アカデミー賞の「作曲賞」(Best Original Score)の歴代の受賞作の一覧です。
歴代の受賞作 ▼作曲賞は、映画音楽(サントラ)を讃える賞です。 特定の歌でなく、オーケストラなどによるBGMが対象です。 音楽をメインで担当した作曲家に授与されます。 1934年に創設されました。 一時、ドラマ部門とミュージカル部門に分かれていました。 作曲部門と編曲部門に分かれていたこともあります。 いろいろな区分けの変遷を経て、1999年からは現在の形で落ち着いています。 「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「シンドラーのリスト」で有名なジョン・ウィリアムズが46回ノミネートという記録を持っています。 日本人では、1988年に坂本龍一が「ラストエンペラー」のサントラで受賞しました。 (アワード・ウォッチ編集部)
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
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2023 |
「西部戦線異状なし」
作曲家:ハウシュカ(本名:フォルカー・ベルテルマン) ※ドイツの音楽家。過去に「ライオン~25年目のただいま」(2016年)でも候補になっており、2度目のノミネート。本作では、得意とする実験的な音づくりで、戦争の恐怖や暗さを表現した。「ブワー、ブワー、ブワー」と響くシンセのサウンドが劇中で何度も効果的に使われており、観客に強い印象を残す。 【アルバムの動画再生リスト→】 ・英国アカデミー賞 |
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2022 |
「DUNE/デューン 砂の惑星」
![]() 作曲家:ハンス・ジマー 【作品紹介→】 作品一覧(Wiki)→ 試聴(Amazon)→ 字幕版(Amazon)→ 吹替版(Amazon)→ |
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2021 |
作曲家:トレント・レズナー(ロックバンド「ナイン・インチ・ネイルズ」)&アッティカス・ロス&ジョン・バティステ ・音楽配信(Amazon)→ ・レビュー動画(茶一郎)→ ![]() メタルバンド「ナイン・インチ・ネイルズ」のリーダーとして知られるトレント・レズナーは、 ソウルフル・ワールドとマンクの2作品でノミネートされた。 |
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2020 |
「ジョーカー」
(ヒドゥル・グドナドッティル) アルバム試聴(Amazon)→ 女性として20年ぶりの受賞。 |
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
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2019 | 「ブラックパンサー」 (ルドウィグ・ゴランソン) アルバム試聴(Amazon)→ |
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年 | 受賞作品 | 受賞者 |
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2018 | 「シェイプ・オブ・ウォーター」
アルバム試聴(Amazon)→ |
アレクサンドル・デスプラ |
2017 | 「ラ・ラ・ランド」
アルバム試聴(Amazon)→ |
ジャスティン・ハーウィッツ |
2016 | ヘイトフル・エイト | エンニオ・モリコーネ |
2015 | グランド・ブダペスト・ホテル | アレクサンドル・デスプラ |
2014 | ゼロ・グラビティ | スティーヴン・プライス |
2013 | ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 | マイケル・ダナ |
2012 | アーティスト | ルドヴィック・ブールス |
2011 | ソーシャル・ネットワーク | トレント・レズナー、アッティカス・ロス |
2010 | カールじいさんの空飛ぶ家 | マイケル・ジアッキーノ |
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年 | 受賞作品 | 受賞者 |
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2009 | スラムドッグ$ミリオネア | A.R.ラフマーン |
2008 | つぐない | ダリオ・マリアネッリ |
2007 | バベル | グスターボ・サンタオラヤ |
2006 | ブロークバック・マウンテン | グスターボ・サンタオラヤ |
2005 | ネバーランド
「ピーター・パン」の誕生のきっかけとなった、劇作家ジェームズとピーターの出会いと魂の結びつきを描く。 |
ヤン・A・P・カチュマレク |
2004 | ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 | ハワード・ショア
シリーズ3部作の音楽を担当。1部に続いて、完結編となる3部のでも受賞を果たした。 日本を代表する映画音楽評論家の賀来タクト氏によると、本シリーズの企画発足の当初、音楽担当の第一候補に挙がっていたのはポーランド現代音楽界の巨人ヴォイチェフ・キラールだった。ところが、キラールは3年以上にもわたる長丁場の「拘束」を嫌い、その結果、第2候補だったショアが抜擢されたという。 賀来氏は産経新聞のコラムにこう書いた。「(ロード・オブ・ザ・リングの)製作陣が何より音楽担当に求めたのは、その作曲能力と同等に、共に長い製作の道を歩んでくれる協力者だった。ショアは撮影現場に滞在し、スタッフ、キャストと交流を深め、その仲間とともに詞を練り、曲を磨き、一作品ごとに3時間以上もの音楽を書いた。まさに映画さながらの友情劇がそのままカメラの背後で培われていたのである」 |
2003 | フリーダ | エリオット・ゴールデンサール |
2002 | ロード・オブ・ザ・リング | ハワード・ショア |
2001 | グリーン・デスティニー | 譚盾 |
2000 | レッド・バイオリン | ジョン・コリリアーノ |
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年 | 受賞作品 | 受賞者 |
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1999 | <ドラマ部門> ライフ・イズ・ビューティフル |
ニコラ・ピオヴァーニ |
<ミュージカル・コメディ部門> 恋におちたシェイクスピア |
スティーブン・ウォーベック | |
1998 | <ドラマ部門> タイタニック |
ジェームズ・ホーナー |
<ミュージカル・コメディ部門> フル・モンティ |
アン・ダッドリー | |
1997 | <ドラマ部門> イングリッシュ・ペイシェント |
ガブリエル・ヤレド |
<ミュージカル・コメディ部門> Emma エマ |
レイチェル・ポートマン | |
1996 | <ドラマ部門> イル・ポスティーノ |
ルイス・エンリケス・バカロフ |
<ミュージカル・コメディ部門> ポカホンタス |
作曲・オーケストラ編曲:アラン・メンケン、作詞:スティーヴン・シュワルツ | |
1995 | ライオン・キング | ハンス・ジマー |
1994 | シンドラーのリスト | ジョン・ウィリアムズ |
1993 | アラジン | アラン・メンケン |
1992 | 美女と野獣 | アラン・メンケン |
1991 | ダンス・ウィズ・ウルブズ | ジョン・バリー |
1990 | リトル・マーメイド | アラン・メンケン |
年 | 受賞作品 | 受賞者 |
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1989 | ミラグロ/奇跡の地 | デイヴ・グルーシン |
1988 | ラスト・エンペラー | 坂本龍一、デイヴィッド・バーン、蘇聡 |
1987 | ラウンド・ミッドナイト | ハービー・ハンコック |
1986 | 愛と哀しみの果て | ジョン・バリー |
1985 | インドへの道 | モーリス・ジャール |
<主題歌作曲部門> パープル・レイン |
プリンス | |
1984 | ライトスタッフ | ビル・コンティ |
<歌曲・編曲部門> 愛のイエントル |
ミシェル・ルグラン、アラン・バーグマン、マリリン・バーグマン | |
1983 | E.T. | ジョン・ウィリアムズ |
<歌曲・編曲部門> ビクター/ビクトリア |
ヘンリー・マンシーニ、レスリー・ブリッカス | |
1982 | 炎のランナー | ヴァンゲリス |
1981 | フェーム | マイケル・ゴア |
1980 | リトル・ロマンス | ジョルジュ・ドルリュー |
<歌曲・編曲部門> オール・ザット・ジャズ |
ラルフ・バーンズ |
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年 | 受賞作品 | 受賞者 | 1979 | ミッドナイト・エクスプレス | ジョルジオ・モロダー |
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<歌曲・編曲部門> バディ・ホリー・ストーリー |
ジョー・レンゼッティ | 1978 | スター・ウォーズ | ジョン・ウィリアムズ |
<歌曲・編曲部門> A Little Night Music |
ジョナサン・チューニック | 1977 | オーメン | ジェリー・ゴールドスミス |
<歌曲・編曲部門> ウディ・ガスリー/わが心のふるさと |
レナード・ローゼンマン | 1976 | ジョーズ | ジョン・ウィリアムズ |
<歌曲・編曲部門> バリー・リンドン |
レナード・ローゼンマン | 1975 | <ドラマ部門> ゴッドファーザー PART II |
ニーノ・ロータ、カーマイン・コッポラ |
<歌曲・編曲部門> 華麗なるギャツビー |
ネルソン・リドル | 1974 | <ドラマ部門> 追憶 |
マーヴィン・ハムリッシュ |
<歌曲・編曲部門> スティング |
マーヴィン・ハムリッシュ | 1973 | <ドラマ部門> ライムライト |
チャーリー・チャップリン、レイモンド・ラッシュ、ラリー・ラッセル |
<歌曲・編曲部門> キャバレー |
ラルフ・バーンズ | 1972 | <ドラマ部門> おもいでの夏 |
ミシェル・ルグラン |
<歌曲・編曲部門> 屋根の上のバイオリン弾き |
ジョン・ウィリアムズ | 1971 | ある愛の詩 | フランシス・レイ |
<歌曲・編曲部門> レット・イット・ビー |
ザ・ビートルズ | 1970 | <ドラマ・コメディ部門> 明日に向って撃て! |
バート・バカラック |
<ミュージカル部門> ハロー・ドーリー! |
レニー・ヘイトン、ライオネル・ニューマン |
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年 | 受賞作品 | 受賞者 | 1969 | <ドラマ・コメディ部門> 冬のライオン |
ジョン・バリー |
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<ミュージカル部門> オリバー! |
ジョン・グリーン | 1968 | モダン・ミリー | エルマー・バーンスタイン |
<編曲部門> キャメロット |
アルフレッド・ニューマン、ケン・ダービー | 1967 | 野生のエルザ | ジョン・バリー |
<編曲部門> ローマで起こった奇妙な出来事 |
ケン・ソーン | 1966 | ドクトル・ジバゴ | モーリス・ジャール |
<編曲部門> サウンド・オブ・ミュージック |
アーウィン・コスタル | 1965 | メリー・ポピンズ | リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン |
<編曲部門> マイ・フェア・レディ |
アンドレ・プレヴィン | 1964 | トム・ジョーンズの華麗な冒険 | ジョン・アディソン |
<編曲部門> あなただけ今晩は |
アンドレ・プレヴィン | 1963 | アラビアのロレンス | モーリス・ジャール |
<編曲部門> The Music Man |
レイ・ハインドルフ | 1962 | <ドラマ・コメディ部門> ティファニーで朝食を |
ヘンリー・マンシーニ |
<ミュージカル部門> ウエスト・サイド物語 |
ソール・チャップリン、ジョニー・グリーン、シド・ラミン、アーウィン・コスタル | 1961 | <ドラマ・コメディ部門> 栄光への脱出 |
アーネスト・ゴールド |
<ミュージカル部門> わが恋は終りぬ |
モーリス・ストロフ、ハリー・サクマン | 1960 | <ドラマ・コメディ部門> ベン・ハー |
ロージャ・ミクローシュ |
<ミュージカル部門> ポギーとベス |
アンドレ・プレヴィン、ケン・ダービー |
年 | 受賞作品 | 受賞者 | 1959 | <ドラマ・コメディ部門> 老人と海 |
ディミトリ・ティオムキン |
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<ミュージカル部門> 恋の手ほどき |
アンドレ・プレヴィン | 1958 | 戦場にかける橋 | マルコム・アーノルド | 1957 | <ドラマ・コメディ部門> 八十日間世界一周 |
ヴィクター・ヤング |
<ミュージカル部門> 王様と私 |
アルフレッド・ニューマン、ケン・ダービー | 1956 | <ドラマ・コメディ部門> 慕情 |
アルフレッド・ニューマン |
<ミュージカル部門> オクラホマ! |
ロバート・ラッセル・ベネット、ジェイ・ブラックトン、アドルフ・ドイチュ | 1955 | <ドラマ・コメディ部門> 紅の翼 |
ディミトリ・ティオムキン |
<ミュージカル部門> 掠奪された七人の花嫁 |
アドルフ・ドイチュ、ソール・チャップリン | 1954 | <ドラマ・コメディ部門> リリー |
ブロニスラウ・ケイパー |
<ミュージカル部門> Call Me Madam |
アルフレッド・ニューマン | 1953 | <ドラマ・コメディ部門> 真昼の決闘 |
ディミトリ・ティオムキン |
<ミュージカル部門> 我が心に歌えば |
アルフレッド・ニューマン | 1952 | <ドラマ・コメディ部門> 陽のあたる場所 |
フランツ・ワックスマン |
<ミュージカル部門> 巴里のアメリカ人 |
ジョニー・グリーン、ソール・チャップリン | 1951 | <ドラマ・コメディ部門> サンセット大通り |
フランツ・ワックスマン |
<ミュージカル部門> アニーよ銃をとれ |
アドルフ・ドイチュ、ロジャー・エデンス | 1950 | <ドラマ・コメディ部門> 赤い靴 |
ブライアン・イースデイル |
<ミュージカル部門> イースター・パレード |
ジョニー・グリーン、ロジャー・エデンス |