アカデミー賞の作品賞を受賞した映画の一覧です。 オスカー受賞作とノミネートの全リスト。(アワードウォッチ)
年 | 作品賞 | 詳細 |
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2023 | 詳細→ | |
2022 | 「コーダ あいのうた」 | 詳細↓ |
2021 | 「ノマドランド」 | 詳細↓ |
2020 | 「パラサイト 半地下の家族」 | 詳細↓ |
2019 | 「グリーンブック」 | 詳細↓ |
2018 | 「シェイプ・オブ・ウォーター」 | 詳細↓ |
2017 | 「ムーンライト」 | 詳細↓ |
2016 | 「スポットライト 世紀のスクープ」 | 詳細↓ |
2015 | 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 | 詳細↓ |
2014 | 「それでも夜は明ける」 | 詳細↓ |
2013 | 「アルゴ」 | 詳細↓ |
2012 | 「アーティスト」 | 詳細↓ |
2011 | 「英国王のスピーチ」 | 詳細↓ |
2010 | 「ハート・ロッカー」 | 詳細↓ |
2009 | 「スラムドッグ$ミリオネア」 | 詳細↓ |
2008 | 「ノーカントリー」 | 詳細↓ |
2007 | 「ディパーテッド」 | 詳細↓ |
2006 | 「クラッシュ」 | 詳細↓ |
2005 | 「ミリオン・ダラー・ベイビー」 | 詳細↓ |
2004 | 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」 | 詳細↓ |
2003 | 「シカゴ」 | 詳細↓ |
2002 | 「ビューティフル・マインド」 | 詳細↓ |
2001 | 「グラディエーター」 | 詳細↓ |
2000 | 「アメリカン・ビューティー」 | 詳細↓ |
歴代の作品賞
(2020年代 | 2010年代↓)
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
2022 |
「コーダ あいのうた」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:シアン・ヘダー 米アップルとして初の作品賞。ネット配信会社のオリジナル作品としても初めて。 米インデペンデント系映画賞「サンダンス映画祭」の出品作としても初の作品賞。ろう者が主な出演者となっている映画としても初めて。 <90年ぶり> 3個以下のノミネートしか得ていない映画の作品賞受賞は、1932年(第5回)の「グランド・ホテル」以来90年ぶりとなった。 <女子高生の感動物語> 聴覚障害のある漁師の一家の中でただ1人耳が聞こえる女子高生の物語。 家族との絆や成長へのステップを描く感動作。 <爽やかに泣かせる> コロナ禍で多くの人が辛い目にあってきた昨今。明るく温かみのあるストーリーで爽やかに泣かせ、笑わせる力を持っていたことが、幅広い支持につながったと見られる。 <投票方式が有利に働く> 候補作10本に順位を付けさせる独特な投票方式も、「みんなに好かれる映画(嫌われない映画)」の典型といえる本作に有利に働いたようだ。 前哨戦で圧倒的に強かった「パワー・オブ・ザ・ドッグ」は、芸術性は高いものの、好き嫌いが分かれる傾向にあった。 アート系の「ROMA/ローマ」が、大衆系の「グリーンブック」に敗れた2019年と類似する結末といえる。 <親近感を得やすい> 本作は仏映画のリメイクとはいえ、ハリウッド的な陽気さに満ちており、米国内の投票者が親近感を得やすくかった面もあるかも知れない。 配給元アップルは1999年にネット動画配信に参入したばかり。 サンダンス映画祭の後の「コーダ争奪戦」で、空前の26億円を提示して権利を獲得したことが、大吉と出た。 先発組のNetflixとアマゾンの先を越す形で、ネット配信業者として初めて最高峰の賞を獲った。 【説明→】 <予告編↓> <受賞スピーチ↓> (日本公開:2022年1月21日) |
※2022年の全部門→ |
2021 |
「ノマドランド」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:クロエ・ジャオ アメリカの雄大な原風景を背景に、 季節労働者たちの心のひだを見事に映し出した詩情的な作品。 コロナウイルス感染拡大で孤立感や喪失感が深まるなか、 人と人とのつながり、亡き伴侶への想い、自然との一体感を伝える静かな物語が、共感を呼んだ。 カメラクルーが半年間にわたって米国の田舎を転々としながら、 撮影を行った。 荒野、砂漠、森林、峡谷に主人公らが溶け込む様子を美しい映像で伝える。 過去数年のオスカー作品賞争いは、有力2作品による接戦が多かった。 しかし、本年度は、ノマドランドが前哨戦の序盤から独走を続け、 予想通りの受賞となった。 (公開:2021年3月26日) 説明ページ→ 予告編→ 字幕版(Amazon)→ 吹替版(Amazon)→ 受賞スピーチ→ <予告編> |
※2021年の全部門→ |
2020 |
「パラサイト 半地下の家族」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ポン・ジュノ 韓国映画としてはもちろん、英語以外の映画として史上初の作品賞に輝いた。まさに歴史的な快挙だった。 ポン・ジュノ監督は「母なる証明」「殺人の追憶」が世界で絶賛され、映画評論家や映画通の間では神的な存在ではあった。しかし、一般の米国人は知られておらず、本作の作品賞獲得を予想する声は少なかった。 しかし、本作は芸術性だけでなく、シンプルな娯楽性という点において傑出しており、エンタメ映画として幅広い層に熱烈に愛された。 この後、韓国音楽グループ「BTS」、韓国ドラマ「イカゲーム」などが世界を席巻し、コンテンツ大国としての存在感を発揮することとなった。 (公開:2020年1月10日) 説明ページ→ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 授賞式の発表の瞬間(動画)→ |
※2020年の全部門→ |
| 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 |
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
2019 | 「グリーンブック」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ピーター・ファレリー 黒人ピアニストと白人運転手の友情を描く。 実話に基づいた物語。心温まる内容。 時は1962年。 既にニューヨークを拠点に音楽界で大成功を収めていたシャーリーが、人種差別が悪質な米国南部へと演奏ツアーに向かう。 その専属運転手として、イタリア系の用心棒トニーが雇われる。 エリート教育を受けてきた知性派の黒人シャーリーと、 労働者階級の白人トニーのやり取りがコミカルに描写されている。 トニーの実の息子が50年の時を経て脚本を書いた。 ピーター・ファレリー監督は、「メリーに首ったけ」などコメディー映画で知られる。 いわゆるロードムービーであるとともに、クリスマス映画でもある。 ネットフリックスの白黒映画「ROMA/ローマ」との一騎打ちの展開。 事前予想ではローマが有力視されていた。 しかし、大衆的な面白味にあふれたグリーンブックが栄冠を手にした。 (公開:2019年3月1日) 説明ページ→ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ |
※2019年の全部門→ |
2018 |
「シェイプ・オブ・ウォーター」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ギレルモ・デル・トロ 半魚人と女性のラブロマンス映画。ファンタジーもの。美しいおとぎ話である。 「怪獣もの映画として初のオスカー作品賞」とも言われる。 ヒレやウロコのある生々しい半魚人。最初は恐ろしい怪人に見えるが、だんだんとイケメンに見えてくる。 ヒロインの女性は発声に障害があり、口がきけない。簡単な手話や音楽で、半魚人と心を通わせていく。 監督は、メキシコ人のギレルモ・デル・トロ(当時53歳)。 怪獣や特撮を愛するオタク系であり、親日派。 特殊メイクの助手として映画界に入った。 「パンズ・ラビリンス」(2006年)でアカデミー賞3部門を獲得した。 前哨戦では、社会派ドラマ「スリー・ビルボード」と勝利を二分していた。 オスカーでは、華やかさや視覚的な芸術性で上回るシェイプ・オブ・ウォーターが勝利した。 (日本公開:2018年3月1日) 説明ページ→ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ |
※2018年の全部門→ |
2017 | 「ムーンライト」
![]() 【配信:配信:アマゾン 監督:バリー・ジェンキンズ 製作費1.5億円という小規模予算。 正真正銘のインディー映画である。 主人公はゲイの黒人。 いじめ、差別、貧困に直面しながら生きる姿が、静かな語り口で描かれる。 子供時代、高校時代、大人時代の3部に分かれている。 美しい映像と音楽とともに、主人公の内面へ引き込む力が、高い評価を得た。 黒人のバリー・ジェンキンス監督は37歳。本作が長編2作目となった。 登場人物もほとんどが黒人。 このうち、麻薬の売人を演じるマハーシャラ・アリが助演男優賞を受賞した。 配給は、質の高いインディー映画で有名なアメリカの「A24」。 製作は、ブラッド・ピットが経営する「プランB」とA24が共同で手がけた。 事前予想では、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」が最有力との声が圧倒的に多かった。 とはいえ、批評家からの評価は「ムーンライト」のほうが、やや上だった。 両作品とも、歴史に残る傑作として語り継がれている。 <受賞発表のハプニング映像> ▲1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞発表(間違えハプニング付き)→ 宇多丸の解説→ 説明ページ→ |
※2017年の全部門→ |
2016 | 「スポットライト 世紀のスクープ」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:トーマス・マッカーシー 米国のキリスト教会の聖職者による大規模な性的虐待を描いた。 事件をスクープした新聞社が舞台。 新聞記者たちの粘り強さが心を打つ。 この年のオスカーは秀作ぞろいだった。「マネー・ショート」や「レヴェナント」も有力視されていた。 現実の社会問題に対して、奇をてらずにまっすぐに取り組んだ「スポットライト」に軍配が上がった。 説明ページ→ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 動画配信(Netflix)→ 受賞スピーチ→ |
※2016年の全部門→ |
2015 | 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
![]() 【配信:アマゾン 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 「バードマン」対「6才のボクが、大人になるまで」の一騎打ちと見られた。 過去の名作へのオマージュやハリウッドの内輪ネタがふんだんに盛り込まれたバードマンが勝利した。 バードマンは作り手の遊び心と挑戦があふれた実験的な作品。物語も、映像も、一筋縄ではいかない。 カット割りがなく、全編が一場面のような長回しの撮影。 そうかと思うと突然怪獣が出たり空を飛んだりのファンタジー。妄想と現実がない交ぜになっている。 かつて鳥人のヒーロー映画「バードマン」の主演でスターになり、その後落ちぶれた俳優が、ブロードウェーの舞台劇で一発逆転を夢見る。 説明ページ→ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ |
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2014 | 「それでも夜は明ける」
![]() 【配信:アマゾン 監督:スティーヴ・マックイーン 奴隷制度の冷酷さを、誠実に描いた歴史物語。 奴隷の輸入が禁止された後のアメリカにおいて、 米国内で自由に暮らす黒人を誘拐し、強制的に奴隷にしてしまう事件が多発した。 その被害者の一人の手記に基づく実話である。 監督スティーヴ・マックイーンはアフリカ系イギリス人。 黒人監督として史上初のアカデミー賞作品賞を受賞した。 SF映画の傑作「ゼロ・グラビティ」をおさえ、堂々の受賞。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 動画配信(Netflix)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2013 | 「アルゴ」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ベン・アフレック 実話をベースにしたサスペンス劇。 1979年に起きたイランの米大使館人質事件で、大使館員6人がイラン国内に取り残された。 CIAは、ハリウッドの映画人が協力して、6人を救出する計画を立てる。 映画のロケハンを装って人命を救おうとする「ハリウッド礼賛」的な側面がある。 これが受賞の決め手となったと見られている。 正体がばれないかスリリングで、ドラマに緊張感がある。 監督賞にノミネートされなかった映画が作品賞を受賞するのは、1990年の「ドライビングMissデイジー」以来。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2012 | 「アーティスト」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ミシェル・アザナビシウス 無声映画。かつ白黒映画。 ハリウッド映画についての映画であり、全般にわたって映画愛が満ちている。 アカデミー会員は大喜び。 3D全盛の時代に、映画様式の原点に戻ったシンプルさが感動を呼んだ。 作品賞、監督賞、主演男優賞など、主要5部門を制した。 1920年代後半から30年代にかけて、無声映画(サイレント)から発声映画(トーキー)への過渡期のハリウッドが舞台となっている。 サイレント時代の終わりとともに、落ちぶれてゆくスター男優が主人公。 人気上昇中の新人女優と心を寄せ合う。 監督は45歳のフランス人、ミシェル・アザナビシウス。 出演者もフランス人たち。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2011 | 「英国王のスピーチ」
![]() 【配信:アマゾン 監督:トム・フーパー 内気で演説が苦手なイギリス国王が、歴史を左右するような重大なスピーチに臨むまでの実話を描いた。 感動的な歴史もの。 この年の作品賞争いは、本作と「ソーシャル・ネットワーク」との一騎打ちとなった。 ソーシャル・ネットワークはFacebookの創業をテーマにした意欲作。 新しい時代の空気をつかみ、斬新な映像で表現。年月を経ても色あせない普遍的な娯楽映画として、 その後も讃えられ続けた。 21世紀で最高の名作の一つとも言われる。 一方で、「英国王のスピーチ」は、それほど高い評価は得ていない。 この年の賞レースでも前哨戦の中盤まではソーシャル・ネットワークが優勢だった。 しかし、オスカー直前にタイムリーに現れた英国王のスピーチが猛追。 結局、王室ものゆえの格式が漂い、シニア層の共感も得やすい英国王のスピーチに軍配が上がった。 当時、絶頂期にあった大物プロデューサー、ハービー・ワインスタイン(後にセクハラ事件で業界追放)による巧妙なオスカー・キャンペーンも、英国王のスピーチに有利に働いたようだ。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 動画配信(Netflix)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2010 | 「ハート・ロッカー」
![]() 【配信:アマゾン 監督:キャスリン・ビグロー 米国の対イラク戦争の最前線で爆弾を処理する兵士たちの人間ドラマ。 いつ命を失ってもおかしくない日々を送る爆弾処理員の緊迫した姿と心理を描く。ドキュメンタリーと間違えそうなリアリティーが話題となった。 キャスリン・ビグロー監督は、女性として初めてとなる監督賞も獲得した。計6冠。 ビグロー監督の元夫であるジェームス・キャメロン監督の超大ヒット作「アバター」との対決が注目された。 前哨戦では、ゴールデン・グローブ賞で「アバター」に敗れた。しかし、より重要度が高いPGA(全米プロデューサー組合賞)とクリティクス・チョイス賞で勝利していた。 ハート・ロッカーは製作費がアバターの約16分1の15億円。世界興行収入も約54分の1の48億円だったが、賞レースではハート・ロッカーに軍配が上がった。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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| 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 | 2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 |
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
2009 | 「スラムドッグ$ミリオネア」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ダニー・ボイル インドを舞台にしたドラマ。舞台はインドの貧困街。言語の3分の1はヒンディー語だ。出演者の大半は、現地のスラムでスカウトされた。アメリカ資本が入っていない映画の作品賞受賞は「ラストエンペラー」以来、21年ぶりだった。監督は「トレインスポッティング」などを撮った英国人ダニー・ボイル。 物語の舞台はテレビのクイズ番組「クイズ$ミリオネア」。あと1問正解すれば、番組史上初のミリオネア(億万長者)になれるという少年が主人公。 収録スタジオ、警察での取り調べ、そして少年の生い立ちを交互に織り交ぜる。単なるサクセスストーリーに終わらず、インドの貧困層問題を浮き彫りにする。 作品賞のほか、監督賞など最多8部門に輝いた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 動画配信(Netflix)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2008 | 「ノーカントリー」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン 作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞のオスカー4冠に輝いた。 衝撃の犯罪サスペンス。 悪役の殺し屋は冷酷無比。「映画史上、最も恐ろしいキャラクター」と評される。 この役で助演男優賞を受賞したハビエル・ベルデムの怪演が強烈。 アメリカとメキシコの国境地帯で、麻薬取引の大金をめぐる惨劇が起きる。 コ―マック・マッカーシーの小説「血と暴力の国」を、「ファーゴ」のコーエン兄弟が映画化した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2007 | 「ディパーテッド」
![]() 【配信:アマゾン 監督:マーティン・スコセッシ マフィアに潜入した捜査官と警察に潜入したマフィアの攻防を描く。香港映画「インファナル・アフェア」シリーズのリメーク。 州警察が犯罪組織と戦いを繰り広げるボストン南部が舞台。秘密捜査官ビリー(ディカプリオ)は、コステロ(ニコルソン)が仕切る犯罪組織への潜入捜査を命じられる。ビリーがコステロの信頼を得る一方で、クールな犯罪者コリン(デイモン)はコステロの内通者として警察に潜入し、特別捜査課で出世する。やがて2人は正体が暴かれる危機に直面する。 ブラッド・ピットがプロデューサーの一人として参加した。 香港映画「インファナル・アフェア」にハリウッドでいち早く注目し、映画化権を手にした。しかし、役柄などの問題で出演はせず、裏方に徹した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2006 | 「クラッシュ」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ポール・ハギス 人種間に横たわる差別感情を描いた群像劇。さまざまな人種が交わることなく暮らす大都会ロサンゼルスの日常風景を切り取った。 ポール・ハギス監督の初監督作 前哨戦で圧勝し、大本命と予想されていた「ブロークバック・マウンテン」を破り、世界を驚かせた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2005 | 「ミリオン・ダラー・ベイビー」
![]() 【配信:アマゾン 監督:クリント・イーストウッド 老いたボクシング・トレーナー、フランキーのジムに入門を希望する31歳の女性マギー。最初は断わるもののやがて才能を認め指導するようになる。イーストウッド監督・主演のヒューマン・ドラマで、アカデミー賞では作品・監督・主演女優・助演男優賞を受賞。 説明ページ→ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ |
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2004 | 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ピーター・ジャクソン ノミネートされた11部門ですべて受賞するという快挙を成し遂げた。 さらに11部門受賞は『ベン・ハー』『タイタニック』と並ぶ、最多受賞のタイ記録となった。 トールキン原作の冒険ファンタジー『指輪物語』をピーター・ジャクソン監督が三作まとめて映画化した。総製作費は340億円。第一部『ロード・オブ・ザ・リング』と第二部『二つの塔』は世界中で大ヒット。第三部『王の帰還』は、それらを上回る収入と評価を得た。 スケール感がひたすら大きい。 最新の撮影技術や特殊効果を駆使。前作以上に迫力を増した驚異的な映像となった。 前二作よりも、各登場人物の内面を深く描いた。戦いの経験がないのに勇気を振り絞って剣を取るフロドの仲間たち。権力のためではなく、平和のために王として母国への帰還を決意するゴンドールの王の子孫アラゴルン。彼らの姿が物語に厚みを与える。 3時間23分の超大作 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2003 | 「シカゴ」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ロブ・マーシャル 傑作ミュージカル。1920年代のシカゴで、愛人を殺したスターの卵(レネー・ゼルウィガー)が、スキャンダルを逆手に取ってのし上がる。キャサリン・ゼタ・ジョーンズが助演女優賞を受賞した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2002 | 「ビューティフル・マインド」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ロン・ハワード ノーベル賞学者が陥った悲劇をもとに描くヒューマンドラマ。13部門ノミネートのファンタジー大作「ロード・オブ・ザ・リング」をおさえ、堂々の受賞。 主人公は天才数学者。幻覚症状を抱える。前年に「グラディエーター」で主演男優賞を獲得したラッセル・クロウが主演。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2001 | 「グラディエーター」
![]() 【配信:アマゾン 監督:リドリー・スコット 西暦180年の古代ローマ帝国が舞台。皇帝に家族を殺され、奴隷の身として流刑された元将軍の復讐劇。「ベンハー」「スパルタカス」を彷彿とさせる一大スペクタクルで、スケール感があふれる。 撮影のために巨大なコロシアムを建設。その中で繰り広げられる生死をかけた生身の男の闘いは、CGに頼らない映画の醍醐味を感じさせる。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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2000 | 「アメリカン・ビューティー」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:サム・メンデス ありふれた中流家庭の崩壊をブラックユーモアを交えて描き、現代アメリカ社会を浮き彫りにした。作品賞のほか、監督賞、主演男優賞など最多5部門を制した。 サム・メンデス監督のデビュー作。英国出身のメンデス監督は舞台演出家として活躍していたが、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督らのサポートや助言を受けて、本作を作りあげた。撮影前に脚本を読んだスピルバーグ監督は「一切リライトせず、この脚本通りに映画にするように」とアドバイスしたという。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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| 1999 | 1998 | 1997 | 1996 | 1995 | 1994 | 1993 | 1992 | 1991 | 1990 |
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
1999 | 「恋におちたシェイクスピア」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ジョン・マッデン スランプに陥った作家シェイクスピアが、男装して接近してきた娘と熱愛し、新境地を開拓するというコミカルなラブストーリー。 男性しか舞台に立てなかった時代に、富豪の娘が男装をして役者になるという独創的な物語になっている。 日本の女性たちからも絶大な支持を得た。 事前予想では、作品賞は「プライベート・ライアン」との声が多かったが、作品賞を獲得。さらに、グウィネス・パルトロウの主演女優賞に、英国の演技派ジュディ・デンチが助演女優賞に輝くなど、7部門を独占。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1998 | 「タイタニック」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ジェームズ・キャメロン 作品賞、監督賞など11部門を制し、「ベン・ハー」に並ぶ最多賞記録を作った。 1912年に沈没した豪華客船タイタニック号を舞台に、ラブストーリーを描く超大作。 実話の事故と、フィクションの恋物語を組み合わせた。 日本でも絶大な支持を獲得。とりわけ1990年代を生きた大勢の女性たちにとって「永遠の名作」として心に刻まれている。 世界の興行記録を塗り替え、日本でも配給収入や観客動員数の新記録を樹立した。 レオナルド・ディカプリオが絶大な人気を博し、「レオ様」として崇められた。 ジェームズ・キャメロン監督はそれまで、 「ターミネーター1、2」「エイリアン2」といった傑作SFアクション映画を手掛けてきた。 完璧主義で知られるキャメロン監督は本作で、実物大のタイタニック号を建造してしまった。 製作費が膨れ上がり、ハリウッドの製作会社も逃げ出しそうになったが、監督は自宅を抵当に入れてまで、自分のこだわりを貫いた。 最新技術を駆使したスペクタクル映像。 セリーヌ・ディオンが歌うテーマ曲。 そして何より、ロマンチックで悲しい恋物語に、観客は酔いしれた。 タイタニック号の金庫に保管されていた1枚の女性の絵。モデルだった老女が当時の様子を語り始める。 17歳のローズ(ケイト・ウィンスレット)は、親の決めた結婚が嫌で船から投身自殺を図る。だが、画家志望のジャック(レオナルド・ディカプリオ)に助けられ、恋に落ちるが……。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1997 | 「イングリッシュ・ペイシェント」
![]() 【配信:アマゾン 監督:アンソニー・ミンゲラ 作品賞、監督賞など9部門で受賞した。 第二次世界大戦下を舞台に、砂漠で出会ったハンガリー人の探検家とイギリス人の人妻との悲恋が過去と現在を巧みに交差させて描かれる。 大戦の末期に飛行機事故で大やけどを負った探検家(レイフ・ファインズ)は、イタリアの野戦病院に運ばれてくる。 看護婦(ジュリエット・ビノシュ)の献身的な看病で男は断片的に記憶を取り戻していく。 自分はハンガリーの伯爵で、砂漠で会った英国人の人妻(クリスティン・スコット=トーマス)と激しい恋に落ちたこと、そして…。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1996 | 「ブレイブハート」
![]() 【配信:アマゾン 監督:メル・ギブソン イングランドの侵略に立ち向かったスコットランドの英雄ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた壮大なスペクタクル史劇。 メル・ギブソンの監督2作目。 アメリカでも日本でも初公開時は大ヒットにいたらなかったが、正攻法の演出が高く評価された。 下馬評では「アポロ13」が有力と見られていた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1995 | 「フォレスト・ガンプ/一期一会」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ロバート・ゼメキス オスカーの歴史に残る大激戦と言われたこの年。 「ショーシャンクの空に」「パルプ・フィクション」という映画史に残る名作を、 これまた傑作の「フォレスト・ガンプ」が破った。 第二次世界大戦後のベイビー・ブームの真っ只中に生まれたフォレスト・ガンプが主人公。 知的障害をものともせず、アメフト選手として活躍。 ベトナム戦争従軍後は、卓球全米チームのメンバーに。 実業界としても大成功し、億万長者になった。 ロックンロールの1950年代、ヒッピーの1960年代、ベトナム戦争の1970年代と、 アメリカの戦後をたくましく生き抜くガンプ。 苦しいときも優しい心を大切にして純粋に生きる姿が感動を呼んだ。 ガンプ役のトム・ハンクスは、2度目の主演男優賞を受賞した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1994 | 「シンドラーのリスト」
![]() 【配信:アマゾン 監督:スティーブン・スピルバーグ 第二次世界大戦下、ナチスドイツに占領されたポーランドが舞台。 強制収容所に連行されたユダヤ人の命を救った実在の事業家シンドラーを描いた。 救われた人数は1100人以上と言われる。 自身がユダヤ系であるスティーブン・スピルバーグ監督が構想に10年以上を費やして映画化した。 スピルバーグ監督は1975年に「ジョーズ」で大成功。 以来、「未知との遭遇」「レイダース」「E・T」「インディ・ジョーンズ」など、記録破りのヒット性とクオリティーを兼ねた名作を次々に生んできた。 しかし、その功績・実力に外部の評価が追い付かず、オスカー受賞を逃してきた。 8年前にも、「カラーパープル」が11部門でノミネートされたが、受賞ゼロに終わった。 本作でついに作品賞や監督賞を獲得した。白黒作品の受賞は33年ぶりだった。 3時間15分もあるが、長さを感じさせない。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Netflix)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1993 | 「許されざる者」
![]() 【配信:アマゾン 監督:クリント・イーストウッド 重厚な西部劇。イーストウッドが、監督、主演、プロデューサーを務めた。初のオスカー受賞(作品賞、監督賞)となった。 老いて農夫となった元ならず者のマニーが、若いカウボーイから賞金稼ぎの話を持ちかけられ、かつての相棒ネッドと共に三人で無法者を追う。町の治安を守るために必死になる保安官と老いたガンマンとの決闘を描いた。 イーストウッドはこの栄誉に安住することなく、2000年代、2010年代にも傑作を次々とつくり続けた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1992 | 「羊たちの沈黙」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ジョナサン・デミ 「スリラー映画はアカデミー賞で勝てない」というジンクスを打ち破った。 主要5部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞)を独占。 「或る夜の出来事」(1935年)、「カッコーの巣の上で」(1975年)に次いで、アカデミー史上3作目の快挙だった。 ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)を獲得していた強敵候補「バグジー」に完勝した。 米国で公開されたのは、授賞式の約1年前の1991年2月。 早期に公開された作品は、印象が薄くなって不利になるというのが常識だった。 原作はトマス・ハリスのベストセラー小説。 女性FBI捜査官訓練生クラリスは、元精神科医でレクターを獄中に訪ね、異常連続殺人事件の犯人像のヒントを得ようとする。 殺人鬼レクターを演じたアンソニー・ホプキンスは、出演時間が20分以下なのに、助演でなく主演男優賞を受賞した。ジョディ・フォスターは2度目の主演女優賞を受賞。 また、「美女と野獣」がアニメ映画として史上初めて作品賞にノミネートされた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1991 | 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」
![]() 【アマゾン】 監督:ケビン・コスナー 白人の北軍将校と、ネイティブ・アメリカン(先住民)スー族との交流を描いた一大叙事詩。 西部劇が作品賞を受賞したのは「シマロン」以来じつに60年ぶり。ケヴィン・コスナーは初監督にして監督賞受賞。レッドフォードやビーティのように俳優としてよりも監督賞のオスカーを先に手に入れた。長さ約3時間。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1990 | 「ドライビングMissデイジー」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ブルース・ベレスフォード 意地っぱりな南部の老未亡人と、おかかえ運転手が、白人と黒人、主人と使用人、男と女の枠を越えて、しだいに心を通わせていく。 南部の黒人差別の実態を、さりげなく物語に織りこんだ。 監督賞にノミネートさえされず作品賞を受賞した初めての例となった。 ジェシカ・タンディは史上最年長80歳にして主演女優賞を受賞。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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| 1989 | 1988 | 1987 | 1986 | 1985 | 1984 | 1983 | 1982 | 1981 | 1980 |
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
1989 | 「レインマン」
![]() 【配信:アマゾン 監督:バリー・レヴィンソン 自閉症で40年以上も入院していた兄と、ずっと疎遠だった中古車ディーラーの弟が主人公。兄弟は遺産相続の手続きをするため、米中西部シンシナティから西海岸ロサンゼルスへと長い旅をする。 兄レイモンドに扮したダスティン・ホフマンの演技が絶妙。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 動画配信(U-NEXT)→ ![]() 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1988 | 「ラスト・エンペラー」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ベルナルド・ベルトルッチ わずか3歳にして清朝最後の皇帝に任命された薄儀は、王朝崩壊以降も、大陸に侵略した日本軍によって満州国の傀儡皇帝として利用され、戦後は収容所生活を送る。 ベルトルッチ監督は、紫禁城に幽閉された男の物語というユニークな視点から彼の生涯を捉え、従来の大作とは一線を画した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(U-NEXT)→ ![]() 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1987 | 「プラトーン」
![]() 【配信:アマゾン 監督:オリバー・ストーン 名門大学を中退してベトナム行きを志願し、最前線の戦闘小隊に配属された兵士が苛酷な戦場で見たものは、想像を上回る現実だった。 オリヴァー・ストーン監が督自らの実体験を基に描いた。監督賞も受賞した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1986 | 「愛と哀しみの果て」
![]() 【配信:アマゾン 監督:シドニー・ポラック アフリカに魅せられたデンマークの女流作家アイザック・ディネーセンの自伝に基づいている。 コーヒー園を経営するヒロインの恋と自立を描いた大河メロドラマ。 「ひとりぽっちの青春」や「大いなる勇者」などの傑作を手がけたシドニー・ポラック監督の作品。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1985 | 「アマデウス」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ミロス・フォアマン 18世紀後半、オーストリアの宮廷に仕える作曲家サリエリの前に、青年モーツァルトが出現。 モーツァルトは軽薄ながら、天才的な作曲の才能が備わっていた。 天才と凡人の図式的な確執劇を、数々の名曲をバックに大胆に映画化。 ミロス・フォアマン監督は、「カッコーの巣の上で」につづいて2度目の作品賞受賞。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1984 | 「愛と追憶の日々」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ジェームズ・L・ブルックス 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ 姉妹のように仲の良い母娘オーロラとエマの強い絆を描いた愛と感動のドラマ。 シャーリー・マクレーンは本作で主演女優賞を初受賞。元・宇宙飛行士役で助演男優賞を受賞したジャック・ニコルソンの怪演も話題になった。 |
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1983 | 「ガンジー」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:リチャード・アッテンボロー 非暴力主義を貫き、祖国インドを独立に導いたガンジーの生涯を壮大なスケールで描いた。 8部門を受賞。 ガンジー役のペン・キングズレーのそっくりぶりも称賛された。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1982 |
「炎のランナー」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ヒュー・ハドソン 1924年パリ・オリンピック出場を目指すユダヤ人の青年と聖職者の息子の物語。 走る目的こそ違うが、あくまでもベストをつくす若者たちの姿を、新鋭ヒュー・ハドソン監督はドキュメント・タッチで描いた。 「安息日の日曜は走らない」という聖職者の息子の信心深さも注目。 説明ページ→ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ |
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1981 | 「普通の人々」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ロバート・レッド・フォード 4人家庭の長男が事故死、その兄の死に負い目を感じる弟は自殺未遂、愛情表現の下手な母親、家族になじめない父親。アメリカのありふれた家庭が、確かな絆を結べないまま崩壊していく姿を、レッドフォードは初監督作とは思えないほどの堅実な演出で描く。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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1980 | 「クレイマー・クレイマー」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ロバート・ベントン 女性の自立に目覚めた妻に家出され、7歳の子供の世話と家事に振り回されることになった夫の奮戦記。 アメリカで急増し、社会現象化した「離婚」をテーマに、夫婦の新しい形が見なおされた。 それまではオスカーに否定的だったダスティン・ホフマンが受賞式では素直に喜び、感動的なスピーチを述べた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 受賞スピーチ→ 説明ページ→ |
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| 1979 | 1978 | 1977 | 1976 | 1975 | 1974 | 1973 | 1972 | 1971 | 1970 |
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
1979 | 「ディア・ハンター」
![]() 【配信:アマゾン 監督:マイクル・チミノ 米ペンシルベニアの鉄工所で働く3人の若者たちが、ベトナム戦争に徴兵される。帰国後も戦争の傷あとは癒しがたい。 ロシアン・ルーレットの場面に代表される戦争の狂気が容赦なく暴かれた秀作として絶賛された。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1978 | 「アニー・ホール」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ウディ・アレン ニューヨークに生きる自意議過剰気味のカップルを描いた本作が、作品・監督賞など主要4部門を受賞した。 オスカーには無関心のアレンは、受賞式当日マンハッタンのパブでクラリネットを演奏して深夜に帰宅、翌朝になって受賞を知らされたが、ノーコメントだった。 この年は、革新的なSF映画の名作「スター・ウォーズ」がノミネートされた。 予告編→ U-NEXT→ ![]() 説明ページ→ |
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1977 | 「ロッキー」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ジョン・G・アヴィルドセン 4回戦ボーイのボクサーが世界チャンピオンと対戦することになり、青春の情熱すべてを傾けてリングに上がる。 当時無名のスタローンは本作でいちやくスターの仲間入りした。脚本を自ら執筆したスタローンは映画会社各社に持ちこんだが、「他の大スターが主演ならいい」と言って断られた経緯がある。 映画化の過程がそのままアメリカン・ドリ一ムの体現となった。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1976 | 「カッコーの巣の上で」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ミロシュ・フォアマン 非人間的な管理体制下の精神病院に送られた男が、人間の尊厳を奪い返すべく徹底的に戦う物語。ジャック・ニコルソンと冷酷な婦長役のルイーズ・フレッチャーが、ともに主演男女優賞を受賞。マイケル・ダグラスが製作を手がけたが、実は父親カーク・ダグラスが舞台版で主演し、自らの主役で映画化を熱望していたという。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1975 | 「ゴッドファーザーPARTⅡ」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:フランシス・フォード・コッポラ 前作に続いて作品賞受賞の快挙。父亡きあとファミリーのドンになったマイケルの苦悩と父親ビトーがファミリーを築くまでの少年から青年時代の回想とがオーバーラップし、前作を上回る一大叙事詩として高く評価された。16年後にPARTⅢが制作され、これも作品・監督賞にノミネートされたが、受賞は逸した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1974 | 「スティング」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ジョージ・ロイ・ヒル 誇り高き詐欺師たちの痛快なゲーム、そして男の友情。『明日に向かって撃て!』のロイ・ヒル監督と俳優ニューマン、俳優レッドフォードのトリオが、1930年代シカゴを舞台に仕掛けただまし合いの面白さ。ラストの大逆転にはビックリ。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1973 | 「ゴッドファーザー」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:フランシス・フォード・コッポラ マフィアのファミリー同士の凄絶な抗争と濃密な家族の絆を描いた大ヒット作。無名のコッポラ監督をいちやく有名にした。主役のマーロン・ブランドは主演男優賞を受賞して、これを拒否。哀愁漂うニーノ・ロータ作曲のテーマ曲も人気を集め、一大流行現象になった。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 吹替版(Amazon)→ 説明ページ→ |
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1972 | 「フレンチ・コネクション」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ウイリアム・フリードキン 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ 刑事アクション。すさまじいカーチェイス |
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1971 | 「パットン大戦車軍団」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:フランクリン・J・シャフナー 型どおりの正義漢ではなく、短気で頑固、しかし戦略家としては抜群の才能をもつ第二次大戦の英雄パットン将軍を描いた大作。若き日のコッポラが脚本に参加し、脚本賞を受賞。主演のジョージ・C・スコットは、ノミネートの段階から拒否していたが、それでも主演男優賞を受賞し、辞退して大きな話題になった。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1970 | 「真夜中のカーボーイ」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ジョン・シュレシンジャー テキサスからニューヨークへ大都会への夢と憧れを抱いてやってきたカウボーイの若者ジョーは苦い現実に直面し、肺を病み足の不自由なラッツォと出会う。虚飾にみちた都会の断面を鋭く描破する問題作。ニルソンの主題歌「うわさの男」もヒットした。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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| 1969 | 1968 | 1967 | 1966 | 1965 | 1964 | 1963 | 1962 | 1961 | 1960 |
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
1969 | 「オリバー!」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:キャロル・リード 原作はディケンズの古典『オリバー・ツイスト』。対抗馬に強力な作品がなかったせいか、イギリス製のミュージカルである本作が結果的には作品賞に輝いた。『第三の男』や『落ちた偶像』でノミネートされながら受賞を逃したキャロル・リード監督に対する功労賞的な意味合いも込められたのはと推測されている。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1968 | 「夜の大捜査線」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ノーマン・ジュイソン 予告編→ Amazon(Blu-ray)→ 説明ページ→ 南部の田舎町で起きた殺人事件を軸に、人種差別問題と犯罪映画の要素をたくみにミックスさせた秀作。黒人への偏見をむきだしにした警察署長役のロッド・スタイガーが主演男優賞を受賞したが、実質主演のシドニー・ポワチエは、ノミネートもされなかった。本作と『招かれざる客』『いつも心に太陽を』の3作に出演したので票が割れたためらしい。 |
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1967 | 「わが命つきるとも」
![]() 【配信:アマゾン 監督:フレッド・ジンネマン 16世紀、絶対権力者の国王ヘンリー8世に抗して、信念を貫いた思想家トーマス・モアの半生記。モア役で主演男優賞を受賞したポール・スコフィールドは、根っからの舞台人であり、映画界では無名に近い存在だった。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1966 | 「サウンド・オブ・ミュージック」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ロバート・ワイズ ミュージカル映画の最高傑作の一つ。子供たちに歌を教える修道女見習を描いた。 ナチス・ドイツの魔手を逃れ、トラップー家の7人の子供たちを連れてスイスに脱出した家庭教師マリアの物語。1956年にもドイツで「菩提樹』として映画化されたが、本作はロジャース&ハ一マスタインの名コンビによるミュージカル化の映画版。アルプスでの壮大なロケーションといい、名曲「ドレミの歌」といい、家族向け映画の最高峰。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1965 | 「マイ・フェア・レディ」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ジョージ・キューカー ロンドンの貧しい花売り娘が、言語学者と出会い、涙ぐましい特訓を経て、社交界の花形に変身するミュージカル大作。ヒロインのオードリー・ヘプバーンは、歌が吹き替えだったためノミネートされず、ブロードウェイの舞台版『マイ・フェア・レディ』で主役を演じたジュリー・アンドリュースが『メリー・ポピンズ』で主演女優賞に輝いた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1964 | 「トム・ジョーンズの華麗な冒険」
![]() 【配信:ユーネクスト ![]() 監督:トニー・リチャードソン 自由奔放で義侠心に富む快男児トム・ジョーンズの恋の遍歴を描いた。トニー・リチャードソン監督は、1960年代イギリス映画界の"怒れる若者たち"という立場だったが、本作に一気に世界へと羽ばたいた。歯切れのいいカッティングが心地好い。 予告編→ Amazon(DVD)→ 説明ページ→ |
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1963 | 「アラビアのロレンス」
![]() 【配信:アマゾン 監督:デヴィッド・リーン 70ミリ映画が到達した究極の芸術作品。 第一次大戦下のアラビアを舞台に、理想主義者の英国将校ロレンスがアラブ民族統一のために奔走し、夢破れるまでを描いた戦争スペクタクル。 砂漠を捉えた神秘的な映像美と演出が絶賛された。 デヴィッド・リーンに2度目の監督賞が与えられ、撮影賞、美術監督・装置賞など7部門で受賞した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1962 | 「ウエスト・サイド物語」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンス ミュージカル映画の最高傑作の一つ。 『ロミオとジュリエット』をニューヨークに置き換え、大胆にアレンジした。 下町の若者群像を活写。ハリウッドに新しい息吹を吹き込んだ。 大都会で人種的対立をする若者たちというテーマは、今なお古びることのない今日的なテーマ。 2021年に名匠スピルバーグ監督によって再び映画化された。 日本の若者たちにも絶大な影響を与えた。この映画を見て、ミュージカルの道を目指した人も多い。 「トゥナイト」や「アメリカ」などの歌は日本でも大ヒットした。最初の日本公開時は、銀座の映画館で1年以上の記録的なロングランとなった。 1960年代はミュージカル映画の黄金期だった。1970年代に入ると映画は特撮やCGの時代へ突入した。進化したリアリズムに、ファンタジーを描くミュージカルが合わなくなり、制作数も激減した。 しかし、1990年代から2000年代にかけて「エビータ」「シカゴ」「ムーランルージュ」などが大ヒットし、復調した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1961 | 「アパートの鍵貸します」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:ビリー・ワイルダー 小心なサラリーマンが自分のアパートを上司の情事の場所に提供するうち、エレベーターガールと結ばれるコメディ。ビリー・ワイルダー監督は、プロデューサーとして作品賞、監督賞、共同執筆していたので脚本賞と、計3つのオスカーを獲得した。 予告編→ Amazon(Blu-ray)→ 説明ページ→ |
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1960 | 「ベン・ハー」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ウィリアム・ワイラー 古代ローマの歴史絵巻を映像化した一大スペクタクル。クライマックスの戦車競走シーンは圧巻。オスカー12部門にノミネートされて11部門受賞という記録を樹立した。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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| 1959 | 1958 | 1957 | 1956 | 1955 | 1954 | 1953 | 1952 | 1951 | 1950 |
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
1959 | 「恋の手ほどき」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ヴィンセント・ミネリ 生粋のパリジェンヌと金持ちの伊達男の恋を描いたミュージカル。10部門のオスカーを獲得した。この年は『手錠のままの脱獄』や『熱いトタン屋根の猫』など力作がそろい、乱戦模様だった。MGMミュージカル黄金期を築いた名製作者アーサー・フリード最後のミュージカル作品。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1958 | 「戦場にかける橋」
![]() 【配信:アマゾン 監督:デヴィッド・リーン 『西部戦線異状なし』以来27年ぶりに戦争映画が作品賞を受賞。第二次大戦下、ビルマの捕虜収容所で英軍捕虜と日本軍が協力してジャングルのなかでの架橋に成功するが、戦火で爆破される。日本人俳優・早川雪洲が助演男優賞にノミネートされた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1957 | 「八十日間世界一周」
![]() 【配信:アマゾン 監督:マイケル・アンダーソン 飛行機もない時代に「80日間で世界一周できる」と2万ポンドを賭けた英国紳士とお供の大冒険。40人を越える当時の大スターたちの競演に加え、ホセ・グレコのフラメンコ・ダンスや闘牛士ルイス・ドミンゲンの至芸も見られるファンサービスぶりが大喝采を浴びた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1956 | 「マーティ」
![]() 【配信:アマゾン】 監督:デルバート・マン テレビのドラマが原作。デルバート・マン監督もテレビ出身。テレビ業界の映画への進出を示す事例となった。 ニューヨークのブロンクスで肉屋を営むイタリア系男性マーティと、女性教師が主人公。2人の独身を通じて、等身大の人たちの生活を浮き彫りにする。 カンヌ国際映画祭の最高賞「パルムドール」も受賞となった。 オスカー作品賞とパルムドールの両方を獲得するのは極めて珍しい。 この64年後の2020年に韓国の「パラサイト 半地下の家族」が達成するまでなかった。 予告編→ Amazon(DVD)→ 説明ページ→ |
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1955 | 「波止場」
![]() 【配信:アマゾン 監督:エリア・カザン 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 説明ページ→ |
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1954 | 「地上より永遠に」
![]() 【配信:アマゾン 監督:フレッド・ジンネマン 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1953 | 「地上最大のショウ」
![]() 【配信:アマゾン 監督:セシル・B・デミル 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1952 | 「巴里のアメリカ人」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ヴィンセント・ミネリ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1951 | 「イヴの総て」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ 14部門にノミネートされ、作品、監督、助演男優賞など6部門で受賞した。主演女優賞では、本作から大本命のベティ・デイビスと、イヴ役のアン・バクスターの2人がノミネートされた。支持票が割れたためか、「ボーン・イエスタデイ」のジュディ・ホリデイにさらわれるどんでん返しが起きた。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1950 | 「オール・ザ・キングスメン」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ロバート・ロッセン 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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| 1949 | 1948 | 1947 | 1946 | 1945 | 1944 | 1943 | 1942 | 1941 | 1940 |
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
1949 | 「ハムレット」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ローレンス・オリヴィエ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1948 | 「紳士協定」
![]() 【配信:アマゾン 監督:エリア・カザン 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1947 | 「我等の生涯の最良の年」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ウィリアム・ワイラー 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1946 | 「失われた週末」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ビリー・ワイルダー 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1945 | 「我が道を往く」
![]() 【配信:アマゾン 監督:レオ・マッケリー 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1944 | 「カサブランカ」
![]() 【配信:アマゾン 監督:マイケル・カーティス 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1943 | 「ミニヴァー夫人」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ウィリアム・ワイラー 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1942 | 「わが谷は緑なりき」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ジョン・フォード 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1941 | 「レベッカ」
![]() 【配信:アマゾン 監督:アルフレッド・ヒッチコック 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1940 | 「風と共に去りぬ」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ヴィクター・フレミング 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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| 1939 | 1938 | 1937 | 1936 | 1935 | 1934 | 1933 | 1932 | 1931 | 1930 |
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
1939 | 「我が家の楽園」
![]() 【配信:アマゾン 監督:フランク・キャプラ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1938 | 「ゾラの生涯」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ウィリアム・ディターレ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1937 | 「巨星ジーグフェルド」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ロバート・Z・レナード 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1936 | 「戦艦バウンティ号の叛乱」
![]() 【配信:アマゾン 監督:フランク・ロイド 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1935 | 「或(あ)る夜の出来事」
![]() 【配信:アマゾン 監督:フランク・キャプラ おしゃれでさわやかなラブコメディー。「ロマンチック・コメディー」というジャンルの流行のきっかけをつくった。 作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞の主要5部門を獲得した。 主要5部門の独占は、本作が初めて。その後のアカデミー賞の長い歴史の中でも、「カッコーの巣の上で」(1975年)と「羊たちの沈黙」(1991年)しかない。 日本では戦前の1934年に公開された。さまざまに焼き直されて、新しい日本映画を生む原動力になったことで知られている。 とりわけ山中貞雄監督のトーキー第一作「雁太郎街道」(1934年)は有名。 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1934 | 「カヴァルケード(大帝国行進曲)」
![]() 【配信:アマゾン 監督:フランク・ロイド 予告編→ Amazon(DVD)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1933 | 「グランド・ホテル」
![]() 【配信:アマゾン 監督:エドマンド・グールディング 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1932 | 「シマロン」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ウェズリー・ラッグルズ 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1931 | 「西部戦線異状なし」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ルイス・マイルストン 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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1930 | 「ブロードウェイ・メロディー」
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| 1929 |
(1930年代↑ | 1920年代)
作品賞 | ||
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年 | 受賞作品 | ノミネート |
1929 | 「つばさ」
![]() 【配信:アマゾン 監督:ウィリアム・A・ウェルマン 予告編→ 動画配信(Amazon字幕版)→ 動画配信(Amazon吹替版)→ 説明ページ→ |
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