歴代のアカデミー賞(オスカー)の脚色賞の一覧です。脚色賞は、何らかの原作をもとに書かれた映画の脚本を対象とする部門です。脚本家(スクリーン・ライター)に対して授与されます。 映画の原作には小説、劇、漫画、テレビ番組など様々なものがありますが、いずれにしても、既存の創作物を土台にしていれば脚色賞のカテゴリーに入ります。 英語では「Adapted Screenplay」(アダプテッド・スクリーンプレイ)という名称です。 これに対して、原作のないオリジナル脚本は、「脚本賞」(Original Screenplay)という別の部門で選考されます。 (オスカー・ウォッチ編集部)
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(2020年代 | 2010年代↓)
年 | 受賞者 | ノミネート |
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2023 |
「ウーマン・トーキング 私たちの選択」
![]() 脚本:サラ・ポーリー ※カナダの女性作家による2018年の同名小説を、サラ・ポーリー監督が脚色した。原作小説は、南米ボリビアで起きた連続女性暴行事件から着想を得ているという。 女性パワーの結集がテーマとなっている。 サラ・ポーリー監督は「アウェイ・フロム・ハー君を想う」(2006年)でも脚色賞にノミネートされており、今回2度目のオスカー候補入りとなった。作品賞とのダブルノミネート。 44歳。カナダ人。もともとは人気俳優だったが、現在は監督・脚本業に専念している。ハリウッドにおける性差別問題を俳優引退の理由の一つに挙げている。熱心な活動家としても知られる。 【前哨戦での受賞】 ・クリティック・チョイス賞 ・シカゴ批評家賞 ・フロリダ批評家賞 ・ハリウッド批評家賞 ・WGA(米脚本家組合賞) |
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2022 |
「コーダ あいのうた」
![]() (脚本家:シアン・ヘダー) 作品一覧(IMDB)→ 【作品紹介→】 |
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2021 |
「ファーザー」
(脚本家:クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール) ・解説動画(シネコト)→ ![]() |
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2020 | 「ジョジョ・ラビット」
タイカ・ワイティティ 少年の体験や空想を通し、独裁者ヒトラー及びその支持者の幼稚さ、攻撃性を風刺的に描いた。 主人公の少年ジョジョは、ナチスに傾倒。空想の世界でヒトラーと友人となって対話する。 ある日、彼は自宅にあった隠し扉の奥にいたユダヤ人の少女と出会う。 母ロージー(スカーレット・ヨハンソン)が、かくまっていたのだ。 |
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年 | 受賞者 | ノミネート |
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2019 | 「ブラック・クランズマン」 スパイク・リー デヴィッド・ラビノウィッツ ケヴィン・ウィルモット チャーリー・ワクテル 黒人映画コミュニティーをリードしてきたスパイク・リー監督が名誉賞以外での初オスカーとなりました。 |
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2018 | 「君の名前で僕を呼んで」
(ジェームズ・アイボリー) 予告編(Amazon)→ |
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2017 | 「ムーンライト」
(バリー・ジェンキンス、タレル・アルビン・マクレイニー) 予告編(Amazon)→ |
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2016 | 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
(チャールズ・ランドルフ、アダム・マッケイ) 予告編(Amazon)→ |
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2015 | 「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
(グラハム・ムーア) 予告編(Amazon)→ |
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2014 | 「それでも夜は明ける」
(ジョン・リドリー) 予告編(Amazon)→ |
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2013 | 「アルゴ」
(クリス・テリオ) Amazon→ |
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2012 | 「ファミリー・ツリー」
(アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ) 予告編(Amazon)→ |
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2011 | 「ソーシャル・ネットワーク」
(アーロン・ソーキン) 予告編(Amazon)→ |
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2010 | 「プレシャス」
(ジェフリー・フレッチャー) 予告編(Amazon)→ |
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年 | 受賞者 | ノミネート |
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2009 | スラムドッグ$ミリオネア (サイモン・ボーファイ) |
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2008 | ノーカントリー (ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン) |
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2007 | ディパーテッド (ウィリアム・モナハン) |
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2006 | ブロークバック・マウンテン (ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ) |
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2005 | サイドウェイ (アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー) |
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2004 | ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 (ピーター・ジャクソン、フィリッパ・ボウエン、フラン・ウォルシュ) |
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2003 | 戦場のピアニスト (ロナルド・ハーウッド) |
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2002 | ビューティフル・マインド (アキヴァ・ゴールズマン) |
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2001 | トラフィック (スティーヴン・ギャガン) |
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2000 | サイダーハウス・ルール (ジョン・アーヴィング) |
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| 1999 | 1998 | 1997 | 1996 | 1995 | 1994 | 1993 | 1992 | 1991 | 1990 |
年 | 受賞者 | ノミネート |
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1999 | ゴッド・アンド・モンスター (ビル・コンドン) |
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1998 | L.A.コンフィデンシャル (ブライアン・ヘルゲランド、カーティス・ハンソン) |
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1997 | スリング・ブレイド (ビリー・ボブ・ソーントン) |
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1996 | いつか晴れた日に (エマ・トンプソン) |
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1995 | フォレスト・ガンプ/一期一会 (エリック・ロス) |
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1994 | シンドラーのリスト (スティーヴン・ザイリアン) |
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1993 | ハワーズ・エンド (ルース・プラワー・ジャブヴァーラ) |
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1992 | 羊たちの沈黙 (テッド・タリー) |
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1991 | ダンス・ウィズ・ウルブズ (マイケル・ブレイク) |
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1990 | ドライビング Miss デイジー (アルフレッド・ウーリー) |
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| 1989 | 1988 | 1987 | 1986 | 1985 | 1984 | 1983 | 1982 | 1981 | 1980 |
年 | 受賞者 | ノミネート |
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1989 | 危険な関係 (クリストファー・ハンプトン) |
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1988 | ラストエンペラー (ベルナルド・ベルトルッチ、マーク・ペプロー) |
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1987 | 眺めのいい部屋 (ルース・プラワー・ジャブヴァーラ) |
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1986 | 愛と哀しみの果て (カート・リュードック) |
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1985 | アマデウス (ピーター・シェーファー) |
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1984 | 愛と追憶の日々 (ジェームズ・L・ブルックス) |
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1983 | ミッシング (コスタ=ガヴラス、ドナルド・スチュワート) |
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1982 | 黄昏 (アーネスト・トンプソン) |
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1981 | 普通の人々 (アルヴィン・サージェント) |
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1980 | クレイマー・クレイマー (ロバート・ベントン) |
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| 1979 | 1978 | 1977 | 1976 | 1975 | 1974 | 1973 | 1972 | 1971 | 1970 |
年 | 受賞者 | ノミネート |
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1979 | ミッドナイト・エクスプレス (オリヴァー・ストーン) |
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1978 | ジュリア (アルヴィン・サージェント) |
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1977 | 大統領の陰謀 (ウィリアム・ゴールドマン) |
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1976 | カッコーの巣の上で (ローレンス・ホーベン、ボー・ゴールドマン) |
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1975 | ゴッドファーザーPARTII (フランシス・フォード・コッポラ、マリオ・プーゾ) |
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1974 | エクソシスト (ウィリアム・ピーター・ブラッティ) |
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1973 | ゴッドファーザー (フランシス・フォード・コッポラ、マリオ・プーゾ) |
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1972 | フレンチ・コネクション (アーネスト・タイディマン) |
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1971 | M★A★S★Hマッシュ (リング・ラードナー・Jr) |
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1970 | 真夜中のカーボーイ (ウォルド・ソルト) |
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| 1969 | 1968 | 1967 | 1966 | 1965 | 1964 | 1963 | 1962 | 1961 | 1960 |
年 | 受賞者 | ノミネート |
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1969 | 冬のライオン (ジェームズ・ゴールドマン) |
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1968 | 夜の大捜査線 (スターリング・シリファント) |
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1967 | わが命つきるとも (ロバート・ボルト) |
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1966 | ドクトル・ジバゴ (ロバート・ボルト) |
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1965 | ベケット (エドワード・アンハルト) |
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1964 | トム・ジョーンズの華麗な冒険 (ジョン・オズボーン) |
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1963 | アラバマ物語 (ホートン・フート) |
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1962 | ニュールンベルグ裁判 (アビー・マン) |
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1961 | エルマー・ガントリー/魅せられた男 (リチャード・ブルックス) |
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1960 | 年上の女 (ニール・パタースン) |
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| 1959 | 1958 | 1957 | 1956 | 1955 | 1954 | 1953 | 1952 | 1951 | 1950 |
年 | 受賞者 | ノミネート |
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1959 | 恋の手ほどき (アラン・ジェー・ラーナー) |
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1958 | 戦場にかける橋 (マイケル・ウィルソン、カール・フォアマン、ピエール・ブール) |
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1957 | 八十日間世界一周 (ジェームズ・ポー、ジョン・ファロー、S・J・ペレルマン) |
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1956 | マーティ (パディ・チャイエフスキー) |
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1955 | 喝采 (ジョージ・シートン) |
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1954 | 地上より永遠に (ダニエル・タラダッシュ) |
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1953 | 悪人と美女 (チャールズ・シュニー) |
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1952 | 陽のあたる場所 (マイケル・ウィルソン、ハリー・ブラウン) |
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1951 | イヴの総て (ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ) |
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1950 | 戦場 (ロバート・ピロッシュ) |
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| 1949 | 1948 | 1947 | 1946 | 1945 | 1944 | 1943 | 1942 | 1941 | 1940 |
年 | 受賞者 | ノミネート |
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1949 | 黄金 (ジョン・ヒューストン) |
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1948 | 三十四丁目の奇蹟 (ジョージ・シートン) |
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1947 | 我等の生涯の最良の年 (ロバート・E・シャーウッド) |
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1946 | 失われた週末 (チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー) |
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1945 | 我が道を往く (フランク・バトラー、フランク・キャヴェット) |
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1944 | カサブランカ (ジュリアス・J・エプスタイン、フィリップ・G・エプスタイン、ハワード・コッチ) |
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1943 | ミニヴァー夫人 (ジョージ・フローシェル、ジェームズ・ヒルトン、クローディン・ウェスト、アーサー・ウィンペリス) |
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1942 | 幽霊紐育を歩く (シートン・I・ミラー、シドニー・バックマン) |
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1941 | フィラデルフィア物語 (ドナルド・オグデン・スチュワート) |
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1940 | 風と共に去りぬ (シドニー・ハワード) |
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| 1939 | 1938 | 1937 | 1936 | 1935 | 1934 | 1933 | 1932 | 1931 | 1930 |
年 | 受賞者 | ノミネート |
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1939 | ピグマリオン (イアン・ダルリンプル、セシル・ルイス、W・P・リップスコーム、ジョージ・バーナード・ショー) |
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1938 | ゾラの生涯 (ノーマン・ライリー・レイン、ハインツ・ヘラルド、ゲザ・ハーゼック) |
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1937 | 科学者の道 (シェリダン・ギブニー、ピエール・コリングス) |
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1936 | 男の敵 (ダドリー・ニコルズ) |
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1935 | 或る夜の出来事 (ロバート・リスキン) |
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1934 | 若草物語 (サラ・Y・メイソン、ヴィクター・ヒアマン) |
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1933 | バッド・ガール (エドウィン・バーク) |
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1932 | シマロン (ハワード・エスタブルック) |
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1931 | ビッグ・ハウス (フランシス・マリオン) |
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1930 | The Patriot (ハンス・クレイリー) |
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| 1929 |
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年 | 受賞者 | ノミネート |
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1929 | 第七天国 (ベンジャミン・グレイザー) |
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