ロッキー（1977年作品賞）
作品賞、監督賞、編集賞の3部門受賞
映画「ロッキー」は、1977年のアカデミー賞（オスカー）で10部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、編集賞の3部門を受賞しました。 この年のアカデミー作品賞は、ロッキーのほか、「タクシードライバー」「大統領陰謀」「ネットワーク」という歴史的名作がノミネートされ、史上稀にみるハイレベルの争いとなりました。 大激戦を制したのは、無名の役者シルベスター・スタローンが脚本を書き、自ら主演。無名の監督が撮ったロッキーでした。 まさにアメリカン・ドリームを体現したかのようなオスカー受賞劇になりました。
アカデミー賞
受賞
| 受賞 | 作品賞 |
|---|---|
| 監督賞 ジョン・G・アヴィルドセン |
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| 編集賞 リチャード・ハルシー、スコット・コンラッド |
ノミネート
| ノミネート | 主演男優賞 シルヴェスター・スタローン |
|---|---|
| 主演女優賞 タリア・シャイア |
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| 助演男優賞 バージェス・メレディス |
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| 助演男優賞 バート・ヤング |
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| 脚本賞 シルヴェスター・スタローン |
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| 歌曲賞 ビル・コンティ (作曲)、キャロル・コナーズ (作詞)、エイン・ロビンス (作詞) |
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| 録音賞 バド・アルバー、ライル・J・バーブリッジ、ウィリアム・マッコーイ、ハリー・ウォレン・テトリック |
映画「ロッキー」とは
無名の俳優・脚本家（スタローン）、無名の監督のコンビ
スポーツ映画として史上初めてオスカー作品賞を受賞した。
貧乏ボクサーが、千載一遇のチャンスを得て、世界王者との対戦に挑む物語。
この後シリーズ化され、世代を超えて親しまれた。
当時無名の若手俳優だったシルベスター・スタローンが、脚本を書いた。
これをメジャースタジオが気に入り、脚本を買い取った。
スタジオ側は、ロバート・レッドフォードやバート・レイノルズのような大スターを主役に起用しようとした。
しかし、スタローンは自ら主役ロッキーを演じるべく、懸命の売り込みを図る。
俳優組合が定める最低の出演料と、興行収入に応じた歩合制という条件を提示し、何とか主演の座を手にした。
しかし、無名のスタローンが主役になったことで、資金が集まらず、低予算で製作せざるを得なかった。
監督のジョン・G・アヴィルドセンも、ほぼ無名だった。
1976年／アメリカ／119分／原題「Rocky」
動画
ネット配信（ストリーミング）
ロッキーは、Amazonビデオでストリーミング配信されています。視聴ページはこちら→です。
予告編