ノミネート予想一覧

【主要8部門】 作品賞監督賞主演男優賞主演女優賞助演男優賞助演女優賞脚本賞
アニメ賞国際映画賞
【技術系10部門】 撮影賞視覚効果賞配役賞編集賞歌曲賞作曲賞衣装デザイン賞美術賞メイク&ヘア賞音響賞

作品賞

■ 有力度ランキング(現時点)

現時点の作品賞の有力度ランキングです。「ワン・バトル・アフター・アナザー」と「罪人たち」が2強。


順位 有力候補
1位 「ワンバトル・アフターアナザー」
ワン・バトル・アフター・アナザー

名匠ポール・トーマス・アンダーソン(略称:PTA)監督10作目にして初のアクション系大作。大手スタジオ(ワーナー・ブラザース)が投じた200億円規模の予算を、自らの作家性や職人的センスをフルに発揮する方向で使い切り、圧倒的な「映画的快楽」を実現。同時に、自己陶酔型の語り口に陥り過ぎることなく、活劇としてのスリルや政治サスペンスとしての展開も堪能できる娯楽作に仕上げた。コミカルな掛け合いや寓話的なキャラクター群像も魅力。

追跡と逃走の家族劇

レオナルド・ディカプリオ演じる政治テロ犯が、同じ組織内の女性と恋仲になり、娘をもうけて家庭人に。やがてその娘の身が危険にさらされ、救出へと向かう、という逃走&追跡の家族劇。

批評家の評価ナンバー1

米国で「満点」のレビューを出す批評家が続出。主な評者の得点を平均するメタクリティックのスコアは驚異の95点で、あの「オッペンハイマー」(90点)を軽く乗り越え、PTA自己最高だった「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(93点)を凌ぎ、「ソーシャル・ネットワーク」(96点)、「それでも夜は明ける」(96点)、「パラサイト 半地下の家族」(97点)といった神作レベルの域に迫った。ちなみに、さらに上には「ムーンライト」(99点)や「6才のボクが、大人になるまで」(100点)などがある。いずれにせよ、本年の主要作品では断トツの批評家ウケの良さ。

<批評家の絶賛ポイント>

  • ・没入感、緊張感、迫力(とくに後半)
  • ・現代政治風土の描写の鋭さ。豊かな寓話性、風刺。
  • ・主役から端役(はやく)に至るまで全キャストの高度な演技と、それを引き出し、巧く見せる演出

一般支持率も「マグノリア」以来の高さ

一般層の反応もおおむね良好で、米映画館の出口調査シネマスコアで「A」を獲得。ロッテン・トマトの観客支持率は「85%」で、クセが強めのポール・トーマス・アンダーソン作品としては2作目「ブギーナイツ」(89%)、3作目「マグノリア」(89%)以来の高水準となった。ただ、競合相手「罪人たち」(96%)に比べると、一定割合の否定派が存在する。

【前哨戦での受賞】
・クリティック・チョイス賞
・ニューヨーク批評家賞
・ロサンゼルス批評家賞
・シカゴ批評家賞
・ゴールデングローブ賞(コメディ部門)
・米国映画評議会議(ナショナル・ボード・オブ・レビュー/NBR)
・全米映画批評家協会賞(NSFC)=渋め
・サンフランシスコ批評家賞
・アトランタ批評家賞
・ダラス批評家賞
・フロリダ批評家賞
・オースティン批評家賞
・フィラデルフィア批評家賞
・ラスベガス批評家賞
・フェニックス批評家賞
・セントルイス批評家賞
・米南東部批評家賞
・カンザスシティ批評家賞
・ジョージア批評家賞
・ミネソタ批評家賞
・ニュー・ジャージー批評家賞
・トロント国際映画祭
・ゴッサム賞

【ノミネートが有力な部門】
部門 作品賞
監督賞
主演男優賞
 レオナルド・ディカプリオ
主演女優賞
 チェイス・インフィニティ
助演男優賞
 ベニシオ・デル・トロ
助演男優賞
 ショーン・ペン
助演女優賞
 テヤナ・テイラー
脚色賞
撮影賞
編集賞
配役賞
作曲賞
音響賞
メイク&ヘア賞
 監督&脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
 主演:レオナルド・ディカプリオ&チェイス・インフィニティ
 助演:ショーン・ペン、ベニシオ・デル・トロ、テヤナ・テイラーほか
 製作国:アメリカ
 配給会社:ワーナー
 長さ:2時間42分
 公開日:2025年10月3日(日本)
【興行収入】
北米:7061万ドル
世界:2億220万ドル (
【製作費】
1億3000万~1億7500万ドル

【評点】
メタクリティック 95点
最新→
ロッテン・トマト 95%
最新→
IMDB 8.4
最新→
シネマスコア  A
レターボックス 4.3
最新→

【予告編▼】
動画集を開く▼ <「ビスタビジョン」の魅力▼>

<劇伴のアルバム再生リスト▼>

<挿入歌:スティーリー・ダン「ダーティ・ワーク」▼>

<ディカプリオ氏らのレッドカーペット談▼>

2位 「罪人(つみびと)たち」
罪人たち
【配信:アマゾン

ブルース音楽劇

1930年代のアメリカ南部の黒人兄弟の挑戦を、ブルースの源流や軌跡と絡めて描く音楽ドラマ活劇(フィクション)。西部劇やホラーの要素を取り入れ、新鮮なアプローチで米現代史の一面を切り取った。

天才クーグラー監督初の完全オリジナル

アカデミー作品賞ノミネート「ブラックパンサー」(2018年公開)を若干31歳で撮った天才ライアン・クーグラー監督が、初めて手掛けた完全オリジナル作品。「娯楽性」「芸術性」「商業性」の3点セットを見事に網羅。ストーリーの独創性に加えて、映像や音楽の卓越したクオリティの高さが絶賛された。クーグラー監督のデビュー作から出演し、二人三脚でハリウッドの王道を走り抜いてきたマイケル・B・ジョーダンが、一人二役(双子の兄弟)の大主演を務めた。

批評家の97%、観客の96%が肯定派

米国内での評価の高さは、2025年上半期に公開された主要作品の中で圧倒的トップ。映画館の観客の評価を聞き取り調査する「シネマスコア」でホラー映画(実際にはホラー映画だが)として史上初の「A」を獲得。ロッテン・トマトのスコアは批評家支持率97%、観客支持率96%という鮮やかな「両立」ぶり。

怒涛のロングラン

興行収入も公開2週目の週末の落ち込みが初週比でわずか6%の下落という驚異的な維持率を達成し、その後も怒涛のロングランを続けた。

重みのあるスケール感

オスカーで求められるテーマ性やスケール感という点において、過去の作品賞受賞作と比べて見劣りしない。とりわけ前年の作品賞「アノーラ」が軽い路線だったことを勘案すると、米国史のダークサイドとそこから這い上がろうとする民衆パワーを生々しくあぶり出した本作の存在感は無視し難い。

早期公開だった「エブエブ」の再来なるか

米国では4月に公開されており、選考までの期間が長いという点で不利。ただ、3年前のオスカーでは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(エブエブ)」が3月公開ながら作品賞などを獲った例もある。一般ファンと批評家双方からの持続的な支持の熱さという点でも「エブエブ」に匹敵。前哨戦では、先頭を走る「ワン・バトル・アフター・アナザー」の後をぴたりと追い、3番手以下に差をつけている。

続き▼

米国史を映す

本作は、1932年の南部ミシシッピ州を舞台に、「奴隷解放」後の黒人たちの苦悩、希望、躍動が描かれてている。

「奴隷解放」後の黒人

南北戦争(1861~1865年)で南軍が敗れ、奴隷解放宣言が行われた後も、黒人たちは農園主から住居や農具を与えられ、収穫した綿花の約半分の収益を支払う小作人として働くことになった。ところが、小作人は、衣類や食料を買うため生活費を農園主から前借りしなければならず、経済的に支配され続けた。

綿摘みのメッカ「デルタ地域」

主人公の黒人兄弟が生まれたデルタは、ミシシッピ川とヤズー川に挟まれた肥沃(ひよく)な地帯で、19世紀からプランテーションが広がり、黒人奴隷が綿摘み労働を担ってきた。

黒人の起業

本作の物語は、故郷デルタを離れシカゴで荒稼ぎしてきた双子の黒人兄弟が、地元に戻ってきたところからスタートする。蓄えた資金で「ジューク・ジョイント」と呼ばれる酒場の開業を計画する兄弟。立ち上げに必要な場所や人材の確保へと動き出す。

演奏小屋「ジューク・ジョイント」

ジューク・ジョイントは、当時アングラ的に流行した黒人の社交場(ダンスホール)で、1930年代にデルタ地域の農園近くや街道沿いに点在していた。歌やギターが得意な小作人たちは、仕事の後にジューク・ジョイントで腕前を披露したという。演目はもちろん、黒人の農園労働者らに歌い継がれてきた「ブルース」。初期ブルース(デルタ・ブルース)を代表する伝説的な奏者兼歌手チャーリー・パットンも、綿摘みなどの農作業をしながら、ジューク・ジョイントでブルースを演奏していたと言われる。

見事な音楽シーン

ブルースはジューク・ジョイントを媒介に、デルタ地帯からメンフィス、セントルイス、シカゴへと北上。ジャズやロックなど現代ポピュラー音楽の源になるのだが、本作ではその歴史的な広がりが、卓越した音楽シーンで鮮やかに表現されている。

黒人霊歌

もともと米国の黒人音楽といえばゴスペルが主流だった。アフリカ大陸から奴隷船で運ばれてきたアフリカ系アメリカ人たちは、自らの土着文化を否定されたが、奴隷として暴力や絶望に苦しむなかで独自の黒人霊歌を生み出し、天国での救済を唄うようになった。それがゴスペル(聖歌)として発展した。

世俗的で快楽的な「悪魔の音楽」

南北戦争で奴隷制度が撤廃された後も、人種差別は終わらず。黒人たちに失望が広がり、その憂うつ(ブルー)な気分を世俗的な歌詞とサウンドで正直に表現したのが「ブルース」だった。神にささげるゴルペルとは対局をなす世俗的な歌詞と快楽的なリズムやノリ。プロテスタントなどの信仰深い人たちからすると、音楽による陶酔は悪魔の誘惑であり、「悪魔の音楽」「罪人たちの歌」と呼ばれた。禁酒法による統制も加わり、酒場でブルースにのって足を踏み鳴らしたり、踊り狂ったりするような人々は堕落の象徴とされた。

少年ミュージシャンと吸血鬼

本作は、そんな「堕落文化」に胸を躍らせる人々の姿を活写する。その象徴として、牧師の息子ながらブルース音楽家を志す少年ミュージシャン(主人公の従弟)が準主役として登場。父親から「悪魔の音楽をやめろ!」と叱責されつつも、天才的なギター演奏と歌声で人々を熱狂させる。そのサウンドの魔力が、招かれざる客(吸血鬼)を引き寄せることとなり、大きな騒動へと発展する。少年の成長物語としても魅力たっぷりだ。

【ノミネートが有力な部門】
部門 作品賞
監督賞
 ライアン・クーグラー
脚本賞
 ライアン・クーグラー
主演男優賞
 マイケル・B・ジョーダン
助演女優賞
 ウンミ・モサク
撮影賞
編集賞
配役賞
作曲賞
歌曲賞
衣装デザイン賞
美術賞
メイク&ヘア賞
音響賞
 監督:ライアン・クーグラー(ブラックパンサー、クリード)
 主演:マイケル・B・ジョーダン(ブラックパンサー、クリード)
 脚本:ライアン・クーグラー
 公開日:2025年6月20日(日本)
 製作国:アメリカ
 制作会社:米プロキシミティ・メディア(ライアン・クーグラーの会社)
 米国配給会社:ワーナー
 長さ:2時間17分
 影響を受けた作品「フロム・ダスク・ティル・ドーン」
【前哨戦での受賞】
・ワシントン批評家賞
・ボストン批評家賞
・ミシガン批評家賞
・サンディエゴ批評家賞
・テキサス北部批評家賞
・ロンドン批評家賞
・プエルトリコ批評家賞
【評点】
メタクリティック 84点
最新→
ロッテン・トマト 97%(観客96%)
最新→
IMDB 7.6
最新→
シネマスコア  A
レターボックス 4.1
最新→
【興行収入】
北米:2.8億ドル
世界:3.6億ドル (
【製作費】
9000万ドル
【予告編▼】
動画集を開く▼ <サントラPV▼>

<音楽シーン(クリップ)▼>

<サントラのアルバム▼>

<劇伴のアルバム再生リスト▼>

<メイキング映像▼>
<伝説のブルース奏者兼歌手、バディ・ガイのライブ映像▼>

3位 「マーティ・シュプリーム」
マーティ・シュプリーム

米国の伝説的な卓球選手(マーティ・リースマン)の人生から着想を得た物語。本年度のA24イチオシ。 これまでコンビで「アンカット・ダイヤモンド」などを手掛けてきたサフディ兄弟の兄のほうであるジョシュ・サフディの初の単独監督作。

成功への妄執を描く心理劇

単なるスポーツ選手のサクセス・ストーリーではなく、主人公の成功への妄執や自己神格化の暴走までを射程に入れた野心的なキャラクター心理劇として称賛された。『自分は特別だ』という確信に取りつかれた人物を、魅力と危険性の両面から描き出す。主人公が何をしでかすか分からないという意味ではスリラー的で、その緊張感が多くの批評家に支持された。「観客を最初から最後まで高いテンションで引っ張っていく映画体験」だとする声が目立つ。

テンポの良い編集と、試合シーンにおけるカメラワークの切れ味、音楽とリズムの一体感も高く評価されている。

ティモシー・シャラメの演技も称賛された。魅力・嫌悪感・哀しさを同時に抱かせる主人公の複雑なキャラクター造形に成功しており、「この役を演じるために生まれてきたかのようなハマり方」との声も。

卓球ハスラー(勝負師)

着想元となったマーティ・リースマン選手(1930年~2012年)は、1949年と1952年の世界選手権シングル部門で銅メダルに輝いた人物。 12歳のころから卓球クラブに通い始め、年上の選手を相手に金を賭けてプレーするギャンブル試合を展開。「卓球ハスラー」として有名になった。

【ノミネートが有力な部門】
部門 作品賞
監督賞
主演男優賞
 ティモシー・シャラメ
助演女優賞
 オデッサ・アザイオン
脚本賞
編集賞
配役賞
作曲賞
美術賞
 監督:ジョシュ・サフディ
 主演:ティモシー・シャラメ
 助演:グウィネス・パルトローほか
 脚本:ロナルド・ブロンスタイン、ジョシュ・サフディ
 公開日:2026年3月13日(日本)
 製作国:アメリカ
 米国配給会社:A24
 製作費:7000万ドル
(A24配給作品としては「シビル・ウォー」(2024年)の5000万ドルを上回り過去最高)
【評点】
メタクリティック 88点
最新→
ロッテン・トマト 95%
最新→
IMDB 8.1
最新→
レターボックス 4.3
最新→

【予告編▼】
動画集を開く▼ <モデルとなったマーティ・リースマンのインタビュー▼>

<試合(1949年、世界選手権)▼>

4位 「ハムネット」
ハムネット

大泣きの観客が続出

2021年オスカーの作品賞&監督賞に輝いた「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督の4年ぶりの新作。大泣きの観客が続出。トロント国際映画祭で観客賞に輝いた。

シェイクスピアの妻アグネス

英国の劇作家シェイクスピアの妻アグネス(アン)を主人公とするフィクション物語。2020年に発表された作家マギー・オファーレルの小説が原作。
題名「ハムット」は、シェイクスピアの戯曲「ハムット」の初上演の4年前に亡くなった実の息子の名前。シェイクスピアは18歳のときに8つ年上の女性アグネス結婚し、双子の子供(長男ハムネットと長女ジュディス)をもうけたが、ハムネットは12歳で夭逝(ようせい)している。
この史実をベースに、豊かな想像力と大胆な再解釈を加え、長年にわたり「悪妻の典型」と見られてきたアグネスの生き様や夫婦愛、母子愛を描く。ジャオ監督が原作者と共同で脚本を書いた。

「感情的結びつきの強さ」が絶賛

「感情的結びつきの強さ」が絶賛された。 本作で主人公アグネスは、病弱な息子ハムネットを失い、悲嘆に沈む母として描かれる。 彼女の視点に寄り添い、深い同情や共感を観客に呼び起こす。 悲しみにとどまるだけでなく、それを超えて美しいもの(芸術)を生み出す力へとつなげる姿が、深い感動を与える。

【ノミネートが有力な部門】
部門 作品賞
監督賞
主演女優賞
 ジェシー・バックリー
助演男優賞
 ポール・メスカル
脚色賞
撮影賞
配役賞
編集賞
美術賞
作曲賞
衣装デザイン賞
 監督:クロエ・ジャオ
 主演:ジェシー・バックリー
 助演:ポール・メスカルほか
 脚本:マギー・オファーレル(兼原作者)、クロエ・ジャオ
 原作:小説『ハムネット』(2020年、マギー・オファーレル著)
 公開日:2026年4月10日(日本)
 製作国:イギリス、アメリカ
 言語:英語
 米国配給会社:フォーカス
 長さ:2時間5分
【前哨戦での受賞】
・トロント国際映画祭 観客賞
・ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)
【評点】
メタクリティック 85点
最新→
ロッテン・トマト 87%
最新→
IMDB 8.1
最新→
レターボックス 4.2
最新→

【予告編▼】
動画集を開く▼ <テルライド映画祭での監督挨拶▼>

5位 「フランケンシュタイン」
フランケンシュタイン

【配信:ネトフリ

「世界初のSF小説」とも評されるメアリー・シェリーの怪物物語『フランケンシュタイン』(1818年刊)を、「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞している名匠ギレルモ・デル・トロがリメイクした。

「神話的・オペラ的な壮大さ」が高い評価を得た。ややメロドラマ的ではあるが、近年のホラーやSFが「リアリズム」や「ひねり(意外性)」を重視するなか、あえて19世紀文学の「大仰な感情表現(悲嘆、絶望、愛)」をストレートに映像化した点が、称賛された。

『ヘルボーイ』や『シェイプ・オブ・ウォーター』などで、「異形の者への愛」を見せてトロ監督の一つの集大成とも位置づけられている。

デル・トロ監督は、7歳の頃に1931年の映画「フランケンシュタイ」を見て衝撃を受け、それ以来、怪物(クリーチャー)に感情移入し、この物語に取り憑かれてきたという。何年もかけてクリーチャーのデザイン画を描きためたり、脚本の構想を練り続けたりしており、準備期間は実質20〜25年に及ぶとされる。

その構想を実現につなげたのは、Netflixマネーだった。

2018年、デル・トロ監督はNetflixの経営者(テッド・サランドス共同CEO)に対して、自身の「死ぬまでにやりたいことリスト」を提示。開発途中で頓挫していた「ピノッキオ」の完成と、構想段階だった「フランケンシュタイン」の2つを挙げ、協力を求めた。

Netflixはまず「ピノッキオ」計画の救済・再開のための資金を提供。2022年に公開にこぎつけ、オスカーでアニメ賞を受賞するなど成功を収めると、ついにフランケンシュタインの契約を締結。ストリーミング配信作品としては破格の製作費(約180億円)を投じた。

巨大なセット、精巧なアニマトロニクス(機械仕掛けの人形)、特殊メイクなどの物理的な美術造形に多額の資金が充てられ、重厚な映像美が構築された。

なお、監督の過去作と比べた米国での評点の高さは、「パンズ・ラビリンス」「シェイプ・オブ・ウォーター」よりはだいぶ劣り、「ナイトメア・アリー」「ヘルボーイ」と同じくらい。

【ノミネートが有力な部門】
部門 作品賞
監督賞
助演男優賞
 ジェイコブ・エロルディ
脚色賞
撮影賞
美術賞
衣装デザイン賞
メイク&ヘア賞
作曲賞
視覚効果賞
 監督:ギレルモ・デル・トロ
 脚本:ノア・オッペンハイム
 主演:オスカー・アイザック
 助演:ジェイコブ・エロルディ(怪物役)ほか
 公開日:2025年11月7日(Netflix配信)
 製作国:アメリカ
 配給会社:Netflix
 長さ:2時間30分
【製作費】
1.2億ドル
【前哨戦での受賞】
・トロント国際映画祭 観客賞2位
【評点】
メタクリティック 78点
最新→
ロッテン・トマト 85%
最新→
IMDB 7.5
最新→

【予告編▼】
6位 「センチメンタル・バリュー」
センチメンタル・バリュー

美しく内省的な家族劇

ノルウェーを舞台とする家族劇。疎遠になっていた父と娘2人の再会と確執を描く。美しくじんわり染みる内省的な一作。アカデミー賞脚本賞にノミネートされた「わたしは最悪」と同じ監督&脚本&主演。

「撮りたい」父と「演じたくない」娘

かつて映画監督として名声を高めた父親(ステラン・スカルスガルド)が、自分の家族の歴史を映画化しようとする試みが、物語の起点となる。父親は、舞台俳優である娘に主役を演じてもらいたいと申し出るが、娘(レナータ・ラインスヴァ)は拒絶する。家族について「語りたい(撮りたい)」父と、「演じたくない」娘の溝は埋まるのか。「親子関係」をテーマに据えつつ、「映画(創作活動)を通じて自らの人生を語る」あるいは「語り直す」ことの価値や是非を、物語の命題に取り込んだ。

主要キャスト4人の演技パワー

主要キャスト4人の演技の力を最大限に引き出しながら、パーソナルな題材を普遍的な物語として静かに紡いでいく手法が高い評価を得た。内省的でありながら、描かれる葛藤は鋭利で生々しい。「心の内側で静かに爆発する映画」などと絶賛された。

監督の自伝的な要素も

なお、ヨアキム・トリアー監督は本作で自伝的な要素も取り入れたという。父は音響技師、母は短編映画作家、そして何より祖父のエリック・ローシェンは、ノルウェー映画史に名を残す巨匠監督だった。ステラン・スカルスガルド演じる「かつての巨匠監督」という設定には、トリアー監督が見てきた祖父や親の世代が持つ「芸術への絶対的な信念と、それゆえの独善リスク」が色濃く反映されている。同時に、娘役が抱える「巨星すぎる父への複雑な感情とプレッシャー」は、自身の若い頃の心情が投影されているという。

【ノミネートが有力な部門】
部門 作品賞
監督賞
主演女優賞
 レナータ・ラインスヴァ
助演男優賞
 ステラン・スカルスガルド
助演女優賞
 インガ・イブスドッテ・リレオス
脚本賞
編集賞
配役賞
国際映画賞
 監督:ヨアキム・トリアー(ノルウェー人、「わたしは最悪」など )
 脚本:エスキル・フォクト(ノルウェー人、「わたしは最悪」など )、ヨアキム・トリアー
 主演:レナータ・ラインスヴァ(ノルウェー人、「わたしは最悪」など )
 助演:ステラン・スカルスガルド、インガ・イブスドッテ・リレオス、エル・ファニング(「名もなき者」「マレフィセント」など)
 公開日:2026年2月20日(日本)
 製作国:ノルウェー、仏、独、デンマーク
 言語:ノルウェー語(一部英語)
 米国配給会社:ネオン
 長さ:2時間15分
【前哨戦での受賞】
・カンヌ国際映画祭 2位(グランプリ賞)
・ボストン批評家賞 非英語作品賞
・ワシントン批評家賞 国際映画賞
・ダラス批評家賞 外国語映画賞
・ジョージア批評家賞 国際映画賞
・サンフランシスコ批評家賞 脚本賞
【評点】
メタクリティック 86点
最新→
ロッテン・トマト 97%
最新→
IMDB 7.9
最新→
レターボックス 4.2
最新→

【予告編▼】
動画集を開く▼ <カンヌのレッドカーペット▼>

7位 「トレイン・ドリームズ」
トレイン・ドリームズ

【配信:ネトフリ

前年「シンシン」で絶賛された監督&脚本家による静かな一作。制作会社もシンシンと同じBlack Bearだが、今回はNetflixがサンダンス映画祭で配給権を獲った。

鉄道敷設や森林伐採に汗を流し、家族を愛しながら、19世紀終盤から20世紀のアメリカを静かに歩み続けた「普通の労働者」の生涯を描いた。 大きな時代のうねりに対して無力でありながらも、ただ誠実に生き、働き、そして老いていく人間の「尊厳」が表現されている。

内容的に地味ではあるが、味わい深さや詩的な魅力が評価された。「監督が静寂を恐れずに時間をたっぷり使って描いた演出(長回しなど)が、観客を没入させる」(米コライダー)などと批評家もほぼ称賛一色。

 監督:クリント・ベントリー(「シンシン」など)
 脚本:クリント・ベントリー&グレッグ・クウィダー(「シンシン」の脚本コンビ)
 主演:ジョエル・エジャトン(「ラビング 愛という名前のふたり」「ゼロ・ダーク・サーティ」など)
 助演:フェリシティ・ジョーンズ、ウィリアム・H・メイシーほか
 公開日:2025年11月21日(Netflix配信)
 製作国:アメリカ
 配給会社:Netflix
 長さ:1時間42分
【評点】
メタクリティック 88点
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ロッテン・トマト 95%
最新→
IMDB 7.5
最新→

【予告編▼】
8位 「ウェポンズ」
ウェポンズ

ありがちな「お約束」を超えるアイデアと実行力が光る超良質ミステリー/ホラー。 独創的なオリジナル作品の魅力を再提示し、「罪人たち」と共に、低調だったハリウッド映画界を底上げした。

章ごとに手がかりを積み上げていく設計。画作りの端正さや好テンポにより、驚かせるためだけのカット割りに終わらない「映画的心地よさ」(ロジャー・イーバート・ドットコム)で観客を引っ張る。群像劇としても魅力的で、役者陣のアンサンブル演技も高評価。

ホラーファン以外も絶賛。 製作費3800万ドルに対して、興行収入2億7000万ドルの大成功となった。

本作が作品賞ノミネートに滑り込むことができれば、「ワン・バトル・アフター・アナザー」「罪人たち」と合わせて一つの配給会社(ワーナー)から3本の候補入りという前代未聞の事態に。

【ノミネートの可能性がある部門】
部門 作品賞
助演女優賞
 エイミー・マディガン
脚本賞
編集賞
配役賞
 監督:ザック・クレガー(「バーバリアン」など)
 主演:ジュリア・ガーナー、ジョシュ・ブローリン
 助演:エイミー・マディガンほか
 脚本(オリジナル):ザック・クレガー
 公開日:2025年11月28日(日本)
 配給会社:ワーナー
 製作費:3800万ドル
 長さ:2時間8分
【評点】
メタクリティック 81点
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ロッテン・トマト 93%
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IMDB 7.5
最新→
【興行収入】
北米:1億5200ドル
世界:2億7000万ドル (

【予告編▼】
動画集を開く▼ <ザック・クレガー監督インタビュー▼>

劇伴アルバム▼>

<挿入歌:ジョージ・ハリスン「Beware of Darkness」▼>

9位 「シークレット・エージェント」

シークレット・エージェント
 国:ブラジル
 監督:クレベール・メンドンサ・フィリオ
 主演:ヴァグネル・モウラ
 製作国:ブラジル+独仏蘭
 言語:ポルトガル語、ドイツ語
 米国配給会社:ネオン
 長さ:2時間38分
【前哨戦での受賞】
・カンヌ国際映画祭【4冠】監督賞&主演男優賞&国際映画批評家連盟賞&フランスアート系映画館協会賞
・クリティック・チョイス賞 非英語作品賞
・ニューヨーク批評家賞 外国語映画賞(&主演男優賞も)
・ロサンゼルス批評家賞 外国語映画賞
・オースティン批評家賞 国際映画賞
・全米映画批評家協会賞(NSFC)=渋め 非英語作品賞(&作品賞3位)
・ゴールデングローブ賞 非英語作品賞
【評点】
メタクリティック 92点
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ロッテン・トマト 99%
最新→
IMDB 7.9
最新→
レターボックス 3.9
最新→
【予告編▼】
10位 「ブゴニア」
ブゴニア

「女王陛下のお気に入り」(2018年)を起点として、「哀れなるものたち」(2023年)、「憐れみの三章」(2024年)と続いてきたヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンの協働プロジェクトの一環。
社会的に疎外された労働者が、圧倒的な富と権力を持つ製薬会社の女性CEOを、「隠れ宇宙人」として認識することから始まるブラックコメディ。「この男は狂った陰謀論者か、それとも救世主か」という問いを、観客に突きつけたまま物語が進行する。
原作は、カルト的な人気を誇る韓国のブラックコメディ映画「地球を救え!」(2003年)。「パラサイト 半地下の家族」を手掛けた韓国エンタメ大手「CJ ENM」が、地球を救えのハリウッド版リメイクを目指して2020年ごろ企画を始動させた。原作映画のファンだった「ヘレディタリー」「ミッドサマー」のアリ・アスター監督がプロデューサーとして参加し、テレビドラマ「メディア王(サクセッション)」で注目を集めたウィル・トレイシーが脚本を執筆。ランティモスがこの脚本を気に入り、監督を引き受けた。原作の韓国版を撮ったチャン・ジュナン監督(大ヒット作「1987、ある闘いの真実」で有名)は、エグゼクティブ・プロデューサーに回った。
歴代のランティモス作品の中では比較的ストレートに観やすく、一般観客の支持率も高め。ただ、「哀れなるものたち」に比べると、映像面の華やかさや、圧倒的な別世界体験がやや弱め。また、緻密さの面で「女王陛下のお気に入り」より劣る。
配給会社「フォーカス」(ユニバーサル系)にとっては本年度オスカーにおいて「ハムネット」に次ぐ二番手の有力作品となる。

 監督:ヨルゴス・ランティモス(「哀れなるものたち」「女王陛下のお気に入り」など)
 脚本:ウィル・トレイシー(テレビドラマ「メディア王(サクセッション)」シーズン2・第5話の脚本を書き、エミー賞脚本賞を受賞)
 主演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンズ
 公開日:2026年2月13日(日本)
 製作国:アイルランド、韓国、米国
 配給会社:フォーカス
 長さ:1時間58分
【製作費】
5000万ドル
【評点】
メタクリティック 72点
最新→
ロッテン・トマト 87%
最新→
IMDB 7.7
最新→

【予告編▼】
11位 「It Was Just an Accident
シンプル・アクシデント

車の修理工が、かつて政府から拷問を受けたときと同じような「足音」を職場で聞いたことから始まるドラマ。 その足音を立てる男は、本当に拷問者なのか――。 真相を求める修理工の探訪がスタートする。
イラン政府から厳しい弾圧を受けるジャファール・パナヒ監督が、国内でゲリラ撮影した一作。最小限の素材(一台の車、数人の俳優など)だけでつくられているが、極めて独特なスリル、ユーモア、心理的ジレンマなどが味わえる。
イランに限らず世界中のあらゆる場所にある「過去の傷とどう向き合うか」「法なき場所で人はどう裁くのか」という普遍的なテーマが提示される。
カンヌで最高賞を受賞。「絶望的な状況下でも、人間は時に滑稽で、愛おしい。悲劇と喜劇が紙一重で同居するこのトーンこそが、パナヒ監督を世界的な巨匠たらしめている」(英BBC放送)などと絶賛された。

【ノミネートが有力な部門】
部門 作品賞
監督賞
脚本賞
 監督&脚本:ジャファル・パナヒ(「チャドルと生きる」など )
 公開日:2026年(日本)
 製作国:イラン、フランス、ルクセンブルク
 米国配給会社:ネオン
 長さ:1時間45分
 言語:ペルシア語
【前哨戦での受賞】
・カンヌ国際映画祭 1位 パルムドール(最高賞)
・ニューヨーク批評家賞 監督賞
・ロサンゼルス批評家賞 脚本賞
・シカゴ批評家賞 外国語映画賞&脚本賞
・米国映画批評会議(ナショナル・ボード・オブ・レビュー/NBR)国際映画賞
・サンディエゴ批評家賞 外国語映画賞&脚本賞
・アトランタ批評家賞 国際映画賞
・セントルイス批評家賞 国際映画賞
・シアトル批評家賞 国際映画賞
・ゴッサム賞 監督賞&脚本賞
【評点】
メタクリティック 91点
最新→
ロッテン・トマト 97%
最新→
IMDB 7.5
最新→
レターボックス 4.0
最新→

【予告編▼】
動画集を開く▼ <カンヌのレッドカーペット>

<アルジャジーラ報道>

12位 「ウィキッド 永遠の約束」
ウィキッド 永遠の約束

批評家の評点が前作より低め

2部作の後半。批評家レビューは、前作「パート1(ウィキッド ふたりの魔女)」に比べるとイマイチ。 11月20日時点で、メタクリティックの批評家スコアは「60点」で、前作「73点」よりダウン。 また、ロッテン・トマトの批評家支持率は「71%」にとどまり、前作「88%」よりだいぶ見劣りする。
ごく一部の批評家やメディアだけを集めて行われた初期の試写会の直後は、絶賛コメントばかりだったが、やはり「第一波」の反応はアテにならない。

「駆け足」「詰め込み過ぎ」

否定的な理由としては、「物語が駆け足になっている」「詰め込み過ぎ」などの指摘が目立つ。 「クライマックスに向けての盛り上がりがやや平坦」との評も。

演技には圧倒的な支持

一方で、好意的な意見としては、ブロードウェイの舞台版を単に踏襲せず、前作よりも登場人物の葛藤や成長を深く描いた、との論調が目立つ。シンシア・エリーボとアリアナ・グランデの演技については高評価が圧倒的に優勢。


【評点】
メタクリティック 60点
最新→
ロッテン・トマト 71%
最新→
IMDB 7.3
最新→
13位 「アバター:ファイヤー&アッシュ」
アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ

シリーズ第3弾。今回のテーマは「炎と灰」。「炎」は「憎しみ、怒り、暴力」を象徴し、「灰」は暴力の後に残る「喪失、悲しみ、後悔、その続きとしての暴力のサイクル」を指す。これまでに出てきた「森の部族」「水の部族」に続いて、新たに「火の部族」が登場する。

 監督:ジェームズ・キャメロン
 脚本:ジェームズ・キャメロン&リック・ジャッファ&アマンダ・シルバー
 主演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダーニャ
 公開日:2025年12月19日
 配給会社:20世紀スタジオ
 長さ:3時間12分
【製作費】
2.5億ドル
【予告編▼】
14位 「F1/エフワン」
F1/エフワン
15位 「ハウス・オブ・ダイナマイト」
ハウス・オブ・ダイナマイト

※Netflixオリジナル作品。米国を標的として発射された謎の核ミサイルをめぐるサスペンス。「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグロー監督が、「デトロイト」以来8年ぶりにメガホンをとった。
知的な緊張感あふれる政治スリラー。
【配信:ネトフリ

 監督:キャスリン・ビグロー
 脚本:ノア・オッペンハイム
 主演:イドリス・エルバ、レベッカ・ファーガソン
 公開日:2025年10月24日(Netflix配信)
 製作国:アメリカ
 配給会社:Netflix
 長さ:1時間52分
【評点】
メタクリティック 75点
最新→
ロッテン・トマト 76%
最新→
IMDB 6.4
最新→

【予告編▼】
16位 「ジェイ・ケリー」
ジェイ・ケリー

【配信:ネトフリ

 監督:ノア・バームバック(「マリッジ・ストーリー」「フランシス・ハ」など)
 脚本:ノア・バームバック&エミリー・モーティマー
 主演:ジョージ・クルーニー
 助演:アダム・サンドラーほか
 公開日:2025年12月5日(Netflix配信)
 製作国:英米
 配給会社:Netflix
 長さ:2時間11分
【評点】
メタクリティック 62点
最新→
ロッテン・トマト 79%
最新→
IMDB 6.5
最新→

【予告編▼】
歴代の作品賞→

監督賞

部門 監督賞
ノミネート予想
  • ポール・トーマス・アンダーソン
    「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    ポール・トーマス・アンダーソン
    ※過去に11回ノミネートされたが受賞はゼロだった。
    若干26歳で長編2作目「ブギーナイツ」(1997年)を撮り、大当たり。 天才的な若手として注目され、オスカー脚本賞ノミネート。 マーク・ウォールバーグ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジョン・C・ライリーらの新進俳優を世界に知らしめた。 それ以来、卓説した演出力も称賛され続けた。
    本作は大手スタジオ(ワーナー)が出資する超大作ながら、撮影や編集などの技術面にも自ら全面的に参加。高度な芸術性を追求した。若手のチェイス・インフィニティからベテランのショーン・ペンまで、俳優の魅力を最大限に引き出す魔力も相変わらず。
    55歳。
    【前哨戦での受賞】
    ・クリティック・チョイス賞
    ・ロサンゼルス批評家賞
    ・シカゴ批評家賞
    ・ゴールデングローブ賞
    ・米映画評議会議(ナショナル・ボード・オブ・レビュー)
    ・全米映画批評家協会賞(NSFC)=渋め
    ・サンフランシスコ批評家賞
    ・アトランタ批評家賞
    ・ダラス批評家賞
    ・オースティン批評家賞
    ・フェニックス批評家賞
    ・セントルイス批評家賞
    ・ラスベガス批評家賞
    ・フィラデルフィア批評家賞
    ・カンザスシティ批評家賞
    ・ジョージア批評家賞
    ・ミネソタ批評家賞
    ・ニュー・ジャージー批評家賞
    <ノミネート歴>
    作品 部門
    1997 「ブギーナイツ」 脚本賞
    1999 「マグノリア」 脚本賞
    2017 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」 作品賞
    監督賞
    脚色賞
    2014 「インヒアレント・ヴァイス」 脚色賞
    2017 「ファントム・スレッド」 作品賞
    監督賞
    2021 「リコリス・ピザ」 作品賞
    監督賞
    脚本賞





  • ライアン・クーグラー
    「罪人(つみびと)たち」
    ライアン・クーグラー
    ※「ブラックパンサー」「クリード」シリーズで絶賛されたヒットメーカーの初のオリジナル作品。2021年「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」の共同プロデューサーとして作品賞にノミネートされた。 1986年5月生まれ。加州オークランド出身。
    2013年、地元近くの黒人青年の射殺事件を描いた「フルートベール駅で」で長編デビュー。当時27歳。企画を気に入った俳優フォレスト・ウィテカーらの支援で完成させた。サンダンス映画祭にて、最高の栄誉である「審査員グランプリ」と「観客賞」の2冠を制した。わずか90万ドルの製作費で、1740万ドルの興行収入を稼ぎだした。 主役に起用したマイケル・B・ジョーダンも称賛を浴びる。
    「ロッキー」シリーズの新作「クリード」の監督に大抜擢。メジャーな大成功を収めた。さらに若干31歳で傑作「ブラックパンサー」を撮り、マーベル映画初のアカデミー作品賞ノミネートへと導いた。
    【前哨戦での受賞】
    ・ボストン批評家賞
    ・ワシントン批評家賞
    ・ミシガン批評家賞
    ・サンディエゴ批評家賞
    ・米南東部批評家賞
    ・テキサス北部批評家賞





  • ヨアキム・トリアー
    「センチメンタル・バリュー」
    ヨアキム・トリアー
    ※ノルウェー人。1974年生まれ。前作「わたしは最悪」で2022年オスカーの国際映画賞と脚本賞にノミネートされたが、いずれも濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」に敗れた。





  • ジャファール・パナヒ
    「It Was Just an Accident」
    ジャファール・パナヒ
    ※世界で称賛されるイラン人監督。 本作でカンヌ国際映画祭の最高賞(パルムドール)に輝く。
    1960年生まれ。長編デビュー作「白い風船」でカンヌ国際映画祭の新人監督賞(カメラ・ドール)を受賞。「チャドルと生きる」(2000年)でベネチア国際映画祭の最高賞(金獅子賞)に輝くなど、世界で称賛された。
    政治批判的な内容もあり、イラン政府に弾圧され続けた。2009年のイラン大統領選挙をめぐる抗議デモを支持したことを受けて、2010年に逮捕される。裁判で「懲役6年」「20年間の映画製作&海外渡航の禁止」という厳しい判決を受けた。収監は猶予されたものの、事実上の自宅軟禁状態に置かれた。
    それでも密かに映画撮影を継続する。タクシーに小型カメラを設置し、自らが運転手となってテヘランの街を撮影した「人生タクシー」(2015年)でベルリン国際映画祭で最高賞(金熊賞)を受賞した。
    2022年7月、当局に拘束された同僚の映画監督(モハマド・ラスロフ「聖なるイチジクの種」ら)の状況を問い合わせるために検察庁を訪れたところ、その場で逮捕された。2023年2月、刑務所内でハンガー・ストライキを決行。命の危険が迫ったことで、数日後に保釈された。2023年4月には出国禁止措置も解かれた。映画製作の禁止措置も、形式上は解除された。
    保釈後、刑務所内での体験から着想を得て、今作(It Was Just an Accident)の製作をスタートする。「製作禁止」が解けても、政府による「脚本の事前承認」などの検閲はある。パナヒ監督はこれを拒否し、撮影をゲリラ方式で極秘に進めた。撮影中にスタッフが一時拘束されるトラブルもあったという。最終的な仕上げ作業は、データを海外(フランス)に送って行われた。
    2025年12月、今作の内容が体制批判的であるとして、新たな有罪判決(禁錮1年など)を受けた。
    【前哨戦での受賞】
    ・ニューヨーク批評家賞
    ・ゴッサム賞





  • クロエ・ジャオ
    「ハムネット」
    クロエ・ジャオ
    ※中国出身。アメリカに移住。低予算「ノマドランド」で2021年の作品賞、監督賞に輝く。マーベル大作「エターナルズ」を経て、本作が4年ぶりの新作。





  • ジョシュ・サフディ
    「マーティ・シュプリーム」
    ジョシュ・サフディ





  • ギレルモ・デル・トロ
    「フランケンシュタイン」
    ギレルモ・デル・トロ





  • キャスリン・ビグロー
    「ハウス・オブ・ダイナマイト」
    キャスリン・ビグロー
歴代の監督賞→

主演男優賞

部門 主演男優賞
ノミネート予想
  • ティモシー・シャラメ
    「マーティ・シュプリーム」
    ティモシー・シャラメ
    ※実在の卓球選手役。
    【前哨戦での受賞】
    ・クリティック・チョイス賞
    ・シカゴ批評家賞
    ・ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)
    ・ラスベガス批評家賞
    ・フェニックス批評家賞
    ・オースティン批評家賞
    ・テキサス北部批評家賞
    ・ジョージア批評家賞
    ・ミネソタ批評家賞
    ・ニュー・ジャージー批評家賞
    ・プエルトリコ批評家賞





  • マイケル・B・ジョーダン
    「罪人たち」
    マイケル・B・ジョーダン
    ※双子の兄弟を一人二役で演じた。厳格で引率力のある兄スモークと、陽気で脇の甘い弟スタック。しぐさ、目つき、声を巧みに使い分けた。双子としての共通項を持たせつつ、別人として観せる演技が巧妙。
    怒り・後悔・希望・恐怖・連帯など、複数の感情が時間経過とともに積み重なり、観客を引き寄せる。多層的なテーマへと拡張していく本作において、太い縦串として機能する。
    【前哨戦での受賞】
    ・ワシントン批評家賞
    ・ミシガン批評家賞
    ・サンディエゴ批評家賞
    ・米南東部批評家賞
    ・フィラデルフィア批評家賞
    ・カンザスシティ批評家賞
    ・テキサス北部批評家賞
    ・ジョージア批評家賞





  • レオナルド・ディカプリオ
    「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    レオナルド・ディカプリオ
    ※左翼活動家の役柄。 脱力感のあるコミカル表現で笑わせる。 シリアスとコメディの境界をあいまいにし、「理想主義」の空回りを観客に痛々しく見せる役割を果たした。 後半は、薬物や酒に溺れたジャンキーとしてのダメぶりを体現。ミドルエイジの疲弊感をリアルに感じさせる。 その一方で、娘思いなお父さんぶりが温かい。
    過去作「ディパーテッド」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「レヴェナント」等では、精神や肉体の極限状態におかれたキャラを築いてきた。本作では、狂気と正気、真面目とユーモアを滑らかに行き来する均衡力を発揮。「ディカプリオはもはや狂気の縁で“演じる”のではなく、その上で“踊っている”」(英ガーディアン紙のピーター・ブラッドショウ記者)と評されるような熟練のバランス演技で魅せた。
    【前哨戦での受賞】
    ・米映画評議会議(NBR)
    ・アトランタ批評家賞
    ・セントルイス批評家賞
    ・ダラス批評家賞





  • イーサン・ホーク
    「ブルー・ムーン」
    イーサン・ホーク
    ※作詞家ロレンツ・ハート(Lorenz Hart)を演じた。
    細かなタッチや余白を大切にした演技。軽やかな言葉遣いながら、身体的にはやや控えめ・縮んだ感じという対比的な演技設計を採用。 才能あるが自己破壊的で、性的な抑圧もあり、プロとしても人間としても苦悩している複雑な人物像をとらえた。
    本来の発声・動き・外見などすべてを変え、別人になりきった。
    ロレンツ・ハートはアメリカ音楽史でもっとも重要な作詞家の一人とされ、作曲家リチャード・ロジャースとの名コンビで1920年代から1940年代初頭まで、ブロードウェイ黄金期の礎を築いた人物。
    作品自体も高評価を得た。ソニー・ピクチャーズ・クラシックス配給。
    【前哨戦での受賞】
    ・全米映画批評家協会賞(NSFC)=渋め
    ・ロサンゼルス批評家賞
    ・ボストン批評家賞
    ・サンフランシスコ批評家賞
    ・トロント批評家賞





  • ヴァグネル・モウラ
    「シークレット・エージェント」
    ヴァグネル・モウラ
    ※ブラジルの人気俳優。Netflixのドラマ「ナルコス」で麻薬王パブロ・エスコバルを演じたことで有名。
    1970年代の軍事政権下のブラジルを舞台に、逃亡中の中年男性を演じた。ゆるやかな進行するドラマの中で、深みの漂う眼差しや身体のわずかな揺れなどで緊張感を表現。政治的恐怖と人間的脆さを併せもった人物像を丁寧に描いた。
    【前哨戦での受賞】
    ・カンヌ国際映画祭 男優賞
    ・ニューヨーク批評家賞
    ・ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)





  • ジョージ・クルーニー
    「ジェイ・ケリー」
    ジョージ・クルーニー
    ※ハリウッドの架空の俳優キャラ(ジェイ・ケリー)を演じた。年齢と向き合う人物像を、脆さをにじませながら表現した。「スターの仮面」と「後悔・喪失の実感」が同居する二重構造。その姿が静かな痛みとして全編を貫く。





  • ジョエル・エジャトン
    「トレイン・ドリームズ」
    ジョエル・エジャトン





  • ジェシー・プレモンズ
    「ブゴニア」
    ジェシー・プレモンズ
歴代の主演男優賞→

主演女優賞

部門 主演女優賞
ノミネート予想
  • ジェシー・バックリー
    「ハムネット」
    ジェシー・バックリー
    ※シェイクスピアの妻アグネスを演じた。
    過去のオスカーでは、2022年に「ロスト・ドーター」で助演女優賞ノミネート。アイルランド出身。1989年生まれ。
    【前哨戦での受賞】
    ・クリティック・チョイス賞
    ・ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)
    ・ワシントン批評家賞
    ・ミシガン批評家賞
    ・アトランタ批評家賞
    ・フィラデルフィア批評家賞
    ・フェニックス批評家賞
    ・セントルイス批評家賞
    ・米南東部批評家賞
    ・テキサス北部批評家賞
    ・ジョージア批評家賞
    ・ミネソタ批評家賞
    ・ニュー・ジャージー批評家賞
    ・サンディエゴ批評家賞(タイ)
    ・英国批評家賞





  • ローズ・バーン
    「If I Had Legs I'd Kick You」
    ローズ・バーン
    「病気の娘の看病」「ストレスフルな仕事」「自宅の損壊」といった難題に対処できず、精神が摩耗していく母親を演じた。顔のアップのシーンが長く続くなかで、表情の痙攣などで爆発寸前の危うさを描き出した。
    かなり身勝手で、嫌悪感を与えるキャラクター像だが、欠陥を正当化せず、開き直って醜態を晒す演技に徹したことで、「多くの俳優が陥る『観客に好かれたい』という誘惑を完璧に断ち切った」(英ガーディアン紙)などと批評家に評価された。
    オーストラリア出身。「ブライズメイズ」「ネイバーズ」などのコメディ映画で有名。
    【前哨戦での受賞】
    ・ニューヨーク批評家賞
    ・ロサンゼルス批評家賞
    ・シカゴ批評家賞
    ・ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)
    ・米映画評議会議(NBR)
    ・ボストン批評家賞
    ・サンフランシスコ批評家賞
    ・フロリダ批評家賞
    ・オースティン批評家賞
    ・ダラス批評家賞
    ・カンザスシティ批評家賞
    ・サンディエゴ批評家賞(タイ)
    ・トロント批評家賞
    ・プエルトリコ批評家賞
    ・ベルリン国際映画祭 主演俳優賞





  • レナータ・ラインスヴァ
    「センチメンタル・バリュー」
    レナータ・ラインスヴァ
    ダークで、鋭利で、かつ壊れそうな繊細さを見事に体現した。
    父親(ステラン・スカルスガルド)に対して、「嫌悪感」と「認められたい渇望」という相反する感情を抱く役柄。その複雑な心理状態が、切実に伝わる。
    精神的な不安定ぶりも巧みで、いつ崩れるか分からないような危うさを見せる。時折、「うつ」や「怒り」の表現が「演技」のような熱量を帯びているため、観客側は、実は私生活という劇を演じているのではないか(つまり劇中劇を見せられているのではないか)という感覚に陥る。
    一方で、演劇の舞台に立った時のシーンなどで放つカリスマ性が華やかで、そのスイッチの切り替えが凄い。
    同じヨアキム・トリアー監督の「わたしは最悪。」(2021年)で世界的に大ブレイクし、英国アカデミー賞の主演女優賞ノミネート。1987年ノルウェー生まれ。





  • エマ・ストーン
    「ブゴニア」
    エマ・ストーン
    カリスマ的なCEOとしての自信に満ちた姿から、陰謀論者に責められるときの痛々しい姿まで、その感情の機微を的確に表現している点が称賛された。「結局、どんな人物なのか」という疑問を、観客に抱かせ続ける絶妙さが光る。
    2度目のオスカーに輝いた「哀れなるものたち」では、生まれたての子供のような純粋さと力強い好奇心を「目」で表現していたが、今作では、危機状態下での恐怖感の一方で、それでも失われない冷静さ・洞察力・コミュニケーション力などの多彩なスキルを、目力で見事に表現した。
    エキセントリックな「哀れなるものたち」のときよりも、現実に根ざした生々しさがある。





  • チェイス・インフィニティ
    「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    チェイス・インフィニティ
    ※製作陣が長い年月を費やして多数のオーディションを重ねた末にやっと発掘した。起用が決まった時点では、初出演となるテレビドラマ(推定無罪)を撮っているところで、まさに新人だった。
    配役が決まってから武術の訓練を重ねた。レオナルド・ディカプリオやショーン・ペンら超大物と堂々と渡り合った。頼りない父親から過保護な干渉を受ける普通の現代娘、かと思いきや、追いつめられると意外な力を発揮する。





  • アマンダ・サイフリッド
    「The Testament of Ann Lee」
    アマンダ・サイフリッド
    ※ミュージカル。
    1985年生まれ。「ミーン・ガールズ」(2004年)で大ブレイク。「Mank/マンク」の助演で初オスカーノミネート。本作は「ブルータリスト」の監督ブレイディ・コーベットと妻モナ・ファストヴォルドが夫婦で脚本を書き、ファストヴォルドが監督した。
    【前哨戦での受賞】
    ・ラスベガス批評家賞





  • シンシア・エリーボ
    「ウィキッド 永遠の約束」
    シンシア・エリーボ





  • ケイト・ハドソン
    「ソング・サング・ブルー」
    ケイト・ハドソン





  • テッサ・トンプソン
    「ヘッダ」
    テッサ・トンプソン
歴代の主演女優賞→

助演男優賞

部門 助演男優賞
ノミネート予想
  • ベニシオ・デル・トロ
    「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    ベニシオ・デル・トロ
    ※空手の指導者役。「センセイ」と呼ばれ、生徒だけでなく、地域のラテンコミュニティのリーダー格として慕われる存在。さりげないカリスマ性や賢者ぶりをユーモラスに表現。ひょうひょうとした立ち振る舞いながら、脳に確かに響く名セリフを連発する。「茶目っ気」が最大限に引き出され、ふとした瞬間にこぼれるあの笑顔もあいまって、とにかくチャーミング。特異なキャラクターが多い中で、作品世界への親近感をもたせてくれる。
    「トラフィック」(2000年)で文句なしの助演男優賞に輝いたときを想起させる、四半世紀ぶりの超絶ハマリ役。
    【前哨戦での受賞】
    ・ニューヨーク批評家賞
    ・シカゴ批評家賞
    ・米映画評議会議(NBR)
    ・全米映画批評家協会賞(NSFC)=渋め
    ・ワシントン批評家賞
    ・アトランタ批評家賞
    ・フィラデルフィア批評家賞
    ・サンフランシスコ批評家賞
    ・オースティン批評家賞
    ・フェニックス批評家賞
    ・米南東部批評家賞
    ・トロント批評家賞
    ・ジョージア批評家賞
    ・プエルトリコ批評家賞





  • ステラン・スカルスガルド
    「センチメンタル・バリュー」
    ステラン・スカルスガルド
    疎遠だった娘たちと対峙する父親を演じた。かつて名声を得たベテラン映画監督という設定。
    普段はあまり感情を表に出さず、むしろ冷淡さが目立つ人物像だが、時折見せる思慮深さ、優しさ、茶目っ気が絶妙で、観客の共感を静かに手繰り寄せる。
    映像作家として時代の潮流に取り残された焦燥と、それでも手放せないクリエイターとしての矜持(きょうじ)を、「頑固な老人」というステレオタイプに陥ることなく、生々しい実存感を伴って具現化した。
    主要キャスト4人による息を呑むような本作の演技の応酬において、重鎮らしい「アンカー(碇)」としての役割を果たし、美しいアンサンブルを完遂へと導いた。
    スウェーデン出身のベテラン。世界的な名脇役として活躍してきた。ハリウッド映画では「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、「アベンジャーズ」「マンマ・ミーア」「ドラゴン・タトゥーの女」などの大作に出演。近年では「デューン 砂の惑星」シリーズの変態悪役(ハルコンネン男爵)でおなじみ。HBOの傑作ドラマ「チェルノブイリ」(2019年)でエミー賞の助演男優賞(リミテッド・シリーズ部門)ノミネート。1951年生まれ。
    【前哨戦での受賞】
    ・ゴールデングローブ賞
    ・ボストン批評家賞
    ・サンディエゴ批評家賞
    ・ダラス批評家賞
    ・ラスベガス批評家賞
    ・ミネソタ批評家賞
    ・ニュー・ジャージー批評家賞





  • ショーン・ペン
    「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    ショーン・ペン
    ※ディカプリオ氏演じる主人公と対峙する悪役。とにかく狂気的で不気味。差別主義者ぶりや変態男ぶりを滑稽かつ大げさに演じつつ、屈折した内面や脆弱性を丁寧に表現した。近年のハリウッド作品の中でも際立つヴィラン造形との高評価も。
    過去2度、主演男優賞を受賞(「ミスティック・リバー」「ミルク」)。その前にも3回主演ノミネートという輝かしいオスカー歴を誇る。ただ、ここ16年間はノミネートから遠ざかっていた。
    【前哨戦での受賞】
    ・セントルイス批評家賞
    ・フロリダ批評家賞
    ・カンザスシティ批評家賞
    ・英国批評家賞





  • ジェイコブ・エロルディ
    「フランケンシュタイン」
    ジェイコブ・エロルディ
    【前哨戦での受賞】
    ・クリティック・チョイス賞





  • デルロイ・リンドー
    「罪人たち」
    デルロイ・リンドー
    ※「語り部」としての深い味わい。
    【前哨戦での受賞】
    ・テキサス北部批評家賞
    駅前の路上パフォーマーとして登場。いい感じのおじいちゃんぶりをコミカルに発揮するとともに「大物感」を漂わせる。即興感が漂うハーモニカ演奏ぶりも魅力的。雑談の中で過酷な人生経験を吐露する場面は見どころで、本作の重みを決定づけている。





  • ポール・メスカル
    「ハムネット」
    ポール・メスカル
    ※シェイクスピア役。長編2作目の「アフターサン」で2023年に主演男優賞にノミネートされた。





  • マイルズ・ケイトン
    「罪人たち」
    マイルズ・ケイトン
    ※天才ブルース歌手役。実質的に主役の一人。歌声で観客を魅了。
    【前哨戦での受賞】
    ・ミシガン批評家賞





  • アダム・サンドラー
    「ジェイ・ケリー」
    アダム・サンドラー
歴代の助演男優賞→

助演女優賞

部門 助演女優賞
ノミネート予想
  • エイミー・マディガン
    「ウェポンズ」
    エイミー・マディガン
    「燃えてふたたび」で1986年に助演女優賞ノミネート。それ以来、オスカーには縁がなかった。今回、大ヒットホラー作で強烈なインパクトを与え、全米の映画ファンが猛プッシュ。
    【前哨戦での受賞】
    ・クリティック・チョイス賞
    ・ニューヨーク批評家賞
    ・ボストン批評家賞
    ・アトランタ批評家賞
    ・サンフランシスコ批評家賞
    ・オースティン批評家賞
    ・ラスベガス批評家賞
    ・サンディエゴ批評家賞
    ・フェニックス批評家賞
    ・セントルイス批評家賞
    ・米南東部批評家賞
    ・カンザスシティ批評家賞
    ・テキサス北部批評家賞
    ・ジョージア批評家賞
    ・ミネソタ批評家賞
    ・ニュー・ジャージー批評家賞
    ・プエルトリコ批評家賞





  • テヤナ・テイラー
    「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    テヤナ・テイラー
    ※「革命闘士」を名乗るテロリスト役。強烈な演技で前半を盛り上げる。獰猛かつ無慈悲に暴れ回るシーンや、敵の幹部をサディスティックに挑発する場面などが印象的。
    【前哨戦での受賞】
    ・ロサンゼルス批評家賞
    ・シカゴ批評家賞
    ・ゴールデングローブ賞
    ・全米映画批評家協会賞(NSFC)=渋め
    ・ワシントン批評家賞
    ・フロリダ批評家賞
    ・ダラス批評家賞
    ・フィラデルフィア批評家賞





  • インガ・イブスドッテ・リレオス
    「センチメンタル・バリュー」
    Inga Ibsdotter Lilleaas
    ※家族劇における娘(次女)の役を演じた。家庭から離れていった父親(ステラン・スカルスガルド)と、それを恨む長女(レナータ・ラインスヴァ)の間に立ち、調停役(バランサー)のような役割を担う。自身の感情を静かに抑制する演技が光る。
    あくまで「一般の人」に見えるところが高評価のポイント。主要キャスト4人のうち、他の3人は表現者(俳優や映画監督)という設定で、唯一の家庭人として登場するリレオスは、役者臭さを微塵も出さず、多くの批評家から「光り輝く自然体(Luminous Naturalism)」などと称えられた。
    観客を「日常」へと繋ぎ止める架け橋となり、作品のリアリズムを一段と格上げした。
    1989年生まれのノルウェー。Netflix「ビューティフル・ライフ」(2023年、デンマーク)などに出演。
    【前哨戦での受賞】
    ・米映画評議会議(ナショナル・ボード・オブ・レビュー)





  • ウンミ・モサク
    「罪人たち」
    ウンミ・モサク
    【前哨戦での受賞】
    ・ミシガン批評家賞
    ・英国批評家賞
    ・ゴッサム賞
    子供を失った悲しみを抱えながらも、マイケル・B・ジョーダン演じる「スモーク」を精神的に支える聖母のような慈愛を見せる。その母性には「演技を超えた真実味がある」と称賛された。なお、撮影時、自身が出産後7ヶ月だった。
    冒頭のナレーションも担当。その呪術や信仰に関する言葉は、作品に深い神秘性を与える。低く、深く響く声は、観客を異世界へと誘う「オラクル(神託者)」のようだと評された。





  • アリアナ・グランデ
    「ウィキッド 永遠の約束」
    アリアナ・グランデ
    ※前作「ウィキッド ふたりの魔女(パート1)」でキャラクター(グリンダ)への適合性やコミカルぶりが高評価され、初ノミネートされた(受賞は「「エミリア・ペレス」のゾーイ・サルダーニャ)。今作では、「明るく軽やかな人気者」から「重い責任を負った大人」へと変化する姿を、深みのある演技で表現。「ユーモア、傷心、カリスマ性の3つを見事に調和させた」(バラエティ誌のジャズ・タンケイ記者)などと称賛された。





  • オデッサ・アザイオン
    「マーティ・シュプリーム」
    オデッサ・アザイオン
    ※ティモシー・シャラメ演じる主人公の幼なじみ役。存在感を発揮した。
    これまで配信やテレビを中心に活動。米Hulu配信のホラー「ヘル・レイザー」(2022年)では主演を務めた。本作が初めての本格的な劇場公開作品。
    2000年ロサンゼルス生まれ。父親はドイツの映画監督、母親は女優。





  • エル・ファニング
    「センチメンタル・バリュー」
    エル・ファニング
    北欧の映画監督とその娘たちが織りなす家族劇に、「人気ハリウッド俳優」という設定で静かな波乱をもたらす役柄を演じた。内省的な空気感の中に「アメリカ的」なエネルギーとダイナミズムを持ち込み、単なる華やかさを超えて世界観の広がりをもたらした。
    「スター性」と「真面目な職人気質」を融合させたキャラ造形が素晴らしい。圧倒的なオーラを放ちながらも、仕事に対して真摯なプロとしての顔を見せる。自分が関わる芸術に対して倫理的な責任を持とうとする表現者としての苦悩を演じ切ったことで、物語に独特な緊張感が加わった。
    過去のオスカーノミネート歴はなし。前年の作品賞ノミネート「名もなき者」でボブ・ディランの恋人役を演じた。1998年、米南部ジョージア州生まれ。有名子役ダコタ・ファニング(宇宙戦争)の4歳下の妹。





  • グウィネス・パルトロー
    「マーティ・シュプリーム」
    グウィネス・パルトロー
歴代の助演女優賞→

脚本賞

部門 脚本賞
ノミネート予想
  • 「罪人たち」
    罪人たち
    脚本:ライアン・クーグラー





  • 「It Was Just an Accident」
    シンプル・アクシデント
    脚本:ジャファール・パナヒ





  • 「マーティ・シュプリーム」
    マーティ・シュプリーム
    脚本:ロナルド・ブロンスタイン&ジョシュ・サフディ





  • 「センチメンタル・バリュー」
    センチメンタル・バリュー
    脚本:エスキル・フォクト(ノルウェー人、「わたしは最悪」など )、ヨアキム・トリアー





  • 「ウェポンズ」
    ウェポンズ
    脚本:ザック・クレガー





  • 「Sorry, Baby」
    Sorry, Baby
    脚本:エバ・ビクター





  • 「シークレット・エージェント」
    シークレット・エージェント
    脚本:クレベール・メンドンサ・フィリオ





  • 「ハウス・オブ・ダイナマイト」
    ハウス・オブ・ダイナマイト
    脚本:ノア・オッペンハイム





  • 「ブルー・ムーン」
    ブルー・ムーン
    脚本:ロバート・カプロウ





  • 「ジェイ・ケリー」
    ジェイ・ケリー
    脚本:ノア・バームバック&エミリー・モーティマー
歴代の脚本賞→

脚色賞

部門 ノミネート予想
脚色賞ノミネート
  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    ワン・バトル・アフター・アナザー
    脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
    ※現代アメリカを代表する小説家の一人、トマス・ピンチョンの「ヴァインランド」(1990年刊)から着想を得た。小説は、1980年代を生きる父娘の物語を通じて、1960年代の政治闘争を振り返る内容。アンダーソン監督はピンチョン本人(88歳)の了承を得たうえで、小説の中の「親子関係の構築」に焦点を当て、現代の物語としてシナリオ化した。





  • 「ハムネット」
    ハムネット
    脚本:マギー・オファーレル(兼原作者)&クロエ・ジャオ





  • 「トレイン・ドリームズ」
    トレイン・ドリームズ
    脚本:クリント・ベントリー&グレッグ・クウィダー





  • 「しあわせな選択」
    しあわせな選択
    脚本:パク・チャヌク&ドン・マッケラー&イ・ギョンミほか





  • 「ブゴニア」
    ブゴニア
    脚本:ウィル・トレイシー





  • 「フランケンシュタイン」
    フランケンシュタイン
    脚本:ギレルモ・デル・トロ





  • 「ナイブズ・アウト3:ウェイク・アップ・デッドマン」
    ナイブズ・アウト3
    脚本:ライアン・ジョンソン
歴代の脚色賞→

ジャンル別映画3部門

アニメ賞国際映画賞ドキュメンタリー賞

アニメ賞

部門 アニメ賞
アニメ賞ノミネート予想
  • 「K-Popガールズ!デーモン・ハンターズ」
    K-Popガールズ!デーモン・ハンターズ
    (Netflix)
     監督:マギー・カン(韓国出身のカナダ人)&クリス・アップルハンズ
    ※マギー・カン氏は本作が監督デビュー作。原案を考案し、ソニーに提案した立役者。故郷の音楽(K-Pop)への深い愛着を込めてストーリーを創造したという。
    カン氏はソウルで生まれ、5歳のときに両親に連れられてカナダに移住。父親は熱心な映画ファンで、VHSやDVDなどの映画ソフト5万本以上を買い集め、娘のマギーに黒澤明、チャップリン、キューブリックなどの名作を紹介したという。
    マギーは幼少期から自分で物語をつくってイラストを描くのが好きで、アニメ学で有名な「シェリダン・カレッジ」に入学。古典アニメを学んだ。学生時代のポートフォリオが評価され、米ドリームワークス・アニメーションに就職。「マダガスカル2」などで絵コンテ作家として活躍した。その後、イルミネーションやワーナーアニメなどに在籍。「カンフー・パンダ3」(2016年)、「レゴニンジャゴー ザ・ムービー」(2017年)等の脚本づくりに参加し、その手腕が高い評価を得た。
    2018年に本作のコンセプトを思いつき、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションに提案。直ちに採用された。プロジェクトのリーダーとして企画・制作を引っ張った。
     公開日:2025年6月20日(Netflix配信)
    ※配信スタートに先立ち、ニューヨークとカリフォルニアの映画館で限定的な劇場公開を行い、アカデミー賞の選考基準を満たした。
    ※配信での大ヒットを受けて、2025年8月23日と24日の週末、米国、カナダ、オーストラリアなどで2日間限定の劇場公開(声出し上映)が行われた。
     制作会社:ソニー・ピクチャーズ・アニメーション
     製作国:アメリカ
     言語:英語
    ■Netflixの英語映画で史上2位
    Netflixの英語映画で史上2位の視聴回数を記録した。
    【評点】
    メタクリティック 77点
    最新→
    ロッテン・トマト 96%
    最新→
    IMDB 7.6
    最新→

    【製作費】
    1億ドル
    動画集を開く▼ <予告編▼>

    <挿入歌「ゴールデン」▼>

    <カン監督インタビュー▼>

    <両監督インタビュー▼>





  • 「ズートピア2」
    ズートピア2
    (ディズニー)
    【評点】
    メタクリティック 73点
    最新→
    ロッテン・トマト 91%
    最新→
    IMDB 7.7
    最新→

    <予告編▼>





  • 「アメリと雨の物語」
    アメリと雨の物語
    (フランス)
    色使いや世界観が、幼児期の視覚体験や感覚的な記憶を表現するために工夫されており、「視線が世界を捉える絵画的手法」とされる。
    主人公のアメリは、ベルギー人の家族のもと、日本で暮らしている設定。 日本の文化・風景(例:池の鯉、霧、雨、幼児期の感覚)などが物語に登場する。「言語・文化・記憶」というテーマを抽象的かつ感覚的に描いている点が注目されている。
     公開日:2026年3月20日(日本)
     言語:フランス語
     長さ:1時間17分
    ※アヌシー国際アニメーション映画祭2025 観客賞
    【評点】
    メタクリティック 80点
    最新→
    ロッテン・トマト 98%
    最新→
    IMDB 7.7
    最新→

    <予告編▼>





  • 「アルコ」
    アルコ
    (フランス)
    ※アヌシー国際アニメーション映画祭2025 最高賞(クリスタル賞)
    【評点】
    メタクリティック 75点
    最新→
    ロッテン・トマト 93%
    最新→
    IMDB 7.6
    最新→

    <予告編▼>





  • 「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」
    (日本)
    鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来
    【評点】
    メタクリティック 67点
    最新→
    ロッテン・トマト 98%
    最新→
    IMDB 8.4
    最新→





  • 「星つなぎのエリオ」
    星つなぎのエリオ
    ピクサー(ディズニー傘下)
    【評点】
    メタクリティック 66点
    最新→
    ロッテン・トマト 83%
    最新→
    IMDB 6.7
    最新→

    <予告編▼>





  • 「イン・ユア・ドリームズ:願いがかなうなら」
    (Netflix)
    イン・ユア・ドリームズ:願いがかなうなら
    【評点】
    メタクリティック 61点
    最新→
    ロッテン・トマト 86%
    最新→
    IMDB 6.5
    最新→





  • 「果てしなきスカーレット」
    果てしなきスカーレット
    (日本)
     監督・脚本・原作:細田守
     長さ:1時間51分
    【評点】
    メタクリティック 61点
    最新→
    ロッテン・トマト 71%
    最新→
    IMDB 6.4
    最新→

    <予告編▼>
歴代のアニメ賞→

国際映画賞

日本代表は「国宝」。本年度は強豪ぞろいで、中でも「It Was Just an Accident」(仏代表)、「センチメンタル・バリュー」(ノルウェー代表)、「シークレット・エージェント」(ブラジル代表)は作品賞レースにも絡むほどの絶対的な3強。さらに、韓国の「しあわせな選択」も、ゴールデングローブ賞の作品賞や主演男優賞(イ・ビョンホン)にノミネートされるなど、堂々たる戦績。とっつきにくさもあってやや出遅れた「国宝」がどれだけ挽回できるか。

参考にならないゴールデングローブ賞

ゴールデングローブ賞とクリティック・チョイス賞でThe Secret Agentが国際映画賞(非英語作品賞、外国語映画賞)を受賞したが、これを見て、The Secret Agentがアカデミー賞の国際映画賞の最有力になったと予想するのは早計だ。The Secret Agentは、Metacriticやrotten tomatoesの批評家スコアは高いが、一般観客はそうでもない。Sentimental Valueのほうが、観客の評価は高い。letterboxdでもSentimental Valueのほうが上だ。あの手作り感覚で作家的なIt Was Just an Accidentですら、観客スコアは、The Secret Agentの上をいっている。しかも、ゴールデングローブ賞の「南米びいき」は例年のことであり、2023年にドイツ「西部戦線異状なし」やインド「RRR」が、なんと、アルゼンチンの「アルゼンチン1985」に負けたのは記憶に新しい。クリティック・チョイス賞に関しても、オスカーとは異なり、主たる会員は「働き盛りの中年男性」。まさにThe Secret Agentのストライクゾーンだから、勝っても別に不思議ではない。

部門 国際映画賞
ノミネート予想
  • 「センチメンタル・バリュー」
     国:ノルウェー
    センチメンタル・バリュー
    【前哨戦での受賞】
    ・カンヌ国際映画祭 2位(グランプリ賞)
    ・ボストン批評家賞 非英語作品賞
    ・ワシントン批評家賞 国際映画賞
    ・ダラス批評家賞 外国語映画賞
    ・ジョージア批評家賞 国際映画賞
    ・サンフランシスコ批評家賞 脚本賞





  • 「It Was Just an Accident
     国:フランス
    シンプル・アクシデント
    【前哨戦での受賞】
    ・カンヌ国際映画祭 1位 パルムドール(最高賞)
    ・ニューヨーク批評家賞 監督賞
    ・ロサンゼルス批評家賞 脚本賞
    ・シカゴ批評家賞 外国語映画賞&脚本賞
    ・米国映画批評会議(ナショナル・ボード・オブ・レビュー/NBR)国際映画賞
    ・サンディエゴ批評家賞 外国語映画賞&脚本賞
    ・アトランタ批評家賞 国際映画賞
    ・セントルイス批評家賞 国際映画賞
    ・シアトル批評家賞 国際映画賞
    ・ゴッサム賞 監督賞&脚本賞





  • 「シークレット・エージェント」
     国:ブラジル
    シークレット・エージェント
    ・カンヌ国際映画祭【4冠】監督賞&主演男優賞&国際映画批評家連盟賞&フランスアート系映画館協会賞
    ・クリティック・チョイス賞 非英語作品賞
    ・ニューヨーク批評家賞 外国語映画賞(&主演男優賞も)
    ・ロサンゼルス批評家賞 外国語映画賞
    ・オースティン批評家賞 国際映画賞
    ・全米映画批評家協会賞(NSFC)=渋め 非英語作品賞(&作品賞3位)
    ・ゴールデングローブ賞 非英語作品賞





  • 「しあわせな選択」
     国:韓国
    しあわせな選択
    ※長年勤めた大企業をリストラされた中年男が、再就職活動で苦戦した末に、突飛な計画を思い立つ。ベネチア国際映画祭で絶賛された。スリラー兼ダークコメディ。
     監督&プロデューサー:パク・チャヌク(「オールド・ボーイ」「別れる決心」など )
     主演:イ・ビョンホン
     公開日:2026年3月6日(日本)
     製作国:イラン、仏
     言語:韓国語
     米国配給会社:ネオン
     長さ:2時間19分
    【前哨戦での受賞】
    ・トロント国際映画祭 国際観客賞
    ・フロリダ批評家賞 監督賞
    【評点】
    メタクリティック 87点
    最新→
    ロッテン・トマト 100%
    最新→
    IMDB 8.1
    最新→
    レターボックス 4.2
    最新→
    【予告編▼】





  • 「Sirāt(シラート)」
     国:スペイン
    Sirāt
    モロッコの砂漠地帯で孤独に暮らす男が、かつて犯した「ある罪」を背負い、贖罪のために旅に出る。タイトルの「Sirāt(シラート)」とは、イスラム教の概念で「死後の審判の日に渡らなければならない、天国へと続く細い橋」を指す。天国と地獄の境界線を歩くような男の精神的な変容が描かる。
    35ミリフィルムで捉えられたモロッコの砂漠や光の質感など、視覚的、聴覚的な体験の深さが称賛された。ストーリー展開を含めて衝撃度が高い一作。
    【前哨戦での受賞】
    ・カンヌ国際映画祭 審査員賞(3位の賞/サウンド・オブ・フォーリングと同点受賞)
     監督:オリベル・ラシェ(スペインの精鋭)
     主演:セルジ・ロペス(「パンズ・ラビリンス」 など)
     公開日:2026年(日本)
     製作国:スペイン、フランス
     言語:スペイン語など
     米国配給会社:ネオン
     長さ:1時間29分
    【前哨戦での受賞】
    ・ベネチア国際映画祭 審査員大賞(2位の賞)
    【評点】
    メタクリティック 80点
    最新→
    ロッテン・トマト 94%
    最新→
    IMDB 7.0
    最新→
    レターボックス 3.6
    最新→
    【予告編▼】





  • 「The Voice of Hind Rajab(ボイス・オブ・ヒンド・ラジャブ)」
     国:チュニジア
    The Voice of Hind Rajab
    ※パレスチナ人の少女ヒンド・ラジャブさんの実話に基づくドラマ。2024年1月、ガザ市内で家族と車で避難しているところを、イスラエル軍に襲われた事件を再現した。
    カウテール・ベン・ハニア監督はチュニジア出身。2020年の「皮膚を売った男」でオスカー国際映画賞にノミネート。2023年の「フォー・ドーターズ」ではドキュメンタリー賞ノミネート。
     監督&脚本:カウテール・ベン・ハニア(「皮膚を売った男」 など)
     製作国:チュニジア、フランス
     米国配給会社:Willa
     長さ:1時間29分
    【前哨戦での受賞】
    ・ベネチア国際映画祭 審査員大賞(2位の賞)
    【評点】
    メタクリティック 83点
    最新→
    ロッテン・トマト 94%
    最新→
    IMDB 8.7
    最新→
    レターボックス 4.3
    最新→
    【予告編▼】





  • 「国宝」
     国:日本
    国宝
     監督:李相日(リ・サンイル)
     主演:吉沢亮
     海外の公開日:2026年11月(米ロサンゼルス、ニューヨーク)
     製作国:日本
     言語:日本語
     米国配給会社:米Gキッズ(東宝グループ)
     長さ:2時間55分
    【前哨戦での受賞】
    ・バンクーバー国際映画祭 観客賞
    【評点】
    メタクリティック --点
    最新→
    ロッテン・トマト 100%(19件)
    最新→
    IMDB 8.0
    最新→
    レターボックス 3.9
    最新→
    【予告編▼】





  • 「左利きの少女」
     国:台湾
    左利きの少女
     米国での配給会社:Netflix
    【評点】
    メタクリティック 77点
    最新→
    ロッテン・トマト 99%
    最新→
    IMDB 7.4
    最新→
    レターボックス 3.9
    最新→
    【予告編▼】





  • 「サウンド・オブ・フォーリング」
     国:ドイツ
    Sound of Falling
    【前哨戦での受賞】
    ・カンヌ国際映画祭 審査員賞(3位の賞/Sirātと同点受賞)
     米国での配給会社:Mubi(ムビ)
    【評点】
    メタクリティック 90点
    最新→
    ロッテン・トマト 95%
    最新→
    IMDB 7.2
    最新→
    レターボックス 3.6
    最新→
    【予告編▼】





  • 「Belén(ベレン)」
     国:アルゼンチン
    Belén
    【前哨戦での受賞】
    ・カンヌ国際映画祭 審査員賞(3位の賞/Sirātと同点受賞)
     米国での配給会社:Mubi(ムビ)
    【評点】
    メタクリティック 70点
    最新→
    ロッテン・トマト 94%
    最新→
    IMDB 7.1
    最新→
    レターボックス 3.9
    最新→
    【予告編▼】
歴代の国際映画賞→

ドキュメンタリー賞

部門 ドキュメンタリー賞
ノミネート予想
  • 「2000 Meters to Andriivka」
    2000 Meters to Andriivka
    ※ロシアによるウクライナ侵略の残酷な現場を撮った「実録 マリウポリの20日間」(2024年オスカー受賞)のミスティスラフ・チェルノフ監督の新作。ロシア軍に占領されたアンドリーウカ村の解放へと向かうウクライナ小隊の姿を追う。
    チェルノフ監督が現場に同行し、カメラを回す。兵士のヘルメットカメラや軍のドローン映像などを組み込み、兵士たちの極限状態を生々しく伝える。





  • 「シーモア・ハーシュ:権力の闇に挑む男」
    シーモア・ハーシュ:権力の闇に挑む男
    【配信:ネトフリ
    ※アメリカの伝説的な調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏のキャリアと、彼が暴いてきた国家の闇に迫る政治ドキュメンタリー。原題は「Cover-Up」。「ソンミ村虐殺事件(ベトナム戦争)」「ウォーターゲート事件」「アブグレイブ刑務所虐待事件」などを題材に、過去の取材メモや録音テープを持ち出しながら、ハーシュ氏がいかに権力者の隠ぺい(Cover Up)体質を突破して真実」に辿り着いたのかを解き明かす。
    「シチズンフォー スノーデンの暴露」でアカデミー賞を受賞したローラ・ポイトラスと、米報道番組の名プロデューサーとして知られるマーク・オーベンハウスが共同で監督を務めた。
    【前哨戦での受賞】
    ・米映画評議会議(ナショナル・ボード・オブ・レビュー)





  • 「パーフェクト・ネイバー:正当保護法はどこへ向かうのか」
    (Netflix)
    パーフェクト・ネイバー:正当保護法はどこへ向かうのか
    【配信:ネトフリ
    ※フロリダ州で起きた隣人トラブルの顛末録。警察官のボディ・カメラ(身体装着型カメラ)映像など、第三者が撮影した素材や公的機関の記録を編集・構成して映画に仕立てた。再現映像やナレーションはなし。製作陣は「素材をつなぐ」作業ではなく「観客に事件の流れと社会的文脈を体験させる」設計にこだわったという。強烈な没入感と緊張感が高い評価を得た。
    「正当防衛」の範囲の過度な拡大といった米社会の制度上の問題点を浮き彫りにする。





  • 「アラバマ・ソリューション」
    (HBO)
    アラバマ・ソリューション
    ※全米で最も過酷と言われるアラバマ州の刑務所の汚職や虐待、隠蔽工作を告発する。受刑者たちが密かに施設内に持ち込んだスマホで撮影した内部映像がふんだんに使われている。





  • 「ミスター・ノーバディ・アゲインスト・プーチン」
    ミスター・ノーバディ・アゲインスト・プーチン
    ※ロシアの地方に住む一人の小学校教師が、ウクライナ侵攻後に変貌していく教育現場を命がけで隠し撮りし、亡命するまでを記録した。





  • 「My Undesirable Friends:Part I — Last Air in Moscow」
    My Undesirable Friends: Part I — Last Air in Moscow
    ※ロシアの独立系ジャーナリストたちの執念と亡命までの日々を記録した。2021年から取材を開始。プーチン政権による監視や家宅捜索が続く中、2022年2月のウクライナ侵攻で事態がさらに緊迫化していく。
    約5時間という超長尺。
    監督は、9歳の時に家族でソ連からアメリカへ移住した映像作家ジュリア・ロクテフ。
    【前哨戦での受賞】
    ・ニューヨーク批評家賞
    ・ロサンゼルス批評家賞
    ・ゴッサム賞
歴代のドキュメンタリー賞→

技術系9部門

撮影賞視覚効果賞配役賞編集賞歌曲賞作曲賞衣装デザイン賞美術賞メイク&ヘア賞音響賞

撮影賞

部門 撮影賞
ノミネート予想
  • 「罪人たち」
    罪人たち
    オータム・デュラルド・アーカポー
    一つ一つのショットが芸術的に美しい。
    撮影監督:オータム・デュラルド・アーカポー
    ※1979年生まれ。加州出身。「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」「ロキ」で有名
    <IMAXのメイキング映像▼>
    <インタビュー▼>





  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    ワン・バトル・アフター・アナザー
    ビスタビジョン撮影。シンプルで原始的ながら迫力たっぷりのカーアクションが魅力。
    撮影監督:マイケル・バウマン
    ※「リコリス・ピザ」に続きポール・トーマス・アンダーソン監督とタッグ。照明技師出身ならではのライティング技術と、希少なビスタビジョン・カメラでの撮影が見どころ。





  • 「トレイン・ドリームズ」
    トレイン・ドリームズ
    撮影監督:アドルフォ・ヴェローソ
    ※ブラジル出身の撮影監督。





  • 「フランケンシュタイン」
    フランケンシュタイン
    撮影監督:ダン・ラウストセン
    ※「シェイプ・オブ・ウォーター」「ナイトメア・アリー」でアカデミー撮影賞に2度ノミネートされた名匠。





  • 「マーティ・シュプリーム」
    マーティ・シュプリーム





  • 「F1/エフワン」
    F1/エフワン
    撮影監督:クラウディオ・ミランダ
    ※「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」でアカデミー撮影賞受賞。「トップガン マーヴェリック」でもノミネート。





  • 「ハムネット」
    ハムネット
    撮影監督:ウカシュ・ジャル
    ※ポーランド出身。「COLD WAR あの歌、2つの心」「イーダ」「関心領域」で知られる名手。自然光を駆使した絵画のように美しい映像美が特徴。





  • 「Sirāt」
    Sirāt
歴代の撮影賞→

視覚効果賞

部門 視覚効果賞
ノミネート予想
  • 「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」
    アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ
    ※シリーズ第3弾。過去2作で受賞。前作の「海(水)」に続いて、今回は「炎」のVFX表現に挑んだ。





  • 「F1/エフワン」
    F1/エフワン





  • 「スーパーマン」
    スーパーマン





  • 「ウィキッド 永遠の約束」
    ウィキッド 永遠の約束





  • 「フランケンシュタイン」
    フランケンシュタイン





  • 「罪人たち」
    罪人たち





  • 「ロスト・バス」
    ロスト・バス





  • 「トロン:アレス」
歴代の視覚効果賞→

配役賞(キャスティング賞)

部門 配役賞(キャスティング賞)
ノミネート予想
  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    ワン・バトル・アフター・アナザー





  • 「罪人たち」
    罪人たち
    配役:フランシーヌ・メイズラー(Francine Maisler)
    ※ハリウッドで超売れっ子のキャスティング・ディレクター。「デューン 砂の惑星1&2」「ドント・ルック・アップ」「シビル・ウォー」「チャレンジャーズ」「シカゴ7裁判」など豪華キャスト作品の配役を担当。





  • 「センチメンタル・バリュー」
    センチメンタル・バリュー





  • 「マーティ・シュプリーム」
    マーティ・シュプリーム





  • 「ハムネット」
    ハムネット





  • 「ウェポンズ」
    ウェポンズ





  • 「フランケンシュタイン」
    フランケンシュタイン





  • 「ウィキッド 永遠の約束」
    ウィキッド 永遠の約束





  • 「シークレット・エージェント」
    シークレット・エージェント

編集賞

部門 編集賞
ノミネート予想
  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    センチメンタル・バリュー





  • 「罪人たち」
    罪人たち
    マイケル・P・ショーバー
    ※「ブラックパンサー」「クリード」「アビゲイル」などの編集を担当





  • 「マーティ・シュプリーム」
    マーティ・シュプリーム





  • 「F1/エフワン」
    ハウス・オブ・ダイナマイト





  • 「ハウス・オブ・ダイナマイト」
    ハウス・オブ・ダイナマイト





  • 「しあわせな選択」
    しあわせな選択





  • 「パーフェクト・ネイバー:正当保護法はどこへ向かうのか」
    パーフェクト・ネイバー:正当保護法はどこへ向かうのか





  • 「センチメンタル・バリュー」
    センチメンタル・バリュー





  • 「ウェポンズ」
    ウェポンズ





  • 「It Was Just an Accident」
    シンプル・アクシデント
歴代の編集賞→

歌曲賞

部門 歌曲賞
ノミネート予想
  • 「罪人たち」
     曲名:『アイ・ライド・トゥ・ユー』
    (I Lied to You)
     歌手:マイルズ・ケイトン
     作曲・作詞:ラファエル・サーディク&ルドウィグ・ゴランソン





  • 「K-Popガールズ!デーモン・ハンターズ」
     曲名:『ゴールデン』
     歌手:ハントリックス ft イージェイ&オードリー・ヌナ&レイ・アミ
     作曲・作詞:イージェイ(Ejae)&マーク・ソーネンブリック





  • 「罪人たち」
     曲名:『Last Time(I Seen the Sun)』
     歌手:アリス・スミス&マイルズ・ケイトン
     作曲・作詞:アリス・スミス&マイルズ・ケイトン&ルドウィグ・ゴランソン





  • 「ウィキッド 永遠の約束」
     曲名:『The Girl in the Bubble』
     歌手:アリアナ・グランデ
     作曲・作詞:スティーブン・シュワルツ





  • 「トレイン・ドリームズ」
     曲名:『トレイン・ドリームス』
    (Train Dreams)
     歌手:ニック・ケイヴ&ブライス・デスナー
     作曲・作詞:ニック・ケイヴ&ブライス・デスナー





  • 「ダイアン・ウォーレン:リレントレス」
     曲名:『Dear Me』
     歌手:ケシャ
     作曲・作詞:ダイアン・ウォーレン





  • 「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」
     曲名:『Dream As One』
     歌手:マイリー・サイラス
     作曲・作詞:マイリー・サイラス、マーク・ロンソンほか





  • 「ウィキッド 永遠の約束」
     曲名:『No Place Like Home』
     歌手:シンシア・エリーボ
     作曲・作詞:スティーブン・シュワルツ





  • 「F1」
     曲名:『ドライヴ』
    (Drive)
     歌手:エド・シーラン
     作曲・作詞:エド・シーラン&ジョン・メイヤー&ブレイク・スラットキン
歴代の歌曲賞→

作曲賞

部門 作曲賞
ノミネート予想
  • 「罪人たち」
     作曲:ルドウィグ・ゴランソン
    ※1930年代のアメリカ南部を音楽で再現。綿花畑で働く労働者らの喜怒哀楽を、セリフ以上に切実に語った。過去に「オッペンハイマー」「ブラックパンサー」で作曲賞2回
    <劇伴のアルバム再生リスト▼>





  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
     作曲:ジョニー・グリーンウッド
    ※完全に物語と一体化した劇伴(げきばん)を、ピアノ、ギター、ドラム等のシンプルな独奏音などで表現。やや斜に構えたような前衛的サウンドながら、叙情性もある。シリアス劇と風刺劇の行き来や調和を支えた。
    「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」以来、ポール・トーマス・アンダーソン監督作品の常連。 「ファントム・スレッド」(2016年)でオスカー作曲賞に初ノミネート。ジェーン・カンピオン監督「パワー・オブ・ザ・ドッグ」でもノミネート。
    今回、台本や監督との打合せをもとに早々に作曲を進め、撮影時点で曲ができていたという。俳優たちの演技のイメージづくりにも役立ったとされる。
    レディオヘッドのメンバー。1971年イギリス生まれ。
    <劇伴のアルバム再生リスト▼>





  • 「ハムネット」
     作曲:マックス・リヒター
    <劇伴の再生リスト▼>





  • 「フランケンシュタイン」
     作曲:アレクサンドル・デスプラ
    <劇伴の再生リスト▼>





  • 「マーティ・シュプリーム」
     作曲:ワンオートリックス・ポイント・ネバー(本名:ダニエル・ロパティン)
    <劇伴の再生リスト▼>





  • 「Sirāt」
     作曲:カンディング・レイ
    ※電子音楽の鬼才。伝統的な打楽器の音と、冷徹で重厚な電子音を融合させ、舞台となる砂漠の孤独感と緊張感を高める。
    <劇伴の再生リスト▼>





  • 「F1/エフワン」
     作曲:ハンス・ジマー
    ※『ライオン・キング』『DUNE/デューン 砂の惑星』でアカデミー賞を2度受賞した映画音楽界の巨匠。本作では『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督とタッグを組み、実際のF1マシンのエンジン音やレースの疾走感を融合させた、没入感あふれる壮大なスコアを作り上げた。
    <劇伴の再生リスト▼>





  • 「ウィキッド 永遠の約束」
     作曲:ジョン・パウエル&スティーブン・シュワルツ
    <劇伴の再生リスト▼>





  • 「ブゴニア」
     作曲:ジャースキン・フェンドリックス
    前々年「哀れなるものたち」でノミネート
    <劇伴のアルバム再生リスト▼>
歴代の作曲賞→

衣装デザイン賞

部門 衣装デザイン賞
ノミネート予想
  • 「フランケンシュタイン」
    フランケンシュタイン
    衣装デザイナー:ケイト・ホーリー
    ※ギレルモ・デル・トロ監督とは「クリムゾン・ピーク」「パシフィック・リム」でもタッグを組んでいる。





  • 「罪人たち」
    罪人たち
    衣装デザイナー:ルース・E・カーター
    ※過去2度受賞(「ブラックパンサー」「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」)





  • 「ウィキッド 永遠の約束」
    ウィキッド 永遠の約束
    衣装デザイナー:ポール・タズウェル
    ※第一部となる前作「ウィキッド ふたりの魔女」で初受賞。





  • 「ハムネット」
    ハムネット
    衣装デザイナー:マルゴシア・トゥルザンスカ
    ※「グリーン・ナイト」などで知られるデザイナー。





  • 「ヘッダ」
    ヘッダ
    衣装デザイナー:リンジー・ピュー
    ※「マトリックス レザレクションズ」などを担当。





  • 「マーティ・シュプリーム」
    マーティ・シュプリーム





  • 「The Testament of Ann Lee」
    The Testament of Ann Lee





  • 「蜘蛛女のキス」
    蜘蛛女のキス
    衣装デザイナー:コリーン・アトウッド&クリスティン・カンテーラ
    ※コリーン・アトウッドは「シカゴ」「SAYURI」「アリス・イン・ワンダーランド」「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」で過去4度アカデミー賞を受賞しているレジェンド。
歴代の衣装デザイン賞→

美術賞

部門 美術賞
ノミネート予想
  • 「フランケンシュタイン」
    フランケンシュタイン





  • 「罪人たち」
    罪人たち
    ・ハンナ・ビークラー(プロダクション・デザイナー)
     ※「ブラックパンサー」で2019年に受賞
    ・ジェシー・ローゼンサル(Jesse Rosenthal)(アート・ディレクター)
     ※「ブラックパンサー」などに参加。このときはオスカー受賞対象者ではなかった。
    ・モニーク・シャンペイン(装飾担当/セットデコレーター)
     ※「ニッケル・ボーイズ」など。





  • 「ハムネット」
    ハムネット





  • 「ウィキッド 永遠の約束」
    ウィキッド 永遠の約束





  • 「マーティ・シュプリーム」
    マーティ・シュプリーム





  • 「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」
    アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ





  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    ワン・バトル・アフター・アナザー
歴代の美術賞→

メイク&ヘア賞

部門 メイク&ヘア賞
ノミネート予想
  • 「フランケンシュタイン」
    フランケンシュタイン
    グロテスクな怪物の造形が見事。
    「様々な遺体を繋ぎ合わせて作った」という怪物の設定をリアルに表現するため、顔や体のパーツごとに「皮膚の色、キメ、死後経過の状態」が微妙に変えられている。「Aさんの腕とBさんの肩を縫い合わせた」ことが視覚的にわかるような、病的で緻密なメイクを施した。
    また、傷跡が単なるメイクの線ではなく、肉が引きつっていたり、一部が壊死しかけていたりと、「痛々しさ」を感じさせる造形になっている。これが観客に「恐怖」だけでなく「憐れみ」を抱かせる要素として機能した。





  • 「罪人たち」
    罪人たち
    吸血鬼の描写が高評価。例えば、ある物質が体に食い込み、そこから特殊な体液や「拒絶反応」が起きている様子が、極めて精巧なプロセティック(人工装具)で表現されている。マイク・フォンテインが得意とする「解剖学的な恐怖」の真骨頂として称賛された。日光を浴びて肌にダメージが出るプロセスもリアルで迫力たっぷり。
    物語の舞台である1930年代のミシシッピ州という設定を活かした、時代考証に基づくヘアスタイリングとメイクも評価の対象。当時のアフリカ系アメリカ人のコミュニティにおける髪型などを忠実に再現したという。





  • 「スマッシング・マシーン」
    スマッシング・マシーン
    ※カズ・ヒロ(辻一弘)が主演ドウェイン・ジョンソンのメイクを担当





  • 「ウィキッド 永遠の約束」
    ウィキッド 永遠の約束





  • 「国宝」
    国宝
    ※歌舞伎の女形(おんながた)としての美しさが称賛された。主演・吉沢亮の持つ元々の顔立ち(特に目力)を活かしつつ、歌舞伎独特の化粧(紅の差し方や眉の形)によって艶(なま)めかしさが表現された。
    ヘアメイク:豊川京子(20年以上にわたり、多数の優れた日本映画でヘアメイクを担当。李相日監督作品では「怒り」「悪人」「流浪の月」で手腕を発揮)
    特殊メイク:JIRO
    かつら(床山): 荒井孝治、宮本のどか





  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    ワン・バトル・アフター・アナザー
    ショーン・ペンの顔面が「物理的に崩壊した」状態で現れるシーンは、息を呑むほどのインパクト。それでも、ペンの狂気に満ちた表情はしっかりと伝わってくる。強烈な特殊メイクを施しながら、顔の筋肉の動きや眼光を邪魔せず、むしろその「ヤバさ」を増幅させている。





  • 「マーティ・シュプリーム」
    マーティ・シュプリーム





  • 「ニュルンベルク」
    ニュルンベルク





  • 「アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし」
歴代のメイク&ヘア賞→

音響賞

部門 音響賞
ノミネート予想
  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
    ワン・バトル・アフター・アナザー





  • 「F1/エフワン」
    F1/エフワン





  • 「罪人たち」
    罪人たち





  • 「ウィキッド 永遠の約束」
    ウィキッド 永遠の約束





  • 「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」
    スプリングスティーン 孤独のハイウェイ





  • 「Sirāt」
    Sirāt





  • 「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」
    アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ





  • 「フランケンシュタイン」
    フランケンシュタイン





  • 「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」
    ミッション・インポッシブル/ファイナル・レコニング
歴代の音響賞→

前哨戦の結果

2026年のアカデミー賞の前哨戦の結果一覧です。

PGAアワード(全米プロデューサー組合賞)▼
DGAアワード(米監督組合賞)▼
SAGアワード(俳優組合賞)▼
クリティック・チョイス賞▼
ゴールデングローブ賞はこちら→

PGA(全米プロデューサー組合賞)【最重要】

ノミネート
  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
  • 「罪人たち」
  • 「マーティ・シュプリーム」
  • 「ハムネット」
  • 「フランケンシュタイン」
  • 「ウェポンズ」
  • 「F1/エフワン」
  • 「センチメンタル・バリュー」
  • 「トレイン・ドリームズ」
  • 「ブゴニア」

※「ウェポンズ」「ブゴニア」が入った。海外勢(非英語作品)は「センチメンタル・バリュー」だけが入り、「It Was Just an Accident」「シークレット・エージェント」が漏れた。そのかわりに滑り込んだのは「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」でも「ウィキッド 永遠の約束」でもなく、「F1/エフワン」だった。


DGA(米監督組合賞)

ノミネート
  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
     ポール・トーマス・アンダーソン監督
  • 「罪人たち」
     ライアン・クーグラー監督
  • 「ハムネット」
     クロエ・ジャオ監督
  • 「マーティ・シュプリーム」
     ジョシュ・サフディ監督
  • 「フランケンシュタイン」
     ギレルモ・デル・トロ監督


SAG(俳優組合)アンサンブル・キャスト賞

ノミネート
  • 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
  • 「罪人たち」
  • 「マーティ・シュプリーム」
  • 「マーティ・シュプリーム」
  • 「フランケンシュタイン」


その他の前哨戦

作品賞 監督賞 主演 助演 アニメ
クリティクス・チョイス賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ジェイコブ・エロルディ
(リアル・ペイン)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
ニューヨーク批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー It Was Just an Accident 【男優】
ヴァグネル・モウラ
(シークレット・エージェント)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
ロサンゼルス批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)

イーサン・ホーク
(ブルー・ムーン)
ステラン・スカルスガルド
(センチメンタル・バリュー)

テヤナ・テイラー
(ワン・バトル・アフター・アナザー)
アメリと雨の物語
シカゴ批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
テヤナ・テイラー
(ワン・バトル)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
シカゴ批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
テヤナ・テイラー
(ワン・バトル)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
米映画評議会(NBR) ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
レオナルド・ディカプリオ
(ワン・バトル)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
インガ・イブスドッテ・リレオス
(センチメンタル・バリュー)
アルコ
全米映画批評家協会賞(NSFC)=渋め ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
イーサン・ホーク
(ブルー・ムーン)

【女優】
キャスリーン・チャルファント
(Familiar Touch)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
テヤナ・テイラー
(ワン・バトル)
テキサス北部批評家賞 罪人たち 罪人たち 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
デルロイ・リンドー
(罪人たち)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
ラスベガス批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
アマンダ・サイフリッド
(The Testament of Ann Lee)
【男優】
ステラン・スカルスガルド
(センチメンタル・バリュー)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
ズートピア2
フィラデルフィア批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
マイケル・B・ジョーダン
(罪人たち)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
テヤナ・テイラー
(ワン・バトル)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
ジョージア批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
カンザスシティ批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
マイケル・B・ジョーダン
(罪人たち)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ショーン・ペン
(ワン・バトル)

【女優】
ウェポンズ
(エイミー・マディガン)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
ダラス批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
レオナルド・ディカプリオ
(ワン・バトル)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ステラン・スカルスガルド
(センチメンタル・バリュー)

【女優】
テヤナ・テイラー
(ワン・バトル)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
オースティン批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
ボストン批評家賞 罪人たち 罪人たち 【男優】
イーサン・ホーク
(ブルー・ムーン)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ステラン・スカルスガルド
(センチメンタル・バリュー)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
エンドレス・クッキー
ワシントン批評家賞 罪人たち 罪人たち 【男優】
マイケル・B・ジョーダン
(罪人たち)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
テヤナ・テイラー
(ワン・バトル)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
ミシガン批評家賞 罪人たち 罪人たち 【男優】
マイケル・B・ジョーダン
(罪人たち)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
マイルズ・ケイトン
(罪人たち)

【女優】
ウンミ・モサク
(罪人たち)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
サンディエゴ批評家賞 罪人たち 罪人たち 【男優】
マイケル・B・ジョーダン
(罪人たち)

【女優(タイ)】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)

ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ステラン・スカルスガルド
(センチメンタル・バリュー)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
サンフランシスコ批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
イーサン・ホーク
(ブルー・ムーン)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
アトランタ批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
レオナルド・ディカプリオ
(ワン・バトル)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
ミネソタ批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ステラン・スカルスガルド
(センチメンタル・バリュー)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
ニュージャージー批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ステラン・スカルスガルド
(センチメンタル・バリュー)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
フェニックス批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
セントルイス批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
レオナルド・ディカプリオ
(ワン・バトル)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ショーン・ペン
(ワン・バトル)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
ズートピア2
南東部批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー 罪人たち 【男優】
マイケル・B・ジョーダン
(罪人たち)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ
フロリダ批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー しあわせな選択 【男優】
ジョシュ・オコナー
(マスターマインド)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ショーン・ペン
(ワン・バトル)

【女優】
テヤナ・テイラー
(ワン・バトル)
アメリと雨の物語
トロント批評家賞 ワン・バトル・アフター・アナザー ワン・バトル・アフター・アナザー ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)

イーサン・ホーク
(ブルー・ムーン)
ベニシオ・デル・トロ(ワン・バトル)

ニーナ・ホス
(ヘッダ)
エンドレス・クッキー
英国批評家賞 罪人たち ワン・バトル・アフター・アナザー 【男優】
マイケル・B・ジョーダン
(罪人たち)

【女優】
ジェシー・バックリー
(ハムネット)
【男優】
ショーン・ペン
(ワン・バトル)

【女優】
ウンミ・モサク
(罪人たち)
プエルトリコ批評家賞 罪人たち 罪人たち 【男優】
ティモシー・シャラメ
(マーティ・シュプリーム)

【女優】
ローズ・バーン
(If I Had Legs I'd Kick You)
【男優】
ベニシオ・デル・トロ
(ワン・バトル)

【女優】
エイミー・マディガン
(ウェポンズ)
Kポップ・デーモン・ハンターズ

選考・発表の日程

イベント 日時
候補作の候補(ショートリスト)発表 2025年12月16日(木)
ノミネート投票開始 2026年1月12日(月)
ノミネート投票終了 2026年1月16日(月)
ノミネート発表 2026年1月22日(木)
【前哨戦】DGAアワード発表 2026年2月7日(土)
本投票開始 2026年2月16日(月)
【前哨戦】英国アカデミー賞 2026年2月22日(日)
【前哨戦】PGAアワード発表 2026年2月28日(土)
【前哨戦】SAGアワード発表 2026年3月1日(日)
本投票終了 2026年3月5日(木)
授賞式(結果発表) 2026年3月16日(月)の昼間(日本時間)
現地時間:3月15日(日)

参考

映画賞(2025年度)

ゴールデングローブ賞 2026年(2025年度)

ハリウッドビジネスの歴史

アテル投資顧問

他の国際的な賞

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