映画「マリッジ・ストーリー」は2020年のアカデミー賞作品賞にノミネートされました。 夫婦の離婚ドラマ。ネットフリックス(Netflix)のオリジナル作品です。 離婚専門の辣腕弁護士を演じたローラ・ダーンが助演女優賞を受賞しました。
舞台の劇団を率いる夫と、女優の妻が主人公です。 妻が役者としての成功のチャンスをつかんだことなどをきっかけに、 2人の心が離れていき、 ニューヨークとロサンゼルスという遠距離の別居をスタート。 離婚するときはお互いを尊重しながら話を進めようと考えていた夫婦でしたが、 離婚を専門とする弁護士の影響もあり、 幼い子供の親権をめぐる争いへと発展していきます。
受賞 | 助演女優賞 ローラ・ダーン |
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ノミネート | 作品賞 |
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主演男優賞 アダム・ドライバー |
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主演男優賞 スカーレット・ヨハンソン |
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脚本賞 | |
作曲賞 |
ネットフリックス(Netflix)の映画。離婚問題に直面する夫婦の愛憎劇。
トロント国際映画祭の作品賞争いでは、
「ジョジョ・ラビット」に次ぐ次点だった。
しかし、アメリカ国内の映画評論家からは、ジョジョ・ラビットよりも高い評価を得ている。
主演は夫役がアダム・ドライバー、妻役がスカーレット・ヨハンソン。
監督は「フランシス・ハ」などで知られるノア・バームバック。
会話劇を得意とするバームバックのスキルがいかんなく発揮されている。
1980年のアカデミー賞で作品賞を受賞した「クレイマー・クレイマー」の21世紀版とも受け止められている。
2019年12月6日
夫を演じるアダム・ドライバーは役者として絶頂期を迎えており、 迫真の演技が称賛されています。 オスカーでは主演男優賞にノミネートされました。「ジョーカー」のホアキン・フェニックスに次ぐ有力候補と見られています。 また、妻を演じるスカーレット・ヨハンソンも主演女優賞にノミネートされました。 ヨハンソンは「ジョジョ・ラビット」で助演女優賞にも候補入りを果たし、 ダブルでのノミネートとなりました。ノミネートされた部門です。カッコ内は、米予想サイト「ゴールドダービー」の予想順位です(2020年1月14日現在)。
ノミネート | 作品賞(3位) |
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主演男優賞 アダム・ドライバー(2位) |
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主演男優賞 スカーレット・ヨハンソン(3位) |
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助演女優賞 ローラ・ダーン(1位) |
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脚本賞(2位) | |
作曲賞(4位) |