授賞式の日程

日時 スケジュール
2019年2月24日(日)
(日本時間25日)
授賞式(結果発表)

作品賞ノミネートの予想

「ローマ」「グリーンブック」が有力候補


作品名 公開日 解説
グリーン・ブック(原題)」
(Green Book)

 字幕なし
日本公開:2019年3月ごろ 人種差別が強く残る1960年代のアメリカ南部を舞台にしたドラマ/コメディ映画。 ツアー中の黒人ピアニストと、その運転手を務めることになった白人用心棒の話。 実在していた天才ピアニスト、ドン・シャーリーと、ニューヨークのイタリア系用心棒の2人をモデルにしている。
「メリーに首ったけ」で知られるファレリー兄弟の一人(兄)、ピーター・ファレリーが監督を務めた。 主演は、名優ヴィゴ・モーテンセン。 ピアニスト役は、「ムーンライト」でオスカーの助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリ。
トロント国際映画祭で最高賞の作品賞(観客賞)を受賞した。 ハリウッド映画賞も受賞するなど、2019年の賞レースで一歩リードしている。
ROMA/ローマ

 字幕なし

 ネットフリックス
日本公開:2018年12月14日(ネットフリックス独占配信。映画館での公開はなし) 2018年のベネチア国際映画祭で、最高賞の「金獅子賞」を受賞した。 トロント国際映画祭では、作品賞(観客賞)は逃したものの、2位(次点)となった。

「ゼロ・グラビティ」でオスカーの監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロンが監督を務める。 ゼロ・グラビティ以来、5年ぶりの新作となる。 脚本も、キュアロンが自ら書いた。 モノクロ(白黒)映画。

ネット動画配信のネットフリックス(Netflix)が配給権を獲得した。 このため、アメリカの一部の劇場で公開されるだけで、 日本では映画館で公開されない予定になっている。 ネット配信会社の配給映画が作品賞を受賞すれば、 時代の転換を象徴する初の快挙となる。

ただ、一部の映画館でしか見られない作品が最高峰のオスカーを獲得すれば、 映画館(興行主)の業界にとっては大きなダメージなることから、 本作への投票を躊躇するアカデミー会員が出てくる可能性もある。

1970年代のメキシコシティのローマ地区を舞台に、 政治的混乱に翻弄される中流家庭と家政婦の姿を描いた。 監督の自伝的な要素が織り込まれているという。

監督賞でも受賞が有力視されている。
ブラックパンサー

 予告編(Amazonビデオ)→
日本公開:2018年3月1日 マーベルのアメコミ映画。 映画評論家の評価をまとめるサイト「ロッテントマト」で、 97%という驚異的な数値を出した。 スーパーヒーローのアクション映画としては、 「ダークナイト」「アイアンマン」を上回り、 史上最高の高評価となっている。 映像・視覚面やアクションだけでなく、監督、脚本、演技などが幅広く称賛された。 商業的にも大成功した。 黒人が主役のスーパーヒーローという点も、歴史的意義が指摘されている。 2018年のオスカーでは、作品賞候補として期待されていたアメコミ映画「ワンダーウーマン」が、 ノミネートから漏れた。 アメコミやSF映画の関係者やファンの間では、 「今度こそは!」との声が出ている。 米メディアは、配給会社のディズニーが、オスカーの作品賞ノミネート入りに向けてキャンペーンを展開する計画だと伝えている。
アリー/スター誕生

日本公開:2018年12月21日 レディー・ガガ主演のミュージカル。 名作映画「スタア誕生」の3度目のリメイクで、 エンタメ界を舞台にした恋愛&サクセスストーリー。 俳優としてオスカーノミネート歴3回を誇るブラッドリー・クーパーが、 監督と主演を務める。監督としてのデビュー作となる。 そして、女性の主役(ヒロイン)を、歌手レディー・ガガが演じる。 ガガの主演女優賞のノミネートも有力視されている。 オリジナル版は1938年のアカデミー賞で5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。
ビール・ストリートに口あらば(If Beale Street Could Talk)」(原題)

未定 2017年の作品賞を受賞した「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督の新作。 原作は、黒人小説家ジェイムズ・ボールドウィンの短編小説「ビール・ストリートに口あらば」。 ジェンキンスは、ムーンライトの脚本を書いていた2013年の夏に、この脚本も書いたという。 冤罪をかぶせられる黒人青年が主人公で、人種差別をテーマにしている。
ファースト・マン

 予告編→
日本公開:2019年2月8日 人類史上初めて月に降り立ったアメリカ人宇宙飛行士ニール・アームストロング氏の伝記。 「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督の新作となる。 主人公のアームストロング役は、同じくラ・ラ・ランドのライアン・ゴズリング。 チャゼル監督は、メジャーデビュー作となった「セッション」がいきなりオスカー(2015年)の作品賞にノミネート。 次作のラ・ラ・ランドでは、作品賞こそ「ムーンライト」に敗れたものの、監督賞(2017年)を受賞した。 若干33歳にしてオスカーの常連。 過去の2作品はストーリーに自伝的な要素があり、脚本も自ら手掛けていた。 今回は、ハリウッドで長年温められていた企画であり、 脚本も他の人が担当している。 天才監督がまたもや名作を世に送り出すか、注目されている。
マリー・クィーン・オブ・スコッツ(Mary, Queen of Scots)」(原題)

米国公開:2018年11月2日 16世紀のスコットランドの女王、メアリー1世(メアリー・ステュアート)の波乱に満ちた生涯を描く。 演劇の監督(演出家)として活躍する英国人女性ジョシー・ルークが監督を務める。 主演は、「レディ・バード」「ブルックリン」で主演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナン。
ビューティフル・ボーイ(Beautiful Boy)」(原題)

米国公開:2018年10月12日 息子がヒロポンという薬物の中毒になってしまった実在の父親の苦闘を描く。 全米のベストセラーとなったこの父親のノンフィクション本が原作になっている。 監督は、2014年のオスカーで外国語映画賞にノミネートされた「オーバー・ザ・ブルースカイ」 のフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン(ベルギー人)。 主演は、「フォックスキャッチャー」で主演男優賞(2015年)にノミネートされたスティーブ・カレル。
バックシート(Backseat)」(原題)

米国公開:2018年12月14日
ザ・ウーマン・オブ・マルワン(The Women of Marwen)」(原題)

米国公開:2018年11月21日
ボーイ・イレイズド(Boy Erased)」(原題)

米国公開:2018年9月28日
マイ・ライフ・オン・ザ・ロード(My Life on the Road)」(原題)