現時点の作品賞の有力度ランキングです。
- 【作品賞有力候補】
- ワン・バトル・アフター・アナザー
- 罪人たち
- ハムネット
- マーティ・スプリーム
- ウィキッド 永遠の約束
- センチメンタル・バリュー
- シンプル・アクシデント
- ハウス・オブ・ダイナマイト
- ウェポンズ
| 順位 | 有力候補 | |||||||||||||||||||||||
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| 1位 | 「ワン・バトル・アフター・アナザー」 | |||||||||||||||||||||||
名匠ポール・トーマス・アンダーソン(略称:PTA)監督10作目にして初のアクション大作。鬼才監督らしい作家性を発揮しつつも、活劇としてのスリルや濃密なスクリーン体験を堪能できるメインストリーム娯楽作に仕上げた。コミカルな掛け合いや個性的なキャラクター群像も魅力。 追跡と逃走の家族劇レオナルド・ディカプリオ演じる政治テロ犯が、同じ組織内の女性と恋仲になり、娘をもうけて家庭人に。その娘の身が危険にさらされ、救出へと向かう。追跡と逃走の家族劇。 批評家の評価ナンバー1米国で「満点」のレビューを出す批評家が続出。主な評者の得点を平均するメタクリティックのスコアは驚異の95点で、あの「オッペンハイマー」(90点)を軽く乗り越え、PTA自己最高だった「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(93点)を凌ぎ、「ソーシャル・ネットワーク」(96点)、「それでも夜は明ける」(96点)、「パラサイト 半地下の家族」(97点)といった神作レベルの域に迫った。ちなみに、さらに上には「ムーンライト」(99点)などがある。いずれにせよ、本年の主要作品では断トツの批評家ウケの良さ。 <絶賛ポイント>
一般支持率も「マグノリア」以来の高さ一般層の反応も良好で、米映画館の出口調査シネマスコアでAを獲得。ロッテン・トマトの観客支持率は85%で、クセが強めのPTA作品としては長編2作目「ブギーナイツ」(89%)、3作目「マグノリア」(89%)以来の高水準。ただ、肯定一色に近い競合相手「罪人たち」(96%)に比べると、一定割合の否定派は存在する。 政治的な題材作品賞の受賞に向けた焦点の一つになりそうなのは、政治的な題材を扱っていること。ファシストや差別主義者を辛辣かつ滑稽に描いており、世相的にタイムリーだと称賛する声が圧倒的ではある。とはいえ、元極左テロリストが主人公なのは事実で、決して英雄扱いしているわけではないとはいえ、一部の保守層からは「政治プロパガンダ的」との批判も出ている。 物語全体の共感性はもう一つの不透明ポイントは、共感性の度合いだ。劇中に感情を揺さぶるようなシーンは多々あるが、個々のパーツや技術面でなく、物語自体が心の芯にどれだけ刺さるのか、という点。 観客動員は伸びず大手スタジオ(ワーナー)が巨額の製作費と宣伝費を投じ、さらに、メディアの絶賛評が拡散したにもかかわらず観客動員はあまり伸びなかった。公開2週目の興行収入(週末)は初週比50%減で、同6%減で踏みとどまった「罪人たち」との差は明らか。超上質エンタメ作品なのに共鳴の裾野が広がり切らないのは、今の市井の人たちの感性との間に、ある程度のミスマッチがあるからかも。 【評点】
主演:レオナルド・ディカプリオ、チェイス・インフィニティ 助演:ショーン・ペン、ベニシオ・デル・トロ、テヤナ・テイラーほか 製作国:アメリカ 配給会社:ワーナー 長さ:2時間42分 公開日:2025年10月3日(日本) 【製作費】 1億3000万~1億7500万ドル 【予告編▼】 動画集を開く▼<「ビスタビジョン」の魅力▼><劇伴のアルバム再生リスト▼> <挿入歌:スティーリー・ダン「ダーティ・ワーク」▼> <ディカプリオ氏らのレッドカーペット談▼> |
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| 2位 | 「罪人(つみびと)たち」 | |||||||||||||||||||||||
【配信:アマゾン】 ブルース音楽劇1930年代のアメリカ南部の黒人兄弟の挑戦を、ブルースの源流や軌跡と絡めて描く音楽ドラマ活劇(フィクション)。西部劇やホラーの要素を取り入れ、新鮮なアプローチで米現代史の一面を切り取った。 天才クーグラー監督初の完全オリジナルアカデミー作品賞ノミネート「ブラックパンサー」(2018年公開)を若干31歳で撮った天才ライアン・クーグラー監督が、初めて手掛けた完全オリジナル作品。「娯楽性」「芸術性」「商業性」の3点セットを見事に網羅。ストーリーの独創性に加えて、映像や音楽の卓越したクオリティの高さが絶賛された。クーグラー監督のデビュー作から出演し、二人三脚でハリウッド映画界を走り抜いてきたマイケル・B・ジョーダンが主演(双子の兄弟を一人二役)。 批評家の97%、観客の96%が肯定派米国内での評価の高さは、2025年上半期に公開された主要作品の中で圧倒的トップ。映画館の観客の評価を聞き取り調査する「シネマスコア」でホラー映画史上初の「A」を獲得。ロッテン・トマトのスコアは批評家支持率97%、観客支持率96%という鮮やかな両立ぶり。 怒涛のロングラン興行収入も、公開2週目の週末の落ち込みが初週比でわずか6%の下落という驚異的な維持率を達成し、その後も怒涛のロングランを続けた。 重みのあるスケール感オスカーで求められるテーマ性やスケール感という点において過去の受賞作と比べて見劣りしない。前年の作品賞「アノーラ」が軽い路線だったことを勘案すると、米国史のダークサイドとそこから這い上がろうとする民衆パワーを生々しくあぶり出した本作の存在感は無視し難い。 早期公開だった「エブエブ」の再来なるか米国では4月に公開されており、選考までの期間が長いという点で不利。 ただ、3年前のオスカーでは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(エブエブ)」が3月公開ながら作品賞などを獲った例もある。一般ファンからの持続的な支持の熱さという点で、「エブエブ」にひけをとらない。 米国史を映す本作は、1932年の南部ミシシッピ州を舞台に、「奴隷解放」後の黒人たちの苦悩、希望、躍動が描かれてている。 「奴隷解放」後の黒人南北戦争(1861~1865年)で南軍が敗れ、奴隷解放宣言が行われた後も、黒人たちは農園主から住居や農具を与えられ、収穫した綿花の約半分の収益を支払う小作人として働くことになった。ところが、小作人は、衣類や食料を買うため生活費を農園主から前借りしなければならず、経済的に支配され続けた。 綿摘みのメッカ「デルタ地域」主人公の黒人兄弟が生まれたデルタは、ミシシッピ川とヤズー川に挟まれた肥沃(ひよく)な地帯で、19世紀からプランテーションが広がり、黒人奴隷が綿摘み労働を担ってきた。 黒人の起業本作の物語は、故郷デルタを離れシカゴで荒稼ぎしてきた双子の黒人兄弟が、地元に戻ってきたところからスタートする。蓄えた資金で「ジューク・ジョイント」と呼ばれる酒場の開業を計画する兄弟。立ち上げに必要な場所や人材の確保へと動き出す。 演奏小屋「ジューク・ジョイント」ジューク・ジョイントは、当時アングラ的に流行した黒人の社交場(ダンスホール)で、1930年代にデルタ地域の農園近くや街道沿いに点在していた。歌やギターが得意な小作人たちは、仕事の後にジューク・ジョイントで腕前を披露したという。演目はもちろん、黒人の農園労働者らに歌い継がれてきた「ブルース」。初期ブルース(デルタ・ブルース)を代表する伝説的な奏者兼歌手チャーリー・パットンも、綿摘みなどの農作業をしながら、ジューク・ジョイントでブルースを演奏していたと言われる。 見事な音楽シーンブルースはジューク・ジョイントを媒介に、デルタ地帯からメンフィス、セントルイス、シカゴへと北上。ジャズやロックなど現代ポピュラー音楽の源になるのだが、本作ではその歴史的な広がりが、卓越した音楽シーンで鮮やかに表現されている。 黒人霊歌もともと米国の黒人音楽といえばゴスペルが主流だった。アフリカ大陸から奴隷船で運ばれてきたアフリカ系アメリカ人たちは、自らの土着文化を否定されたが、奴隷として暴力や絶望に苦しむなかで独自の黒人霊歌を生み出し、天国での救済を唄うようになった。それがゴスペル(聖歌)として発展した。 世俗的で快楽的な「悪魔の音楽」南北戦争で奴隷制度が撤廃された後も、人種差別は終わらず。黒人たちに失望が広がり、その憂うつ(ブルー)な気分を世俗的な歌詞とサウンドで正直に表現したのが「ブルース」だった。神にささげるゴルペルとは対局をなす世俗的な歌詞と快楽的なリズムやノリ。プロテスタントなどの信仰深い人たちからすると、音楽による陶酔は悪魔の誘惑であり、「悪魔の音楽」「罪人たちの歌」と呼ばれた。禁酒法による統制も加わり、酒場でブルースにのって足を踏み鳴らしたり、踊り狂ったりするような人々は堕落の象徴とされた。 少年ミュージシャンと吸血鬼本作は、そんな「堕落文化」に胸を躍らせる人々の姿を活写する。その象徴として、牧師の息子ながらブルース音楽家を志す少年ミュージシャン(主人公の従弟)が準主役として登場。父親から「悪魔の音楽をやめろ!」と叱責されつつも、天才的なギター演奏と歌声で人々を熱狂させる。そのサウンドの魔力が、招かれざる客(吸血鬼)を引き寄せることとなり、大きな騒動へと発展する。少年の成長物語としても魅力たっぷりだ。 【ノミネートが有力な部門】
主演:マイケル・B・ジョーダン(ブラックパンサー、クリード) 脚本:ライアン・クーグラー 公開日:2025年6月20日(日本)、2025年4月18日(米国) 製作国:アメリカ 制作会社:米プロキシミティ・メディア(ライアン・クーグラーの会社) 米国配給会社:ワーナー 長さ:2時間17分 影響を受けた作品「フロム・ダスク・ティル・ドーン」 【評点】
北米:2.7億ドル (→) 【製作費】 9000万ドル 【予告編▼】 動画集を開く▼<サントラPV▼><音楽シーン(クリップ)▼> <サントラのアルバム▼> <劇伴のアルバム再生リスト▼> <メイキング映像▼> <伝説のブルース奏者兼歌手、バディ・ガイのライブ映像▼> |
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| 3位 | 「ハムネット」 | |||||||||||||||||||||||
大泣きの観客が続出2021年オスカーの作品賞&監督賞に輝いた「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督の4年ぶりの新作。大泣きの観客が続出。トロント国際映画祭で観客賞に輝いた。 シェイクスピアの妻アグネス
英国の劇作家シェイクスピアの妻アグネス(アン)を主人公とするフィクション物語。2020年に発表された作家マギー・オファーレルの小説が原作。
「感情的結びつきの強さ」が絶賛「感情的結びつきの強さ」が絶賛された。 本作で主人公アグネスは、病弱な息子ハムネットを失い、悲嘆に沈む母として描かれる。 彼女の視点に寄り添い、深い同情や共感を観客に呼び起こす。 悲しみにとどまるだけでなく、それを超えて美しいもの(芸術)を生み出す力へとつなげる姿が、深い感動を与える。 【ノミネートが有力な部門】
主演:ジェシー・バックリー 助演:ポール・メスカルほか 脚本:マギー・オファーレル(原作者)、クロエ・ジャオ 原作:小説『ハムネット』(2020年、マギー・オファーレル著) 公開日:2025年11月27日(米国) 製作国:イギリス、アメリカ 言語:英語 米国配給会社:フォーカス 長さ:2時間5分 【前哨戦での受賞】 ・トロント国際映画祭 観客賞 【評点】
【予告編▼】 動画集を開く▼<テルライド映画祭での監督挨拶▼> |
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| 4位 | 「マーティ・スプリーム」 | |||||||||||||||||||||||
伝説的な卓球選手(マーティ・リースマン)の人生から着想を得た物語。本年度のA24イチオシ。 これまでコンビで「アンカット・ダイヤモンド」などを手掛けてきたサフディ兄弟の弟のほうであるジョシュ・サフディの初の監督作。 野心的なスポーツ映画2025年10月6日、ニューヨーク映画祭(NYFF)で秘密上映が行われ、一部の批評家やメディアらに初披露された。 反応は好意的で、「期待以上」「野心作」といった評価が目立った。 ティモシー・シャラメの演技は「キャリア最高」「この役のために生まれてきたようだ」などと絶賛された。 卓球映画ならではのラリーの打球音や観客のざわめきによるリズム感も好評。とくに中盤まではサフディ作品らしい切迫したテンポと緊張感が全開となる。 ただ、否定派はかなり少数ではあるが、「感情移入が難しい」「キャラクター描写が断片的」「後半で展開がゆるむ」との声がある。 卓球ハスラー(勝負師)物語りのモデルとなったマーティ・リースマン(1930年~2012年)は、1949年と1952年の世界選手権シングル部門で銅メダルに輝いた人物。 12歳のころに卓球クラブに通い、年上相手に少額を賭けてプレーするギャンブル試合を展開。「卓球ハスラー」として有名になった。 【ノミネートが有力な部門】
主演:ティモシー・シャラメ 助演:グウィネス・パルトローほか 脚本:ロナルド・ブロンスタイン、ジョシュ・サフディ 公開日:2025年12月25日(米国) 製作国:アメリカ 米国配給会社:A24 製作費:7000万ドル (A24配給作品としては「シビル・ウォー」(2024年)の5000万ドルを上回り過去最高) 【評点】
【予告編▼】 動画集を開く▼<モデルとなったマーティ・リースマンのインタビュー▼><試合(1949年、世界選手権)▼> |
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| 4位 | 「ウィキッド 永遠の約束」 | |||||||||||||||||||||||
米国での先行試写において、極めて好意的な評価を受けた。多くの批評家が「前作を超えた」「壮大で心を揺さぶるフィナーレ」などと絶賛。ブロードウェイの舞台版を単に踏襲せず、前作「パート1」よりもキャラクターの葛藤や成長をより深く描く構成や演出などが高く評価されている。
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| 6位 | 「センチメンタル・バリュー」 | |||||||||||||||||||||||
じんわり染みる大人映画疎遠になっていた父と娘2人の再会と確執を描く家族ドラマ。じんわり染みる大人な一作。アカデミー賞脚本賞にノミネートされた「わたしは最悪」と同じ監督&脚本コンビ&主演女優。ヨアキム・トリアー監督の自伝的な要素を取り入れたという。 「語りたい」父と「語られたくない」娘かつて映画監督として名声を高めた父親(ステラン・スカルスガルド)が、自分の家族の歴史を映画化しようとする試みが描かれる。父と娘(レナータ・ラインスヴァ)が、それぞれ「語りたい」「語られたくない」という立場。これにより父娘の断絶が浮き彫りになり、同時に対話の場を作り出す。「親子関係」「人の記憶」をテーマに据えつつ、「映画(創作活動)を通じて語る」こと自体を物語の命題に取り込んだ。 抑制的・内省的に見せるこの「劇中劇」的な構成が、優れた演技と演出の力によって説得力を持ち、批評家や映画ファンから称賛された。キャラクターの感情を抑制的・内省的に見せながら、徐々に溢れ出すような変化を描くスタンスも高評価。 「感情的価値」なお、題名の「センチメンタル・バリュー」には、「個人の記憶や家族の思い出が持つ感情的価値」「映画制作という行為が持つ感情的価値」といった複層的な意味が込められているようだ。 【ノミネートが有力な部門】
主演:エル・ファニング(「名もなき者」「マレフィセント」など) 脚本:エスキル・フォクト(ノルウェー人、「わたしは最悪」など )、ヨアキム・トリアー 製作国:ノルウェー、仏、独、デンマーク 言語:ノルウェー語 米国配給会社:ネオン 長さ:2時間15分 【前哨戦での受賞】 ・カンヌ国際映画祭 2位(グランプリ賞) 【評点】
【予告編▼】 動画集を開く▼<カンヌのレッドカーペット▼> |
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| 7位 | 「シンプル・アクシデント」 | |||||||||||||||||||||||
※イランを代表する監督の一人で、イラン政府の思想的な弾圧を受けてきたパナヒ監督が、自己資金と欧州の映画会社の出資で製作。 ある男の運転する車が犬にぶつかったところから始まるスリラー。車の運転手が、かつて自分を拷問した政府関係者に似ていると感じた主人公が、大胆な行動に出る。 【ノミネートが有力な部門】
公開日:2025年11月14日(日本)、10月24日(米国) 製作国:イラン、フランス、ルクセンブルク 米国配給会社:ネオン 長さ:1時間45分 言語:ペルシア語 【前哨戦での受賞】 ・カンヌ国際映画祭 1位 パルムドール(最高賞) 【評点】
【予告編▼】 動画集を開く▼<カンヌのレッドカーペット><アルジャジーラ報道> |
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| 9位 | 「ハウス・オブ・ダイナマイト」 | |||||||||||||||||||||||
※Netflixオリジナル作品。米国を標的として発射された謎の核ミサイルをめぐるサスペンス。「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグロー監督が、「デトロイト」以来8年ぶりにメガホンをとった。
脚本:ノア・オッペンハイム 主演:イドリス・エルバ、レベッカ・ファーガソン 公開日:2025年10月24日(Netflix配信) 製作国:アメリカ 配給会社:Netflix 長さ:1時間52分 【評点】
【予告編▼】 |
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| 10位 | 「ウェポンズ」 | |||||||||||||||||||||||
ありがちな「お約束」を超えるアイデアと実行力が光る超良質ミステリー/ホラー。
独創的なオリジナル作品の魅力を再提示し、「罪人たち」と共に、低調だったハリウッド映画界を底上げした。
主演:ジュリア・ガーナー、ジョシュ・ブローリン 助演:エイミー・マディガンほか 脚本(オリジナル):ザック・クレガー 公開日:2025年11月28日 配給会社:ワーナー 製作費:3800万ドル 長さ:2時間8分 【評点】
北米:1億5200ドル 世界:2億7000万ドル (→) 【予告編▼】 動画集を開く▼<ザック・クレガー監督インタビュー▼>劇伴アルバム▼> <挿入歌:ジョージ・ハリスン「Beware of Darkness」▼> |
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