順位 | 名前やデザイナーなど | 写真と動画(Youtube) |
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1 | ジェーン・フォンダ (Jane Fonda) <1972年> デザイナー:イブ・サンローラン ベトナム戦争の暗い世相をふまえ、ミリタリールックで登場。 反戦などの政治的な活動に熱心なだけあって、チュニックとパンツスーツで静かに意思表示した。 裾が広がっているパンタロンスーツは当時の流行。 華やかなドレスでなくても、最高級のアワードにふさわしい着こなしができることを示した。 シャグヘアスタイルは、この授賞式で主演女優賞を獲得した「コールガール」の役柄のもの。 |
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2 | グレース・ケリー (Grace Kelly) <1955年> デザイナー:イーディス・ヘッド セラドン・カラー(青磁色)のサテンのガウン。ファッションデザイナーでなく、映画衣装の巨匠イーディス・ヘッドが手掛けた。 すがすがしく、かわいらしい。 かつエレガントなドレスの王道。 シンプルだが、スカートのドレープが変化を感じさせる。 時代を経ても新鮮で、全く古さを感じさせない。 |
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3 | ルピタ・ニョンゴ (Lupita Nyong'o) <2014年> デザイナー:プラダ 明るいブルー(空色)のギリシャガウン。 ひだ状のシルクのちりめんが鮮やかで、 シルエットも見事。ゴージャス。 カチューシャとジュエリーは、ニューヨークのフレッド・レイトン(FRED LEIGHTON)による。 剃り上げた髪型がおしゃれ。 無名に近かったルピタは、この日、デビュー映画「それでも夜は明ける」で助演女優賞を受賞した。 |
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4 | ミシェル・ウィリアムズ (Michelle Williams) <2006年> デザイナー:ヴェラ・ウォン(Vera Wang) 鮮やかな黄色(サフラン色)のドレスが、濃い紅のリップやネックレスとあいまって、艶やかでクラシカルな美を演出している。 ドレスのカットは、出産3か月後のウィリアムズのボディラインを美しく際立たせた。 肩のフリルもおしゃれ。 髪はやさしい感じにまとめられており、印象的な笑顔とともに愛らしさがたっぷり。 交際相手のヒース・レジャーとのツーショットも印象的。 |
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5 | ウィノナ・ライダー (Winona Ryder) <1997年> デザイナー:シャネル 民族衣装を取り入れた独創性のあるドレス。 アラビアっぽさが漂い、エキゾチックかつ上品な印象を与えた。 黒い玉状のガウンが、ヴァンピッシュかつフェミニン。 透けを生かしたデザインは後に流行するが、 当時は斬新で強いインパクトがあった。 装飾も見事。 |
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6 | ニコール・キッドマン (Nicole Kidman) <1997年> デザイナー:クリスチャン・ディオール ボディコンのドレスの傑作。 シャルトリューズ色。 中華風のモチーフ(刺繍)を用いている。 スカートにスリットを入れたチャイナドレス仕立て。 動画で見てのとおり、後ろ姿の形状はチャイナ風ではなく、 モダンな印象。 体のラインにぴったりでシルエットが素晴らしい。 同時にさりげない上品さを感じさせる。 チラ見させているシューズの色がブルーで、これがアクセントになっている。 スリングバックにも統一感があり、組み合わせも見事。 その後、多くの女優たちがレッドカーペットファッションの手本にしたとされる。 |
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7 | ローレン・ハットン (Lauren Hutton) <1975年> デザイナー:ホルストン 胸元が開き、バンドで締められたギリシャ神話の女神のスタイル。シンプルで洗練された印象。 ドレスが強調されすぎず、 あくまで「本人」の美しさが前面に出ており、 その絶妙なバランスが見事。 さすがハリウッド。 裾を少しだけ短くして、ステージを歩くときに靴が見えるのがまたいい。 |
写真 (1→ 2→ 3→) 動画→ |
8 | ジェニファー・ローレンス (Jennifer Lawrence) <2013年> デザイナー:クリスチャン・ディオール 「まさにおとぎ話のウェディング・ドレス!」とヴォーグ誌。 上半身からヒップまでぴったりで、その下が大きく広がっている。 スカートのデザインが凝っており、形状や長さが左右対称でなく、変化に富んでいる。 クラシックながらモダンな印象を与える。 ネックレスも秀逸。 授賞式の当日の朝に初めて試着し、サイズがぴったりだったので即決したという。 裾が重たすぎたせいか、賞を受賞して壇上に上がるときに転んでしまった。 |
写真 (1→ 2→ 3→ 4→) 動画→ |
9 | ビョーク (Bjork) <2001年> デザイナー:マラヤン・ペジョスキー ファッション界に強烈なインパクトを与えた伝説の「白鳥ドレス」。 当初は、「奇をてらいすぎ」「滑稽」「不気味」といった批判が相次いだ。 その一方で、ビヨークならではの独創性が表現されていたのも事実。 レッドカーペット上では、白鳥の卵を産み落とすというパフォーマンスも飛び出し、 コンセプト的な面も含めて評価する声もある。 後日、この真似をするセレブも登場した。 ステージ上で動きながら歌っているシーンを見ると、 さほど奇抜ではなく、 スカートもきれい。(動画でご確認下さい)。 いずれにせよ歴史に残る話題性と個性の強さをふまえ、ランクインした。 |
写真 (1→ 2→ 3→) 動画→ 動画(ステージ上の歌唱シーン)→ |
10 | マーサ・プリンプトン (Martha Plimpton) <1989年> ヴィンテージ ヴィンテージのサテンドレス。 エレガントかつチャーミング。 ハイソな印象。 世界大恐慌前の熱狂的なバブルだった「黄金の1920年代」を感じさせる。 バイアスカットでへろっとした感じがおしゃれ。 脚にさりげなくまとわりついて、 レッグラインの美しさが光る。 クリーム色のカラーも気品がある。 シンプルな髪型。ノーブラでアクセサリーもなく、脱力感も漂う。 「グランジ時代の幕分けを予兆させるクールさ」とヴォーグ誌は評価。 交際相手のリバー・フェニックスと仲良く登場した。 |
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