受賞 | 作品賞 |
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監督賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ |
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脚本賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ アーマンド・ボー ニコラス・ジャコボーン アレクサンダー・ディネラリス・Jr |
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撮影賞 エマニュエル・ルベツキ |
ノミネート | 主演男優賞 マイケル・キートン |
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助演男優賞 エドワード・ノートン |
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助演女優賞 エマ・ストーン |
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録音賞 ジョン・テイラー フランク・A・モンタノ トーマス・ヴァーガ |
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音響編集賞 マーティン・ヘルナンデス アーロン・グラスコック |
舞台はニューヨーク。主人公は中年の俳優。
かつてヒーロー映画「バードマン」の主役として人気を博したが、家族も崩壊。再起をかけて自ら演出と主演を務めるブロードウェイの舞台に挑戦する。
しかし、自暴自棄の彼に、バードマンの幻影がつきまとう。
アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督はメキシコ人。デビュー作「アモーレス・ペロス」が東京国際映画祭でグランプリを獲得。役所広司らも出演した「バベル」など、日本とも関わりが深い。
見事なカメラワークで、撮影賞を受賞した。
撮影監督はエマニュエル・ルベツキ。アルフォンソ・キュアロン監督作「トゥモロー・ワールド」(2006年)で、複数カットを先端技術で連結し、ワンカットに見せた場面が幾つかあった。
宇宙が舞台の「ゼロ・グラビティ」(2013年)の映像でも世界を驚かせた。テレンス・マリック監督の詩的で美しい作品群も手掛ける才人だ。
1989年と1992年の「バットマン」に主演したマイケル・キートンが主人公リーガンを演じた。
「インクレディブル・ハルク」のエドワード・ノートンや「アメイジング・スパイダーマン」のエマ・ストーンが顔をそろえた。新旧アメコミキャストの共演となった。
2014年/アメリカ/119分/原題「Birdman or The Unexpected Virtue of Ignorance」
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は、Amazonビデオなどでストリーミング配信されています。
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