スリー・ビルボード（2018年作品賞ノミネート）
主演女優賞、助演男優賞受賞
映画「スリー・ビルボード」は、2018年のアカデミー賞（オスカー）で、主演女優賞と助演男優賞を受賞しました。
怒り、暴力、偏見、無知といった人間のネガティブな面と、ある種の許しや共感をテーマにした泥っぽい秀作ドラマです。
作品賞にもノミネートされましたが、「シェイプ・オブ・ウォーター」に敗れました。
オスカー前哨戦のゴールデングローブ賞やSAGアワードで連勝し、
事前予想では作品の最有力候補と見られていました。
オスカーは豪華で派手めな作品が有利だとされており、本作はやや地味すぎたかも知れません。
アカデミー賞
受賞
| 受賞 | 主演女優賞 フランシス・マクドーマンド |
|---|---|
| 助演男優賞 サム・ロックウェル |
ノミネート
| ノミネート |
|---|
| 作品賞 |
| 主演女優賞 フランシス・マクドーマンド |
| 助演男優賞 サム・ロックウェル ウディ・ハレルソン |
| 脚本賞 マーチン・マクドナー |
| 編集賞 ジョン・グレゴリー |
| 作曲賞 |
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映画「スリー・ビルボード」とは
舞台は、アメリカ中西部（ミズーリ州）の架空の田舎町。
娘が殺害され、犯人が半年以上たっても逮捕されないことで警察への苛立ちをあらわにする母親が主人公です。
この母親が、道路沿いの看板（ビルボード）に、
警察への批判めいた広告を掲載したことから、
対立や論争が始まります。
絶望の中の物語なのに、途中からダークユーモアの世界に変化。先の展開が読めず、大人が楽しめる秀作として絶賛されました。
オスカー前哨戦では、ゴールデングローブ賞の作品賞（映画ドラマ部門）やSAGアワード（俳優組合賞）の最優秀キャスト賞を受賞。
恋愛ファンタジー映画「シェイプ・オブ・ウォーター」とともに、2018年の賞レースを二分しました。
原題
「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri」
意味：ミズーリ州エビング郊外の道路沿いにある３つの看板広告
日本公開日
2018年2月1日
動画
ネット配信（ストリーミング）
「スリー・ビルボード」は、Amazonビデオなどでストリーミング配信されています。
Amazonビデオ（Prime Video）
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＜吹替版＞
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予告編
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