タイタニックのアカデミー賞の受賞結果

受賞 作品賞
監督賞
ジェームズ・キャメロン
撮影賞
主題歌賞
セリーヌ・ディオン「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(My Heart Will Go On)」
音楽賞
衣裳デザイン賞
視覚効果賞
音響効果賞
音響賞
編集賞
音響編集賞
ノミネート 主演女優賞
ケイト・ウィンスレット
助演女優賞
キャシー・ベイツ
メイクアップ賞

史上最多の11部門を受賞

映画「タイタニック」は、1998年のアカデミー賞で、最上最多の14部門にノミネートされました。結果、作品賞、監督賞などで11部門を受賞しました。この受賞数は、1959年の「ベン・ハー」の記録に並ぶ史上最多タイとなりました。(その後、2004年のアカデミー賞で「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」が、タイタニックとベン・ハーの記録に並びました。)ただし、熱狂的な人気を博した主演のレオナルド・ディカプリオは、本作では男優賞にノミネートされませんでした。

映画「タイタニック」とは

20世紀最大の海難事故と言われた、英国客船タイタニック号沈没事故の史実をもとに、ジェームズ・キャメロンが壮大なラブストーリーとして映画化した作品。主演はレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットで、2人の美しく儚い恋に涙する人が少なくありませんでした。当時、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(My Heart Will Go On)」も大ヒットしました。

「タイタニック」のあらすじ

タイタニック号とともに、深海に沈んだとされるダイヤモンド「碧洋のハート」を探す調査隊が乗る船に、一人の年老いた女性が降り立ちました。100歳を超えるこの女性こそ、1912年4月14日深夜に沈没したタイタニック号の生き残り、ローズ・デヴィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)でした。ローズは、若かりし頃に体験した悲劇の沈没事故のこと、そして叶わなかった恋のことを語り始めました。

1912年4月10日、不沈船と言われる史上最大の豪華客船タイタニック号は、ニューヨークへ向けてイギリス・サウサンプトンを出港、華々しく処女航海を始めました。画家志望の貧しいアメリカ人青年ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)は、出港の直前、ポーカーでチケットを手に入れ、タイタニック号に乗り込みます。上流階級の令嬢ローズもまた、アメリカの大富豪の御曹司キャルドン・ホックリーとの政略結婚のために、嫌々、タイタニック号に乗船しました。

恋愛も結婚も自由にさせてもらえず、息詰まるような自分の人生に絶望するローズ。その身を海に投げようとした時、ローズを助けたのがジャックでした。そして2人は、身分の差を超え、激しく恋に落ちていきました。しかし、タイタニック号沈没の時は刻一刻と迫っていました。

運命の4月14日午後11時40分、タイタニック号は氷山を回避することが出来ずに接触。船は、不気味な音をたてながら、ゆっくりと確実に沈み始めました。

乗員乗客全員分の救命ボートがなく、逃げ場を失った人々がパニック状態に。騒乱の中、ジャックはローズを救命ボートに乗せようとしますが、ローズは離れようとせず、とうとう2人はタイタニック号とともに海上へ投げ出されました。 どんなことがあっても希望を捨てずに生き抜くこと―――そうローズに伝えると息絶え、冷たい海に沈んでいくジャック。やがて、近づいてきた救命ボートを見つけたローズは、ジャックとの約束を守るために、命いっぱいに救援を求める笛を鳴らすのでした。

「タイタニック」の評判、口コミ、感想

タイタニックの感想(by くろちゃん)

もし、映画館で上映するのを見かけた際には、ぜひスクリーンで見てほしい作品だと私は思います。タイタニック号が沈没する際の迫力は、映像も音響もものすごいものがあります。

名前もない人々の姿に感動を覚えます。
死を覚悟し、ベッドで抱き合い手を握り合う老夫婦。
傾いた船の上で、逃げ惑う人々を励まそうと演奏を続けたヴァイオリニストやチェリストたち。
三等船室では、おとぎ話を聞かせて2人の子供を寝かしつける母親もいました。
死を覚悟し、それを受け入れた人間は、これほど美しいものなのでしょうか。
対して、自分が生きるために他人を押し退ける大富豪の御曹司キャルドン・ホックリーは、人間の本性がむき出しになっているような人物です。映画の中では、素晴らしい悪役でした。

そしてやはり、ジャックとローズの叶わぬ恋が美しいのです。
前半は、ジャックが機知に富んだ会話で上流階級の人々をやりこめたり、キャルの執事と追いかけっこの状態になったりと、身分の差はあれど、生まれたばかりの恋の高揚感が伝わってきます。なにものにもとらわれない自由な心を持ち、若々しく美しいジャックは、当時多くの女性をとりこにしました。
死を前にしたジャックの「この船に乗って君に会えたこと、最高に幸運だったよ」というセリフに、涙が止まりませんでした。

そして、ヒロインのローズは、多くの人たちが死を覚悟する中で、生きる覚悟をしたと思います。生きることを覚悟したローズは、冷たい海で、自分と固くつながれていたジャックの手を離しました。眠るような死に顔のジャックが深い海の底へ沈んでいくのを見守ると、ローズは前を向きます。生きる覚悟。重いです。

主演の2人は、この映画で不動の地位を手にしたといっても過言ではありませんね。本当に素晴らしい映画でした。