスに満ち、組み合わせパズルのように複雑なオッペンハイマー氏の人物像を、抜群の説得力でリアルに造形。 大げさな表現に頼ることなく、ストーリーに自然に溶け込み、伝記ドラマの歴史的な傑作誕生の立役者となった。 脇役から主役へ悪役スケアクロウを演じた「バットマン」3部作のほか、「インセプション」「ダンケルク」といったノーラン監督の名作を脇役として支えてきた。 繊細、知的、大胆、ときに不気味。キャラクターの性質や心情を巧みに伝えるスキルは、ようやくめぐってきた主役の座で存分に発揮された。「28日後」で大ブレイク1976年、アイルランドの教育者の家系に生まれた。 10代はロック少年。20歳で地元劇団の舞台に初出演。 英国人監督ダニー・ボイル氏のゾンビ映画「28日後」(2002年)の配役担当の目に留まり、主役に大抜擢された。 華奢で夢想的な雰囲気が作品に見事にマッチし、映画の成功とともに世界的なブレイクを果たした。目力(めぢから)で圧倒「バットマン・ビギンズ」(2005年)のオーディションでは希望する主人公の役を逃したが、その「目力(めぢから)」に圧倒されたノーラン監督は、悪役としての起用を決めたという。【作品説明へ】 【前哨戦での受賞】 ・SAGアワード(俳優組合賞) ・英国アカデミー賞 ・ゴールデングローブ賞(ドラマ部門) ・ワシントン批評家賞 ・アトランタ批評家賞 ・フェニックス批評家賞 ・フィラデルフィア批評家賞 ・セントルイス批評家賞 <受賞スピーチ▼> 動画集を開く▼<登場シーンなど▼><ゴールデングローブ賞の受賞スピーチ▼> <昔の歌唱シーン▼> <バットマンでの登場シーン▼> <「28日後」での登場シーン▼> <「オッペンハイマー」出演者3人のインタビュー▼> |
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| 2023 |
ブレンダン・フレイザー
「ザ・ホエール」
過食で体重270キロになった中年教師を演じた。54歳で演技派としての見事なカムバック。 かつて冒険アクション大作「ハムナプトラ」3部作(1999年~2008年)の主人公として大成功を収めた。オスカー作品賞「クラッシュ」でも渋い脇役を演じた。 しかし、その後、うつ病や離婚などが重なり活動が停滞。ハリウッド映画界の第一線から遠ざかった。 2021年に出演した「クライム・ゲーム」(スティーヴン・ソダバーグ監督)は批評家に好評だったが、話題にならなかった。 状況が激変したのは、2022年9月のベネチア国際映画祭。本作「ザ・ホエール」が出品されると、鬱積した感情を抱える中年ならではの演技に称賛の声が集まった。 その後の賞レースでは、若手オースティン・バトラーらと一進一退の星取ゲームを展開した。 続き▼フレイザーがかつて主催団体トップによるセクハラ問題を告発したゴールデングローブ賞では、バトラーに敗れた。しかし、重要度が高いクリティック・チョイス賞とSAGアワードでは勝利し、米国内での支持の厚さを示した。迎えたオスカーでは、同じくカムバック劇が話題となった助演男優賞のキー・ホイ・クァンとともに、栄冠を手にした。 【前哨戦での受賞】 ・SAGアワード(俳優組合賞) ・クリティック・チョイス賞 ・ネバダ批評家賞 ・ハリウッド批評家賞 <受賞スピーチ▼> |
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| 2022 |
ウィル・スミス
「ドリームプラン」
3度目のノミネートにして初の受賞。過去に「ALI アリ」(2001年)、「幸せのちから」(2006年)でノミネートされた。黒人として5人目の主演男優賞。 女子テニスの世界トップに君臨した米国人ウィリアムズ姉妹の実在の父親を演じた。 アクの強さやひょうひょうとした立ち振る舞いを見事に再現。 同時に、スミスらしい茶目っ気を加えることで、観客にとって親しみやすいキャラクターを造形した。 自らプロデューサーの一人としても名をつらね、後見役のウィリアムズ姉妹らとともにプロジェクトを推進した。劇場公開と同時にネット配信されたことで、俳優たちの受け取る歩合報酬が減ったことから、自分のギャラの一部を他の出演者たちに回したという逸話もある。 前哨戦では、序盤の評論家系アワードでカンバーバッチに連敗していたが、記者系のゴールデングローブ賞で勝利。その後の映画業界人が選ぶ賞では連勝した。前哨戦での受賞スピーチも「さすがに上手い」と好意的に受け止められた。 受賞当時53歳。俳優歴32年。ラッパーとして芸能活動を開始し、俳優業に進出した。 「インデペンデンス・デイ」「メン・イン・ブラック」などの歴史的ヒット作を含め、 長年の超ドル箱スターとして業界への貢献度は申し分なかった。 オスカーはベテラン勢が有利であることを加味すれば、受賞は確実と予想されていた。 ところが、せっかくのオスカーで授賞式でコメディアンのジョークに立腹し、 生放送中に壇上で殴打する暴行事件を起こし、キャリアが一気にどん底に落ちることとなった。 「ビンタ事件」の顛末▼授賞式でウィル・スミスは、妻の病気を揶揄(やゆ)するジョークを飛ばしたコメディアンのクリス・ロック(57歳)に激怒。 ステージに駆け上がってビンタを食らわすという事件が起きた。 アカデミー賞の歴史に残る残念な出来事となった。 10年間の出席禁止に授賞式の後、スミスは映画芸術科学アカデミーから、今後10年間にわたる授賞式への出入り禁止処分を受けた。アカデミー会員の資格返上にも追い込まれた。 クリス・ロック殴られたクリス・ロック(コメディアン)はこの日、「ドキュメンタリー賞」の発表者(プレゼンター)として登壇していた。ロックは全米トップ級の人気コメディアンであり、アカデミー賞の司会(ホスト)も過去2回務めている(歴代の司会者→)。毒舌系で知られる。 脱毛症をネタにロックは受賞者を読み上げる前のトークで、招待席に座っていたセレブたちをいじるジョークを展開。その中で、スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスに向かって「ジェイダ好きだよ。『GIジェーン 2』が楽しみだね」(Jada, I love you! "GI Jane 2", can't wait to see it. Alright?)と冗談を飛ばした。 ムッとするジェイダこれは、ジェイダが脱毛症のため髪を短くしていることを揶揄(やゆ)するものだった。人の病気を笑いのネタにするジョークであり、会場では笑いが起きたものの、聞いていたジェイダ本人がムッとするのがテレビ中継でも映し出された。隣のスミスは笑顔だったが、この後席を立ち、壇上へと向かった。身長188cmで強靭な肉体を持つスミスによる殴打シーンは、平手とはいえ、強いインパクトを与えた。 放送禁止用語を絶叫スミスはクリス・ロックにビンタをした後、席に戻り、放送禁止用語を用いながら、壇上のロックに「妻の名前を出すな!」と叫んだ。 日本のWOWOWを含む一部の国のテレビ放送局は、この暴言を無音声に切り替えずそのまま放送。お茶の間に衝撃を与えた。 受賞スピーチにも批判その後、スミスは主演男優賞を受賞した。受賞スピーチでは、ビンタ行為について泣きながら弁明した。しかし、自分の行為をむしろ正当化しようとする内容だったと受け止められ、米国内では批判が多く出た。殴ったクリス・ロックに対する謝罪も、この時点ではなかった。(スミスの受賞スピーチ動画→) 退場を拒否主催団体「映画芸術科学アカデミー」の声明によると、暴力行為の後、主催者側がスミスに退場を求めたが、スミスは拒否した。 警察が駆けつけるまた、授賞式のテレビ番組プロデューサーが後日ABC放送のインタビュー(動画→)で語ったところによると、現場にはロサンゼルス市警察(LAPD)が駆け付けた。 被害届を出さず警察は控室に戻ったクリス・ロックに対して、「スミス逮捕」を選択肢の一つとして提示した。そのうえで、被害届を出す意向があるか尋ねた。これに対して、クリス・ロックは被害届に否定的だったという。 映画の主人公キャラが非難声明授賞式の後、スミスの受賞作となった「ドリームプラン」で主人公のモデルとなったリチャード・ウィリアムズ(テニスのウィリアムズ姉妹の父親)は「自衛でもない限り、人を殴る行為は許されない」とする非難声明を出した。 授賞式でのスミスの受賞発表時の拍手喝采(スタンディング・オベーション)とはうってかわって、他の芸能人からも批判的なコメントが相次いだ。 パーティ動画の拡散も痛手に式典後のパーティでオスカー像を片手に上機嫌で歌って踊るスミスの動画が拡散したことで、さらに印象が悪くなった。 コメディアンに対する許容範囲が広いアメリカでは、日本と比べてジョークに対する許容範囲がはるかに広い。 ふだんは問題視されるような発言でも、コメディアンがジョークの一環として口にすると、許される風潮がある。(ただ、人種差別などにつながるようなジョークは厳しく対処される)。 発言はあまり問題視されず将来的には脱毛ネタのたジョークもデリケートに扱われるようになるのかも知れないが、この時点ではほとんど問題視されなかった。 授賞式への出席を10年間禁止アカデミーはスミスに対して、10年間にわたって授賞式への出席を禁止する処分を下した。また、スミスはアカデミー会員を辞任した。 ショーのチケットがバカ売れ事件を受けて、クリス・ロックの米国ツアーの人気はうなぎ上りとなった。アカデミーも声明でクリスに謝罪するとともに、異様な事態を冷静かつ巧みに収拾してくれたことに感謝の意を表わした。 作品説明を開く▼観客支持率トップの98%大多数の観客が称賛する一作。ロッテン・トマトの一般観客の評価スコアは候補作の中でトップの98%。実在の父親がモデルテニスの世界トップに君臨した姉妹(姉ビーナス・ウィリアムズ、妹セリーナ・ウィリアムズ)の父親の姿を描く。実話をベースにしている。オスカーになじみやすい家族物語であり、スポーツもの。 本年度の作品賞ノミネートの中で、最もアメリカン・ドリーム的なストーリーとなった。主人公リチャード・ウィリアムズはテニスの素人ながら、娘2人に幼少期からテニスを徹底指導。 娘が力をつけてくると、 経済的に貧しかったにもかかわらず、強引なやり方で超一流のコーチをつけることに成功し、鮮烈なプロデビューへと導いた。 伝説的な姉妹の大活躍の土台をつくった熱血パパとして知られる。 裕福な白人層が中心だった米国テニス界に風穴を開けた存在でもある。 「王様」のような立ち振る舞い本作は、リチャードの独特な「子育て法」に焦点があてられている。 目先のゲームや一時的な活躍よりも、娘たちの長期的な成功を優先させ、学問や人格形成を重視した教育に邁進する。 一方で、破天荒で独善的な態度により、周囲と様々な軋轢(あつれき)を起こしていく。 その立ち振る舞いはまるで「王様」。映画の原題も「王様リチャード(King Richard)」になっている。低所得層の苦闘少数派人種や低所得層の苦労・努力がテーマの一つ。 家族の団結や厚い信仰心もしっかりと描写されている。 米国で重視されがちな価値観が前面に出ており、 変化球のかたまりのような「パワー・オブ・ザ・ドッグ」とは対照的。一般観客が入りやすい作品であることが、作品賞レースで有利に働く可能性がある。 ただ、称賛の嵐の中で、「ややありがちな映画」との声も。監督は無名の若手主演ウィル・スミスの熱演に加えて、 助演女優賞ノミネートの妻役アーンジャニュー・エリスが、限られた見せ場で観客の心をわしづかみにした。 監督はほぼ無名の若手レイナルド・マーカス・グリーンが務めたが、名演出と堅実なまとめぶりが光る。 臨場感のあるテニスシーンも好評。ワーナーの「配信重視」路線米国では劇場公開と同時にネット配信された。 配給会社ワーナーが自社の配信サービス「HBOマックス」の加入者を増やすため、 2021年のすべての映画を「ネット同時公開」としたためだ。 この方針をめぐっては、映画界から強い反発が出た。 このため、本作は「親劇場派(反ネット配信業者派)」の票の受け皿としてやや説得力に欠ける面があった。【あらすじ】米国ロサンゼルス近郊の貧困地区コンプトンで暮らすリチャードはある日、 テレビで女子テニス選手が巨額の賞金を受け取るのを見て、 自分たちも娘をもうけ、彼女たちをプロテニス選手に育てることを決意する。 独自の教育論に基づく約80ページの「プラン(計画書)」を作成。 そのプランに基づいて夫婦で娘たちにテニスを教え始める。<受賞スピーチ▼> 【配信:アマゾン】 予告編→ インタビュー付き予告→ 作品一覧(wiki)→ |
※2022年の全部門→ |
| 2021 |
アンソニー・ホプキンス
「ファーザー」
83歳での栄冠。アカデミー賞の最高齢受賞の記録を塗り替えた。 1992年に「羊たちの沈黙」で同じ部門を受賞して以来29年ぶり2度目。 ノミネートは、助演部門を含めると今回で6度目だった。 アルツハイマーの高齢者を演じた。 自らの存在が足元から崩れる恐怖や怒り、葛藤といった複雑な感情を見事に表現した。 長いキャリアの中でも最高級と称賛された。 当初は、大腸がんで亡くなったチャドウィック・ボーズマンが最有力と予想されていたが、 賞レース終盤でホプキンスが英国アカデミー賞を獲るなど、追い上げた。 英国人。シェークスピア劇の出身。 <受賞スピーチ↓> |
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| 2020 |
ホアキン・フェニックス
「ジョーカー」
初のオスカー獲得。過去に「グラディエーター」「ウォーク・ザ・ライン」「ザ・マスター」でノミネートされた。 作品「ジョーカー」に対しては好き嫌いがはっきり分かれたが、フェニックスの演技に対しては賛美一色となった。 1974年生まれ。 父親はガーデニング会社経営、母親は活動家だった。 5歳のとき、兄リバー・フェニックスとともにテレビ番組に出演し、芸能界デビュー。5歳年上のリバーは翌年の映画「スタンド・バイ・ミー」で大ブレーク。1988年の「旅立ちの時」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたるなど、10代にして大スターとなった。 ホアキンも、1989年のロン・ハワード監督「バックマン家の人々」に助演として出演し、期待の若手として称賛された。 1993年、リバーが薬物過剰摂取で死亡する。その夜、フェニックスはリバーと行動を共にしており、助けを求めて911番通報したのもフェニックスだった。 1995年、ニコール・キッドマン主演の「誘う女」で、キッドマンから誘惑される高校生役を演じ、称賛を浴びる。「メンタルが脆弱なヤバい男」を演じたら、ピカイチであることが明らかになった。 そして2000年、リドリー・スコット監督の「グラディエーター」で、極めてヤバい悪役を熱演。アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。オスカー史上初めて演技部門における兄弟ノミネートとなった。 <受賞スピーチ▼> |
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| 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 |
| 主演男優賞 | ||
|---|---|---|
| 年 | 受賞 | ノミネート |
| 2019 | ラミ・マレック
「ボヘミアン・ラプソディ」
クイーンのフレディ・マーキュリーを演じた。アラブ人で初の主演男優賞となった。 往年のクイーンファンもうならせる見事な演技。 映画の爆発的な成功の立役者となった。 カリフォルニア州トーランス生まれ。両親はエジプトからの移民。家ではアラビア語を話しながら育った。 高校1年のとき弁論部に所属していたが、その語り口を見た担当教師から一人芝居の大会に参加するよう勧められる。それが、演技との出会いだった。大学では演劇を専攻した。 卒業後はハリウッドでバイトをしながら俳優のオーディションを受けまくり、2004年にテレビドラマ「ギルモア・ガールズ」でちょい役を与えられた。2006年の「ナイト・ミュージアム」で脇役として映画デビューを果たした。 2015年にテレビドラマ「ミスター・ロボット」で主役の座をゲット。精神障害を持つキャラを見事に演じ、エミー賞などの主演男優賞を獲得。これが大ブレークとなり、本作で主人公のフレディ・マーキュリー役を得ることにつながった。 マーキュリー役を演じるにあたり、マレックはロンドンに移住。専門コーチから方言や動きを学び、ピアノと歌のレッスンも受けた。映画の最大の見せ場となる1985年のライブの動画は、YouTubeで1500回以上視聴したという。 <受賞スピーチ▼> |
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| 2018 | ゲイリー・オールドマン
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
ナチスドイツに勝利した英国の偉大な首相チャーチルを演じた。 役作りに1年以上費やした。リサーチで資料を読み、ニュースの素材を何度も何度も繰り返して見て、手の使い方、歩き方、声の使い方などを徹底的に研究。自分なりのチャーチル像を作り上げた。 自らメーキャップ担当として指名した日本出身の辻一弘とタッグを組み、チャーチルに大変身した。 1958年、英ロンドン生まれ。演劇学校を卒業後、劇団活動に参加。 1986年の映画「シド・アンド・ナンシー」でパンクバンド、セックス・ピストルズのシド・ビシャス役を演じて注目された。 また、サッカー・フーリガンなどを演じ、観客を震撼させる名悪役として脚光を浴びた。 1990年代はハリウッドに進出。「レオン」(1994年)の悪徳刑事のような、感情をむき出しにした激しい役柄で印象を残した。「蜘蛛女」(1993年)の、女にへらへらしたちょいワルの警官役も好評。 一時スランプはあったものの、2000年代に入ると「ハリー・ポッター」シリーズで人気者に。、 2011年の「裏切りのサーカス」ではスパイを演じアカデミー賞に初ノミネート。 静かな強さと知性を秘めた演技をみせた。東西冷戦をスパイとして生き抜いてきた年輪を見事に表現。渋くて枯れた色気が共感を呼んだ。 本作「ウィンストン・チャーチル」は、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツがヨーロッパ全土で猛威を振るうなか、英国首相に就任したチャーチルが下した究極の決断に迫る。実話を基に描く感動の歴史エンターテインメント。ジョー・ライト監督 <受賞スピーチ▼> |
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| 2017 |
ケイシー・アフレック
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
ベン・アフレックの弟。 喪失感に苦しむアルコール依存症の孤独な男を演じた。 静かで獰猛で厳格な演技。驚くべき没入ぶりで、心の傷や感情の崩壊、その抑制を表現した。 その名演と、優れた台本が相乗効果を発揮し、 主人公の複雑な心の軌跡に寄り添う秀作となった。 過去の悲劇に耐えられず、地元を離れた男が帰郷し、再び悲劇と向き合う物語。 監督のケネス・ロナーガンは、脚本賞を受賞した。 1975年、マサチューセッツ州生まれ。 母親の友人が配役師だったため、幼少期からテレビ出演。 ニコール キッドマン主演の「誘う女」(1995年)で映画デビューを果たした。 兄ベンが親友マット・デイモンと共同でシナリオを書き、オスカー脚本賞に輝いた「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」(1997年)にも脇役で出た。 2007年の西部劇「ジェシー・ジェームズの暗殺」で、演技派の役者としてブレイクスルーを果たした。 精神的に不安定で肉体的には華奢な弱い男を好演。心の変化をねっとりと演じて不気味さを漂わせた。 オスカー助演男優賞にノミネートされた。 本作マンチェスター・バイ・ザ・シーは当初、俳優マット・デイモンの監督・主演で企画が進められていた。 しかし、デイモンは自身のスケジュールの都合でプロデュースに専念し、監督を脚本のロナーガンに譲った。 主演は親友であるベン・アフレックの弟ケイシーを抜てきした。 <受賞スピーチ▼> |
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| 2016 | レオナルド・ディカプリオ
「レヴェナント 蘇えりし者」
人気、実力ともに世界トップ級の名優が、ついにオスカーを獲得した。 4度目のノミネートで初の受賞。1994年に「ギルバート・グレイプ」で初ノミネート。歴史的大ヒットとなった1998年の「タイタニック」ではノミネートから漏れたが、その後も一級の演技派としてのキャリアを築き、2014年にも「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で狂気じみた薬物中毒のペテン師を熱演し、ノミネートされたばかりだった。(ノミネート歴→) 受賞当時41歳。 本作では、野性的でダイナミックな演技が称賛された。言葉よりも肉体で表現し、新境地を開いた。 撮影では体を極限まで酷使した。カナダやアルゼンチンのロケでは気温がマイナス40度に及ぶなど常に極限状態。それでも自ら川に飛び込み、雪に埋まり、裸になった。 格闘シーンで顔面にパンチを受けて鼻を骨折したが、最後まで演じきった。 先住民と白人、先住民の部族同士が殺し合う開拓時代のアメリカの実話にもとづく。狩猟中に熊にノドを裂かれ、置き去りにされたハンター(ディカプリオ)の復讐(ふくしゅう)の旅を描く物語。 授賞式では名前がアナウンスされた瞬間、興奮気味に母親と抱擁した。 <受賞スピーチ▼> |
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| 2015 | エディ・レッドメイン
「博士と彼女のセオリー」
筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患い「車いすの天才科学者」として知られる英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士に扮した。 少しずつ病状が悪化する身体的変化と心の葛藤を熱演。 歩行ができなくなり、やがて声を失ってもユーモアを忘れず、家族を慈しむ天才博士に成り切った。 病状の細かな進行度チャートを作って演じ分けたという。 ALSの診療所に通い、40人前後の患者と交流した。 初の主演映画での見事な栄冠だった。受賞時33歳。 1982年、ロンドンの銀行家の家庭に生まれた。 子供のころから演技が好きで、11歳の時、サム・メンデス演出のミュージカル「オリバー!」に出演した。 英国の名門イートン校に通学。ウィリアム王子は同級生だった。 ケンブリッジ大学では芸術史を専攻した。卒業後、すぐに劇団「グローブ座」の舞台に立った。 受賞スピーチでは「このオスカー像は、世界中でALSと闘う人々、ホーキング博士と家族のものです」と述べ、像を抱きしめた。 当時73歳だったホーキング博士はFacebookで「よくやった、君を誇らしく思うよ」と祝った。 レッドメインは翌年、「リリーのすべて」で再び主演男優賞にノミネートされた。 <受賞スピーチ▼> |
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| 2014 | マシュー・マコナヘイ
「ダラス・バイヤーズクラブ」
実在のエイズ患者を演じた。 ロデオと酒と女遊びに溺れる毎日を送っていた男が、エイズで余命30日と宣告される。 独学でエイズについて学び、国内で手に入る治療薬の効果に疑問を抱き、海外の薬に目を付ける。 未承認の薬を取り寄せる会を結成し、生き延びを図る。 生きることを決して諦めないタフな男の生き様を表現。 熱情あふれる演技は、まさに鬼気迫るものがあった。 前半と後半でキャラが大きく変化。 無節操で刹那的なマッチョが奮起し、猛勉強を重ねて他のエイズ患者たちに道を拓いていく姿が観客の心を掴んだ。 それまでマッチョな役が多かったが、本作では21キロの減量をして撮影に臨んだ。やせた腹にベルトが食い込んだシルエットが印象的。 米テキサス州生まれ。テキサス大で映画を学び、在学中にインディペンデント映画「バッド・チューニング」(1993年)に出演、高評価を受ける。 卒業後、有名なウィリアム・モリス・エージェンシーと契約し、「ボーイズ・オン・ザ・サイド」(1995年)に出演。続く「評決のとき」(1996年)では野心に燃える若き弁護士を好演。大型新人の登場に、米各誌はポール・ニューマン、マーロン・ブランドの再来と絶賛した。 2000年代に入ると、「ウェディング・プランナー」「10日間で男を上手にフル方法」「恋するレシピ」などのロマンチック・コメディに相次いで出演。商業的な成功を達成した。一方で、超大作の冒険活劇「サハラ」は大コケした。 2012年の「マジック・マイク」で男のストリッパー役を演じ、再び高評価を得た。 同時期に公開された「バーニー/みんなが愛した殺人者」などインデペンデント作品でも好演し、 演技の幅が広い実力派として再び注目を集めるようになった。 そして迎えた2013年。「ダラス・バイヤーズクラブ」と、 脇役として出演した「ウルフ・オブ・ウォールストリート」によって、 絶賛を集めた。 主演男優賞レースでは、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で共演したレオナルド・ディカプリオもノミネートされていた。 授賞式で名前を呼ばれたマコノヒーは、天を仰いだ後に立ちあり、ディカプリオのもとに歩み寄って抱き合った。 <受賞スピーチ▼> |
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| 2013 | ダニエル・デイ・ルイス
「リンカーン」
3度目の主演男優賞という前人未踏の偉業を達成した。 1990年「マイ・レフトフット」、2008年「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に続く栄冠。 映画史に名が深く刻まれることとなった。。 米国の歴史上最も尊敬される大統領リンカーンを、深い陰影で演じた。 南北戦争を終結に導き、奴隷解放を実現させようと憲法改正を訴え、議会で苦闘する姿を真摯に熱演。 生身の人間として見せることに成功した。 見た目は肖像画のリンカーン大統領そっくり。しゃべり方や歩き方もこうだっただろうと思わせる。 スティーブン・スピルバーグ監督から10年前に依頼を受けたが、その時は固辞した。 6年後、大統領暗殺までの最後の4カ月に絞られた修正版の脚本を読んで引き受けた。 「これなら面白いと思った」という。 2007年の2度目の受賞後、出演したのは本作を含め2本だけ。 心身を削る徹底した役作りで知られる。日常生活から離れ「役と秘密を共有できるようになるまで」一体化しようとするためだ。撮影期間中はカメラが回っていない時もリンカーン大統領のアクセントで話し続け、監督を含め撮影クルーに「ミスター大統領」と呼ばせた。 1957年、英国ロンドン生まれ。父は王室の桂冠(けいかん)詩人セシル・デイルイス。母は俳優で、祖父は映画プロデューサー。学校で演技を学んだ。 受賞スピーチ→ |
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| 2012 | ジャン・デュジャルダン
「アーティスト」
フランス人初の主演男優賞。 サイレント(無声)映画での受賞。1920~30年代ハリウッドの大スター、ダグラス・フェアバンクスそっくりに、トーキー(有声映画)を嫌った俳優を演じた。言葉の代わりに豊かでユーモラスな身体表現で観客の心をつかんだ。 賞レースでは、母国フランスのカンヌ国際映画祭で男優賞を獲得。 米国の賞レースでも、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットといった大人気スターをおさえ、連勝を続けた。 1972年生まれ。 パリのコメディークラブで俳優としてスタートした。仏のテレビのホームコメディーに出て人気者に。 受賞スピーチ→ |
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| 2011 | コリン・ファース
「英国王のスピーチ」
吃音(きつおん)の英国王ジョージ6世の役柄。 スピーチの専門家の指導を受けながら、悩みを克服していく姿を表現し、共感を呼んだ。 受賞時50歳。スピーチでは「これがキャリアのピークだね」と切り出し、笑わせた。 1960年、英ハンプシャー州生まれ。幼いころ、ナイジェリアや米国でも過ごした。早くから俳優を目指し、ロンドンで演劇を学ぶ。1984年の英映画「アナザー・カントリー」で銀幕デビュー。 知的な演技派として手堅い人気を得てきた。2001年の「ブリジット・ジョーンズの日記」や2008年の「マンマ・ミーア!」などの人気作でおなじみになった。 2009年の「シングルマン」ではベネチア国際映画祭の男優賞を受賞。オスカーにもノミネートされた。 <受賞スピーチ▼> |
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| 2010 | ジェフ・ブリッジズ
「クレイジー・ハート」
5度目のノミネートにして初のオスカー受賞を果たした。 かつて絶大な人気を誇りながら、今や落ち目のカントリー歌手の役。 泥酔してステージに上がり、舞台袖で嘔吐(おうと)。だらしない姿やたるんだ体をさらけ出すなど、人間くさいキャラを哀愁たっぷりに演じた。孤独、頑固、弱さ、そして心境の変化を巧みが表現されている。 ミュージシャンの顔も併せ持つだけに、渋い歌声も魅力。見事なパフォーマンスでカリスマの存在感を示した。 評論家・芝山幹郎は「死んだ魚のような眼を隠さず、傷ついた熊のようにのろのろと歩き、それでもギターを弾く指やしわがれた声にしぶといプライドを漂わせる」と絶賛した。 相手役のマギー・ギレンホールも、カメレオン的な表情の変化を見せ、助演女優賞にノミネートされた。 「土のにおいがする笑顔」が魅力の名優として愛されてきた。 父親は「真昼の決闘」「雨を降らす男」のロイド・ブリッジス、8歳上の兄がボー・ブリッジスという俳優一家。 生後4か月で父親と共に映画に出演し、少年時代は子役として活躍した。 22歳のとき「ラスト・ショー」(1971年)に出演。 テキサスの小さな田舎町のやるせない青春模様を描いたアメリカン・ニューシネマの傑作とされる。 ブリッジスはどうしようもなく退屈な田舎町に生きるやんちゃなアメリカン・ボーイを熱演。 いきなりオスカー助演男優賞にノミネートされた。 1991年のテリー・ギリアム監督の傑作「フィッシャー・キング」、1998年のコーエン兄弟の「ビッグ・リボウスキ」と個性派監督の映画に主演した。 2008年の「アイアンマン」では悪役を演じた。 <受賞スピーチ▼> |
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| 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 | 2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 |
| 主演男優賞 | ||
|---|---|---|
| 年 | 受賞 | ノミネート |
| 2009 | ショーン・ペン (ミルク) 受賞スピーチ→ |
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| 2008 | ダニエル・デイ・ルイス (ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
2度目の受賞。1990年の「マイ・レフトフット」以来、18年ぶり。 この間、1994年に「父の祈りを」、2003年に「ギャング・オブ・ニューヨーク」でノミネートされた。 油田採掘をめぐって富への果てしない欲望に取りつかれた男を生々しく描いた本作。 悪意と狂気にまみれた主人公を、圧倒的な迫力で体現した。 役に徹底的にのめり込み、リアリティーを追求するタイプの俳優。 1994年の主演男優賞にノミネートされた「父の祈りを」では、撮影が始まると、プライベートでも主人公コンロンの話す英領北アイルランドの都市、ベルファスト西部のアクセントの英語を使い続けた。役に関係のない本は一切読まない。食事も刑務所同様の粗末なものしかとらない(その結果、約13.6キロ体重が減った)。主人公のトラウマ(心の傷の軌跡)を理解するため本物の警察の尋問も受けてみたという。 |
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| 2007 | フォレスト・ウィテカー (ラストキング・オブ・スコットランド) |
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| 2006 | フィリップ・シーモア・ホフマン (カポーティ) |
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| 2005 | ジェイミー・フォックス (Ray/レイ) |
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| 2004 | ショーン・ペン (ミスティック・リバー) |
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| 2003 | エイドリアン・ブロディ (戦場のピアニスト) |
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| 2002 | デンゼル・ワシントン (トレーニング・デイ) |
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| 2001 | ラッセル・クロウ (グラディエーター) |
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| 2000 | ケヴィン・スペイシー (アメリカン・ビューティー) |
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| 主演男優賞 | ||
|---|---|---|
| 年 | 受賞 | ノミネート |
| 1929 | エミール・ヤニングス (最後の命令)、(肉体の道) |
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