2021年のノミネート予想

作品賞国際映画賞アニメ賞

作品賞の有力候補

ベルファスト | リコリス・ピザ | ドリームプラン | パワー・オブ・ザ・ドッグ | DUNE | ナイトメア・アリー | ドント・ルック・アップ | マクベス | スペンサー | イン・ザ・ハイツ | チック、チック…ブーン! | コーダ あいのうた | ウエスト・サイド・ストーリー | ビーング・ザ・リカードス |

作品 説明
「ベルファスト(Belfast)」

【日本公開】未定
【米国公開】2021年11月12日

 予告編(英語)→

ベルファスト

ロッテントマト評価:
89%
最新スコア→
白黒映画。ケネス・ブラナー監督の半自伝的な作品。

国を二分した紛争に揺れる1960年代末の北アイルランド首都ベルファストを舞台に、日常を生きる少年を描く。 政治的・宗教的な対立を、主人公の少年の視点から写し出す。

アカデミー賞の重要な前哨戦であるトロント国際映画祭で、 最高賞の観客賞を受賞した。 米国での公開後は、評論家だけでなく、一般の映画ファンからも厚い支持を得た。

ジャンルとしては、2019年の作品賞ノミネート「ROMA(ローマ)」に違い作品として位置づけられている。 ただ、映像マニアなどの玄人向けだったROMAに比べて、大衆的な感動作品になっている。 実際、映画評論家よりも一般映画ファンからの評価のほうが高い。 また、「映画愛」を感じさせるシーンもあり、オスカーとの相性も良さそうだ。

子役の少年(ジュード・ヒル)はじめ、 出演者の演技も称賛されている。 ジュード・ヒルは主演男優賞ノミネートの候補として注目されている。 カトリーナ・バルフ(母親役)が、助演女優賞の候補の一人として名前が挙がっている。 オスカ―女優ジュディ・デンチが祖母を演じている。

ブラナー監督は英国人。俳優及び監督として輝かしいキャリアを持っており、過去に5度アカデミー賞のノミネートされた(いずれも受賞は逃した)。 まず1990年、監督としてのデビュー作となった「ヘンリー五世」(1989年)で監督賞、主演男優賞にノミネート。 その後、短編映画賞と脚色賞でもノミネートされた。 さらに、2011年には「マリリン 7日間の恋」(2011年)で助演男優賞にノミネートされた。
マーベルのコミック映画「ソー」の1作目(2011年)の監督としても有名になった。

■監督:ケネス・ブラナー

■出演者:
【主演男優】
ジュード・ヒル(主人公の少年)

【助演】
カトリーナ・バルフ(母親役)
※「フォードvsフェラーリ」でクリスチャン・ベールの妻役だった。

ジェイミー・ドーナン(父親役)
※「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 」で有名。

ジュディ・デンチ(祖母役)
※「恋におちたシェイクスピア」で助演女優賞

キアラン・ハインズ(祖父役)
※「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」などに出演。

■配給:フォーカス
「リコリス・ピザ(Licorice Pizza)」

(米国公開:2021年11月26日)

 予告編(英語)→

リコリス・ピザ

ロッテントマト評価:
97%
最新スコア→
青春映画。 1970年代のカリフォルニアが舞台。 俳優になった高校生と、女性の恋愛を描く。

監督はポール・トーマス・アンダーソン。 過去に5つの作品でオスカーにノミネートされた名匠。51歳。 前作の「ファントム・スレッド」(2017年)では、作品賞と監督賞にダブルでノミネートされた。

女性ロック歌手アラナ・ハイムと、故フィリップ・シーモア・ホフマンの息子クーパー・ホフマンが主演。 クーパー・ホフマンのデビュー作となった。 ほのほか、大俳優ブラッドリー・クーパーが、実在の映画プロデュサー役を演じる。

題名のの「Licorice Pizza(リコリス・ピザ)」は、カリフォルニアに実在していたレコード店の店名。 無料のリコリス(キャンディ)、快適なソファ、音楽雑誌を提供していたことでも知られていた。

配給は、米アマゾンに買収されたばかりのMGM。
「ドリームプラン」

(日本公開:2022年2月23日)

 予告編→

ドリームプラン

ロッテントマト評価:
92%
最新スコア→
スポーツ映画。 米国が生んだテニス界の女王ウィリアムズ姉妹の父親リチャード・ウィリアムズの物語。 実話に基づいている。

父リチャード・ウィリアムズはテニスの素人ながら、 コーチとして娘2人を世界トップ級に育てたことで知られる。

米国カリフォルニアの低所得地区コンプトンで暮らしていたリチャード。 ある日、テレビで女子テニス選手が巨額の賞金を受け取るのを見て、 自分の娘をプロのテニス選手に育てることを決意した。 テニスの経験がほとんどなかったが、独学で教育法を学び、約80ページにわたる「プラン(計画書)」を作成する。 そのプランに基づき、4歳前後だった娘(セリーナとビーナス)にテニスを教え始めた。

ウィル・スミスが父役を演じ、評論家に絶賛された。 主演男優賞へのノミネートが有力視されている。 スミスは過去2度オスカーにノミネート。 2002年の「アリ」と2007年「幸せのちから」。

監督は、日本でほぼ無名の若手レイナルド・マーカス・グリーン。 2018年の長編デビュー作「Monsters and Men」で、サンダンス映画祭の新人賞を獲得した。
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

(日本公開:2021年11月19日劇場公開、2021年12月1日からNetflix配信)

 予告編→

 Netflix→

パワー・オブ・ザ・ドッグ

ロッテントマト評価:
95%
最新スコア→
ベネチア国際映画祭で監督賞を受賞した。 トロント国際映画祭の作品賞争いでは「3位」に選ばれた。 一般の映画ファンよりも、批評家に高く評価されている。

英、米、カナダ、豪の合作。 英BBCフィルムなどが製作し、ネットフリックス(Netflix)が配給権を取得した。

アメリカの田舎の牧場を舞台に、牧場主が弟の妻に対してハラスメント攻撃を仕掛ける。

監督は、名作「ピアノ・レッスン」(1993年)で知られるジェーン・カンピオン。ニュージーランド出身の女性監督である。 主演はベネディクト・カンバーバッチ。共演はキルスティン・ダンスト(正しくはキスティン・ダンスト)。
「DUNE/デューン 砂の惑星」

(日本公開:2021年10月15日)

 予告編→

DUNE/デューン 砂の惑星

ロッテントマト評価:
82%
最新スコア→
宇宙を舞台とするSF大作。「ブレードランナー2049」「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。 主演は、ティモシー・シャラメ。

2部構成の映画の第一弾と位置づけられている。 200億円近い巨費が投入され、豪華なオールスターキャストが登場する。

主人公は、銀河を支配する「皇帝」に仕える大物一族の息子。未来をぼんやりと予見する力を備えている。母から秘密結社の技を伝授されている。

原作はSF小説『デューン 砂の惑星』。フランク・ハーバート作。1965年に出版され、現在も絶大な人気を誇っている。 その独創的な世界観を、かつてない精密さで映像化した。

洗練されたビジュアルのデザインや描写により、 独特な世界観を創り上げた。 観客は違う惑星にいるかのような感覚を味わえる。

砂の惑星における砂漠のスペクタクルも見事。 中東の砂漠で行われた撮影も、驚愕の映像体験へとつながった。

視覚効果賞の最有力候補の一つになると予想されている。 美術賞撮影賞でも本命候補の一角を占める。 衣装デザイン編集賞録音賞でのノミネートも有望視されている。
「ナイトメア・アリー」

(日本公開:2022年3月25日)

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ナイトメア・アリー

ロッテントマト評価:
●%
最新スコア→
スリラー映画。 巡回ショーの芸人が主人公。 この芸人が、女性精神科医と出会う。 そして、危険な道へと走っていく。

ギレルモ・デル・トロが監督を務める。 トロ監督は「シェイプ・オブ・ウォーター(2017年)」でオスカー作品賞と監督賞を受賞した。 メキシコ人。日本の怪獣が大好きなオタクとして知られる。

オスカー争いの最強集団として君臨する米配給会社サーチライトの今季イチオシ。

主演はブラッドリー・クーパー。 危ない女性精神科医を、オスカー大女優のケイト・ブランシェットが演じる。
「ドント・ルック・アップ」

(日本公開:2021年12月10日、Netflixで2021年12月24日配信)

 予告編→

 Netflix配信→

ドント・ルック・アップ

ロッテントマト評価:
●%
最新スコア→
SFコメディ。 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」「バイス」などのアカデミー賞ノミネート作品で知られるアダム・マッケイ監督。

2人の天文学者の物語。 彗星が地球に接近し、人類が破滅すると警告するため、マスコミへの啓発活動に乗り出す。

超豪華キャスト。制作費80億円。 当初はパラマウントの映画だったが、Netflixが買い取った。

監督:アダム・マッケイ

出演:
レオナルド・ディカプリオ
ジェニファー・ローレンス
ケイト・ブランシェット
メリル・ストリープ

配給:Netflix
「マクベス」

(米国公開:2021年12月25日)

 予告編(英語)→

マクベス

ロッテントマト評価:
98%
最新スコア→
白黒映画。 コーエン兄弟のジョエル・コーエンが、初めて弟のイーサン抜きで監督を務めた。 原作は、シェークスピアの劇。

A24などが製作。アップルTVが配信の権利を獲得した。 デンゼル・ワシントンの主演男優賞ノミネートを予想する声もある。

監督・脚本:ジョエル・コーエン、

出演:
デンゼル・ワシントン
フランシス・マクドーマンド

プロデューサー:ジョエル・コーエン、フランシス・マクドーマンドほか

製作会社:A24、IAC

配給:A24、米アップル
「スペンサー(Spencer)」

(日本公開:2022年)

 予告編(英語)→

スペンサー(Spencer)

ロッテントマト評価:
84%
最新スコア→
英国ダイアナ妃と、チャールズ皇太子が離婚を決めたと言われる運命の数日間について、 憶測に基づいて描いたフィクション。

1991年12月、ダイアナとチャールズの結婚は冷え切っていた。 不倫や離婚の噂も出回るようになっていた。 それでも、2人は他の王族たちとともに、別邸「サンドリンガム・ハウス」において、恒例のクリスマス休暇を過ごしていた。

「トワイライト」シリーズで知られるクリステン・スチュワートがダイアナ妃を演じる。 主演女優賞の最有力候補の一角になると予想されている。

監督は、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」のパブロ・ラライン。 南米チリ人。チリ軍事政権下の国民投票を描いた「NO」でアカデミー賞の国際映画賞にノミネートされた。
「イン・ザ・ハイツ」

(日本公開: 2021年7月30日)

 予告編→

イン・ザ・ハイツ

ロッテントマト評価:
94%
最新スコア→
青春ミュージカル。群像劇。米ニューヨークに実在する中南米移民の街「ワシントン・ハイツ」が舞台。 逆境に立ち向かい夢を目指す若者たちを描く。2008年のトニー賞で4冠に輝いた歌劇を映画化した。

幕開けから高揚感にあふれる。 登場する移民たちの現実は過酷だが、支えとなるコミュニティーで共に歌い踊る。故郷から遠く離れ生きていても、ルーツとなる音楽が人々を強く結び付ける。 ブロードウェーで培われたミュージカルの手法と、情熱的なラテンのリズムが組み合わさった。 あらゆるジャンルの音楽とダンスで観客を魅了する傑作ミュージカル。

移住民の子たちは、挫折や失敗を繰り返しながら、それぞれの夢を追いかけていた。そんなある日、街の住人たちにとって最大の危機が訪れる。 猛暑のなか、街が一斉に停電に。若者たちの心の内側があぶりだされていく。
「チック、チック…ブーン!」

(日本公開:2021年11月19日ネットフリックス配信)

 予告編→

 Netflixの配信ページ→

チック、チック…ブーン!

ロッテントマト評価:
89%
最新スコア→
ミュージカル映画。 傑作ミュージカル「RENT(レント)」の作曲家・脚本家として知られるジョナサン・ラーソンの物語。 30歳を目前に控えたラーソンが、悪戦苦闘しながらニューヨークのブロードウェイで成功をつかもうとする姿を描く。 20代後半に経験する心理的危機「クオーターライフ・クライシス」がテーマの一つになっている。

監督は、米国ミュージカル界の超大物リン=マニュエル・ミランダ。ニューヨーク・ブロードウェイ劇場街で上演された傑作ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」と「ハミルトン」で作曲・作詞を担当。いずれもトニー賞を受賞した。 俳優としても活躍してきた。 41歳。プエルトリコ系。本作が、映画監督としてのデビュー作となった。

主演アンドリュー・ガーフィールドの主演男優賞ノミネートを予想する声も多い。
「コーダ あいのうた」

(日本公開:2022年1月)

 予告編(英語)→

 解説(シネコト)→

コーダ あいのうた

ロッテントマト評価:
96%
最新スコア→
2021年1月のサンダンス国際映画祭で、グランプリを受賞した。 観客賞も受賞し、2冠となった。 ちなみに前年のサンダンスは「ミナリ」が2冠を獲得した。

2014年のフランス映画のリメイク。

米国配給はアップルTV。日本配給はギャガ。ギャガは「アカデミー賞最有力!」などという派手な宣伝を展開しており、本年度の誇大広告賞の筆頭候補にもなっている。
「ウエスト・サイド・ストーリー」

(日本公開:2022年2月11日)

 予告編→

ウエスト・サイド・ストーリー

ロッテントマト評価:
●%
最新スコア→
スティーブン・スピルバーグ監督。

米ニューヨークの超有名なミュージカル劇の映画化。 最初に映画化された1960年の「ウエスト・サイド物語」以来、60年ぶり。 このときはアカデミー賞で作品賞など10部門を独占した。 ミュージカル映画の最高傑作の一つと言われる。

主演男優はアンセル・エルゴート。ヒロインのマリア役はレイチェル・ゼグラー。
「ビーング・ザ・リカードス(Being the Ricardos)」

(米国公開:2021年12月10日)


(アマゾン)

ロッテントマト評価:
●%
最新スコア→
「シカゴ7裁判」のアーロン・ソーキン監督。

1950年代のアメリカの国民的なテレビドラマ「アイ・ラブ・ルーシー」に出演した夫婦を描く。 主演女優ルシル・ボールと、その夫で主演男優のデジ・アーナズ。 2人は、キャリアと結婚を台無しにしかねないような危機に遭遇する。

出演:
ニコール・キッドマン
ハビエル・バルデム

国際映画賞の有力候補(予想)

作品 説明
「ドライブ・マイ・カー」

【日本映画】

(日本公開:2021年8月)

 予告編→

ドライブ・マイ・カー

ロッテントマト評価:
100%
最新スコア→
日本映画。濱口竜介監督。カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した。アカデミー賞では、日本の代表作品としてエントリーされた。

米国の有力新聞「ロサンゼルス・タイムズ」は、2021年11月19日に発表した「作品賞の有力ランキング」で、 本作を5位に選んだ。 「ドリームプラン」や「DUNE/デューン 砂の惑星」を差し置いて、上位にランクされた。

作品賞はともかく、国際映画賞では有力候補として名前が挙がっている。

作品の説明→
「ア・ヒーロー(A Hero)」

【イラン映画】

(日本公開:未定)

 予告編→

ロッテントマト評価:
96%
最新スコア→
イラン映画。2021年のカンヌ国際映画祭で2番目の賞である「グランプリ」を受賞した。 その後のアジア映画賞の作品賞争いでは「ドライブ・マイ・カー」に敗れて受賞を逃した。ただ、監督賞は獲得した。

アスガル・ファルハーディー監督は、世界的な巨匠。 アカデミー賞では、2012年に「別離」で国際映画賞(当時は外国語映画賞)に輝いた。脚本賞にもノミネートされた。 さらに、2017年に「セールスマン」で2度目となる国際映画賞を受賞した。
「チタン」

【フランス映画】

(日本公開:未定)

 予告編→

ロッテントマト評価:
88%
最新スコア→
フランス映画。2021年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いた。ただ、米国内の映画批評家の評価は、「ドライブ・マイ・カー」より低い。

アニメ賞の有力候補(予想)

作品 説明
「フリー(Flee)」

(ネオン)

フリー(Flee)

ロッテントマト評価:
97%
最新スコア→
アニメ・ドキュメンタリー映画。 2021年6月のアヌシー国際アニメーション映画祭で、作品賞(長編グランプリ)を受賞した。

デンマーク出身のヨナス・ポエール・ラスムセンが監督を務めた。

アフガニスタンからデンマークへ難民としてやってきた男性の実話をもとにした作品。結婚を目前に控えた彼が、隠し続けてきた過去を明かさざるを得ない状況に追い込まれるさまが描かれる。

ドキュメンタリー映画でもある。アカデミー賞のドキュメンタリー部門でも有力候補になっている。
「ミッチェル家とマシンの反乱」

(日本ネット配信:2021年4月)

ロッテントマト評価:
98%
最新スコア→
ソニー作品。ネットフリックス(Netflix)で配信。
「ミラベルと魔法だらけの家」

(日本公開:2021年11月26日)

 予告編→

ロッテントマト評価:
93%
最新スコア→
ディズニー作品。ミュージカル。「ズートピア」の監督コンビ。南米コロンビアの魔法一家を描く。
「あの夏のルカ」

(日本公開:2021年6月18日)

ロッテントマト評価:
91%
最新スコア→
ピクサー作品。

選考・発表・放送の日程

日時 スケジュール
主要部門のエントリー申請の期限 2021年11月15日(月)
仮投票の開始 2021年12月10日午前9時
仮投票の終了 2021年12月15日午後5時
候補作の候補(ショートリスト)発表 2021年12月21日(火)
選考対象となる作品の公開日の期限 2021年12月31日(金)
ノミネート投票開始 2022年1月27日(木)
ノミネート投票終了 2022年2月1日(火)
ノミネート発表 2022年2月8日(火)
最終投票開始 2022年3月17日(木)
最終投票終了 2022年3月22日(火)
授賞式(結果発表) 2022年3月27日(日)

公開前に有力視されていたが、実際にはそうでもなかった作品

ハウス・オブ・グッチ |

作品 説明
「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」

 予告編→

日本公開:2022年1月28日

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

ロッテントマト評価:
75%
最新スコア→
ジャンルは、コメディ/ドラマ。 米国カンサス州の架空の新聞のフランス支局にスポットを当てている。 20世紀のフランスの架空の街が舞台。 ある記者が独立し、雑誌「ザ・フレンチ・ディスパッチ」を立ち上げることになる。 3つのストーリーで構成される。

脚本が高い評価を得た。

監督は、ウェス・アンダーソン。 アンダーソン氏は、「グランド・ブダペスト・ホテル」を大成功させたことで有名。同作は、2014年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされた。 その後、アニメ映画「犬ヶ島」を監督。ベルリン国際映画祭の監督賞(銀熊賞)を受賞し、アカデミー賞の長編アニメ賞にノミネートされた。 このほか、「ムーンライズ・キングダム(2021年)」「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年)」では、それぞれ脚本賞にノミネートされた。 「ファンタスティック Mr.FOX(2009年)」も長編アニメ賞にノミネートされている。

50歳を過ぎたばかりだが、多彩な実績を持ち、クオリティの安定度も高い。 アカデミー賞にノミネートされる確率が高い監督である。

なお、英BBCの2016年の投票では、 「グランド・ブダペスト・ホテル」 「ムーンライズ・キングダム」 「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」 の3作品が、「21世紀の最も偉大な映画ランキング」に入った。

アンダーソン監督は「ニューヨーカー誌」が大好きで、 同誌に対する愛情にインスパイアされたという。

大勢の有名な役者が出演する「アンサンブル・キャスト」である。 メインの俳優は、ビル・マーレイ、ベニチオ・デル・トロ、フランシス・マクドーマンド、ティモシー・シャラメ、ティルダ・スウィントン、オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディなど。 実に豪華な顔ぶれだ。

配給は、オスカーで常連のサーチライト・ピクチャーズ(旧フォックス・サーチライト)。2019年にディズニーがFOXを買収したことで、サーチライトもディズニーの子会社になった。
「ハウス・オブ・グッチ」

(日本公開:2022年1月14日)

 予告編→

ハウス・オブ・グッチ

ロッテントマト評価:
68%
最新スコア→
「グッチ(Gucci)」一族の物語。 グッチは、イタリアの高級ファッション・ブランド。

1995年に起きたマウリツィオ・グッチ氏の殺人事件と、その後の出来事を描く。 マウリツィオ・グッチ氏は、グッチ創業者の孫。 一時、グッチの後継ぎとして経営トップに就いたが、 放漫経営の末に追放された。

マウリツィオ・グッチが殺されたとき46歳だった。 犯人は元妻パトリツィア・レジアニに雇われた殺し屋だった。 この元妻を、レディー・ガガが演じる。 グッチ氏を、アダム・ドライバーが演じる。

監督:リドリー・スコット

出演:
レディー・ガガ
アダム・ドライバー
ジャレッド・レト
アル・パチーノ

製作会社:MGMほか

配給:ユニバーサルほか
「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野」

(2021年、ネットフリックス配信)

 予告編→

 Netflixの配信ページ→

ロッテントマト評価:
87%
最新スコア→
黒人の西部劇映画。出演者の大半を、アフリカ系の俳優が占めている。

監督:ジェイムズ・サミュエル

出演:
ジョナサン・メジャース
イドリス・エルバ
ザジー・ビーツ
ラキース・スタンフィールド デルロイ・リンド
ー レジーナ・キング

プロデューサー:ジェイ・Zほか
「Blue Bayou(ブルー・バイユー)」

(米国公開:2021年9月17日、日本公開:2022年)


ロッテントマト評価:
76%
最新スコア→
韓国系アメリカ人の俳優ジャスティン・チョンが、監督と主演を務める。脚本も自分で書いた。

配給はフォーカス。

公開時期が2022年に延びた作品

作品 説明
「Don't Worry Darling(ドント・ウォーリー・ダーリン)」

(米国公開:2022年9月23日)
人気歌手ハリー・スタイルズと、有力若手女優フローレンス・ピューが共演。オリヴィア・ワイルド監督。ワーナー作品。

2022年のグラミー賞の予想→

日本アカデミー賞 2022年の予想→